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始祖なる者、ヴァンパイアマスター25

松本乱菊は、古城に来ていた。

「はい、注文の性別転換の秘薬。それから、こっちはおまけの媚薬入りポーション」

「京楽、お前は・・・・・」

「いいじゃない、浮竹。女の子同士でするのも、気持ちよかったでしょ?」

「あら、浮竹さんを女の子にして、そのまま京楽さんが襲うのじゃないのね。京楽さんも女の子になって、二人で百合プレイするのかしら」

「ノーコメントだ」

浮竹は、赤くなりながら、京楽を殴っていた。

「じゃあ、あたしは帰るわね」

「まて、せっかく来たんだ、少しゆっくりしていけ」

「え、でも、秘薬もってきたし、あたしにもう用はないでしょ?」

「ここ最近平和すぎて、することがない。せかっく遊びにきてくれたんだ。つもる話しでもして、泊まっていけ」

「浮竹さんがそういうなら、お言葉に甘えるわ」

乱菊はそう言って、古城に泊まった。


「だからねぇ、ブラッディ・ネイは何気にいい顧客なのよ。特に媚薬系のポーションを大量に買って行ってくれるから」

「ブラッディ・ネイは・・・・・あれは、肉欲の塊だからな」

浮竹は、実の妹ブラッディ・ネイに厳しい。

そうしないといけないようなことを、ブラッディ・ネイはしてきたし、今でも浮竹を伴侶として欲しがっていた。

「今は、ブラッディ・エターナルとかいう、俺に似た少女を寵愛しているそうだ」

「それなんだけど・・・・・・」

乱菊は、言いにくそうに浮竹と京楽に話す。

「ブラッディ・ネイから聞いたんだけど、女体化した浮竹さんと男性のままの京楽さんが睦み合った時、受精した卵子を盗んで、育てたそうよ」

「・・・・・本当なのか」

「ええ」

浮竹は、頭を抱え込んだ。

「ブラッディ・ネイめ・・・・」

「浮竹、じゃあブラッディ・エターナルって子は、僕らの子になるの?」

「そうなるな。でも、ブラッディ・ネイの手で育てられたのなら、今更俺たちが本当の親だと名乗っても、なんにもならないだろう」

「そうだね。あのブラッディ・ネイの寵愛を欲しいままにして、そのまま助けを求めることもしてこないってことは、僕らの子というより、ただ僕らの子の受精した卵子を盗んだだけになるから」

浮竹も京楽も、あまりブラッディ・エターナルを助けたいとか、親として名乗りでたいとか、そいうことを言わなかった。

「ブラッディ・ネイは俺を愛しているからな。俺によく似た、自分好みの寵姫ができたのなら、深く愛するだろう。ブラッディ・ネイに愛されて、愛を返しているのなら、俺たちはブラッディ・エターナルとやらとは無縁でいたい」

「あらー。てっきり、怒って俺らの娘を返せっていうのかと思ってたのに。意外~」

「娘をもった実感がない。受精した卵子を盗んだんだろう。本当は、この世界に生まれてくる命じゃなかった。つみとるのもかわいそうだから、放置でいいと俺は思う」

「僕も、浮竹に賛成だね。娘って言われても、絶対愛せない。ブラッディ・ネイに育てられた子なんて」

乱菊は、高級ワインをぱかぱかおかわりしていく。

かなり酒に強いようで、浮竹は酔ってつぶれてしまっていた。

「あら、京楽さん、あなたもお酒つよいのね?」

「そういう乱菊ちゃんもね」

京楽は、ワインだけでなくウォッカやジンといった、アルコール度の高いものをもちだしてきた。

「どっちが強いか、飲み比べしない?」

「あら、いいわね。負けないんだから」

そうして、二人は深夜まで飲んだ。

結局最後は乱菊が酔いつぶれて、酒豪の京楽は、ゲストルームに乱菊を寝かせ、自分たちの寝室に浮竹を寝かしつけて、その隣で寝るのであった。

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「うう・・・頭いたい」

次の朝起きると、浮竹は酷い二日酔いに眉を顰めた。

「浮竹、大丈夫?」

京楽が、水をもってきて、飲ませてやった。

「あたしも頭いたーい。久しぶりに二日酔いになったわ・・・・」

「乱菊、何か効くポーションはないか?頭が痛くてどうしよもない」

「あるわよ。二日酔いにきく万能ポーション。1個金貨4枚だけど、買う?」

「金をとるのか」

「ふふふ、友達でも、お金はもらうわよ?原価がかかってるんですもの」

「ほら、金貨4枚だ」

浮竹は、金貨4枚を渡して、乱菊から二日酔いに効くポーションをもらい、それを飲んだ。

「乱菊、腕をあげたな」

薬はよく効いて、嘘のように二日酔いは消えていた。

「うふふふ。あれから更に勉強して、あたしの錬金術士の腕は金クラスからプラチナクラスまであがったの」

「すごじゃないか!」

「ありがとう、浮竹さん。全部元を正せば、師匠になってくれたあなたのお陰よ」

「乱菊ちゃん、いつかミスリルクラスになれるといいね」

京楽が、戦闘人形のメイドが作った朝食を手に、ダイニングルームで、浮竹の世話をしていた。

「うふふふ、いつ見てもあなたたち、仲いいわね。見ているだけで、こっちがお腹いっぱいになっちゃうわ」」

乱菊は、開いた胸元を直しながら、二人を見た。

「京楽、乱菊の分の朝食も頼む」

「分かってるよ。乱菊ちゃん、昨日は夕飯あまり食べずに酒盛りになったから、お腹すいてるでしょ」

「ああ、そうなのよ!お腹ぺこぺこよ!浮竹さんのとこの戦闘人形の料理の腕はピカ一だから、楽しみにしてたのに、昨日は京楽さんと飲み比べになったでしょ?」

「俺は、すぐに酔いつぶれたけどな」

「浮竹はお酒に強くないんだから、仕方ないよ」

「京楽が酒に強すぎるんだ」

3人は広いダイニングルームで、少し遅めの朝食をとった。

「そうそう、新しい服が欲しいのよね。魔女の里と周辺は田舎だから、ろくなお店がなくって。この古城って、ガイア王国でもけっこう賑わってる町が近くにあるじゃない。いろいろ買いたいから、二人とも、付き合ってくれない?」

「俺は構わないが、お前はどうする、京楽」

「浮竹が行くなら、もちろん僕もいくよ」

「世界樹の雫を売ったお金があるから、お金には困ってないのよね。それに最近は錬金術の腕も認められて、世界中に顧客がいるし。もうかって、ウハウハなの」

朝食を食べ終えて、着替えをした浮竹と京楽は、神々の谷間を強調する魅惑的な衣服を着た乱菊を連れて、町にまで繰り出した。

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「なんで、俺だけ女なんだ・・・納得がいかない」

浮竹は、京楽の手で女体化する秘薬を飲ませられて、体が女性になっていた。

「今日からしばらく、浮竹には女体化したままでいてもらうから」

「だからなんで」

「僕がそうしたいと思ったから」

「お前の考えることは、時折よくわからん」

「あら、かわいい、浮竹さん、女の子になると美人ね?元から美人だけど、拍車がかかって素敵!」

乱菊は、浮竹の腕をとって抱き着いた。

「いいねぇ女の子同士で買い物!僕は荷物を持つ係でいいよ。といっても、アイテムポケットに入れちゃうけどね」

乱菊に連れられて、ランジェリーショップに入った。

浮竹は真っ赤になっていたが、乱菊が選んだ、かわいらしいブラジャーとパンティーを買った。
ベビードールも買った。

乱菊は、無論自分のものも買うが、浮竹を着急かせ人形にできるのが楽しいのか、終始ご機嫌であった。

「なぁ、これ、胸元空きすぎてないか?あと、こっちのスカート、スリットが入りすぎだ」

「似合ってるわよ?肌が白いから、ワインレッドが似合うわね。あ、こっちの服もかわいい!あっちも、浮竹さんに似合いそうね?」

「乱菊、絶対遊んでるだろ」

「あら、いやね。楽しんでるのよ。同性の友達と、こうして衣服を買うのが、夢だったのよ?」

「俺は男だぞ」

「でも、今は女の子じゃない」

「う・・・・」

京楽は、浮竹に似合う服を次々と買って、アイテムポケットにいれていく。

「乱菊ちゃん、肝心の自分の分選ばないと」

「あらそうね。浮竹さんの衣服ばかり見てて、自分の分を買うの忘れてたわ」

乱菊はそう言って、気に入った服を次々と買っていった。

京楽のアイテムポケッとに入れると、浮竹の分とごちゃ混ぜになるので、乱菊は自分の服は自分のアイテムポケットに入れていった。

認識阻害の魔法をかけてはいるが、女の子になった浮竹と、妖艶な乱菊は目立った。特に、浮竹が目立った。

「かわいいね、彼女たち。よければ、俺たちとお茶しない?」

噴水で、休憩していた浮竹と乱菊のところに、ちゃらちゃらした3人組の男性がきた。

「あたしたち、暇じゃないの。他を当たってちょうだい」

「ひゅー、こっちの彼女かわいいーー」

「離せ!」

「ちょっと、浮竹さんに何するの!」

浮竹は、エルフに見えていたが、美貌は認識阻害の魔法をかけても隠しきれなかった。

「ちょっと、何してるんだい?」

瞳を真紅にした、京楽が、二人分の飲み物を買って現れた。

「この二人は僕の連れだよ。手を出すなら、死んでもらうけど?」

「やべぇ、こいつSランク冒険者の京楽だ!逃げろ!」

3人組は、冒険者だった。

Dランクの、駆け出しの冒険者だったが、Sランク冒険者である京楽の顔は知っていた。無論浮竹の顔も知っているのだが、今は女体化しているせいで、美しいエルフに見えた。

「浮竹も乱菊ちゃんも、怪我がない?」

「大丈夫よ。それとり浮竹さん、大丈夫?腕、きつく捕まれてたでしょ」

「大丈夫だ。それより、早く買い物を終わらせて古城に戻ろう」

「えー。さっきのはなかったことにして!もう少し、ショッピング、楽しみましょ?」

「僕がちゃんと見ておくから。乱菊ちゃんと、楽しんでおいで?」

浮竹は乱菊に連れられて、次の服屋に入り、そこでも大量に買い物するのだった。

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「今日は、このレストランで夕食をとろう」

貴族階級が出入りするレストランだった。

Sランク冒険者も出入りしていた。

ブルーのマーメイドワンピースを着た浮竹と、ワインレッドの同じ形のマーメイドワンピースを着た乱菊をエスコートして、京楽は中に入った。

個室を貸し切りにして、浮竹も京楽も乱菊も、そのレストランのメニューを食べて、満足しているようだった。

「おいしいな」

「本当に、おいいしわ。京楽さん、よくこんな場所知っているのね」

「冒険者のギルドマスターが経営に携わっているレストランだよ」

「そうなのか。気づかなかった」

「ああ、今日の浮竹は一段と美人だね」

「あたしの選んだ服、似合ってるでしょ?」

「うん、すごくいいかんじだ」

褒められて、浮竹は真っ赤になった。

ワインを呷るように飲む。

「浮竹、酔うと帰るの大変になるから、ワインはほどほどにね?」

「分かってる・・・・」

浮竹は、ワインの代わりにアルコール度の低いカクテルを注文して飲んだ。

「この味、帰ったら戦闘人形に教えておこう・・・・・」

浮竹は、一度味わったものなら、レシピなしでも戦闘人形に作らせることができた。

乱菊は、ワインをたくさん飲んだ。京楽もだ。

「酒に強いのは、羨ましい・・・・・」

「あら、あたしには酔えるほうがいいけど。強いから、酔えるようになるまでが大変なのよね」

「僕は酔ったことないから、分からないね」

3人で食事を楽しんで、古城に帰還した。

アイテムポケットから出した浮竹の女ものの服を、京楽は空いているクローゼットにしまいこんでいく。

その日は、そのまま風呂に入り、皆普通に就寝した。

次の日も、浮竹は女体化したままだった。

「たくさん服用したから、少なくともあと2日は女性のままよ?」

「京楽、お前、こうなることを知ってて・・・・」

「なんのことだろうね」

「後で、覚えてろ!」

乱菊は、2日古城に泊まって、故郷である魔女の里に戻っていった。

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京楽は、自分もまた女体化の秘薬を飲んで、女性になった。

浮竹が服を選んでいる間に買った、セクシーセーターを着て、ベッドの隅で縮こまっている浮竹の背を撫でた。

「ひゃあ!」

「そんなに緊張しないで。ああ、かわいいよ十四郎」

ベビードールを着た浮竹に、京楽はメロメロだった。

「たくさん愛してあげるからね?」

「やぁあん」

ベビードールの上から、控えめな胸を揉みしだかれて、浮竹は甘い声をあげていた。

「ああ、かわいいね、このベビードール。脱がせるのが勿体ないよ」

浮竹は、女性もののブラジャーとショーツを身に着けていた。

それを、京楽の手が脱がしていく。

「愛してるよ、十四郎」

「あ、やっ」

胸の先端に吸い付き、にじみ出る母乳を舐めた。

「やああ」

ショーツを取り去った秘所は、濡れていた。

「ああ、もうこんなに蜜を溢れさせて」

京楽は、セクシーセーターを着たまま、浮竹の秘所に舌を這わせた。

「ああ、甘いね。君の体液は甘い」

「ああん!」

秘所の中に舌をいれられた。

「あああ!」

浮竹は、女の体でいっていた。

「春水、お前も!」

浮竹は、京楽のセクシーセーターを脱がして、京楽の放漫な胸を揉んだ。

「んっ。いいよ、十四郎。その調子で」

京楽の下着をはぎとり、自分がされたように、胸に吸い付いて、秘所に舌を這わせた。

「んっ」

「春水、もっと声出して?感じてる春水の声が聞きたい」

「僕はいいから。君をいかせたい」

京楽は、浮竹の濡れた秘所に指を入れて、Gスポットをぐりぐりと刺激した。

「やああああ!!!」

ビクンと、浮竹の体が弓なりにしなった。

「や、いっちゃう、いっちゃう!」

「好きなだけいっていいよ」

陰核に舌を這わしてつまみあげると、浮竹は泣きだした。

「気持ちよすぎて怖い」

「大丈夫だから、十四郎。好きなだけいって?」

京楽は、何度も舌を秘所に這わせて、溢れ出る蜜を飲んだ。

舌で抉りながら、指も侵入させて、Gスポットをせめた。

「あああああああああ!!」

ぷしゅわあああ。

音を立てて、浮竹は潮をふいていた。

「やああ、潮、やだああ、やあああ」

「浮竹は、男の子でも女の子でも、潮をふいちゃうね?」

「やぁあ、言わないでええ」

浮竹は何度もいかされたが、まだ自分を保っていた。

「今度は、俺が春水にしてやる」

「無理はしなくて、いいからね?んあっ」

いきなりGスポットを指でぐりぐりされて、京楽は珍しく喘いだ。

「ちょ、十四郎」

「春水もきもちよくなって?せっかくお前も女なんだ。いってしまえ」

浮竹は、京楽の秘所に舌を這わせて、秘所に溢れる蜜を口にした。

「お前の体液も、甘い・・・・・」

「主である、君のせいだよ・・・・・」

ぐりぐりと、Gスポットを舌で抉ってから、浮竹の指が入ってくる。それはGスポットの天井あたりを刺激した。

「ああっ」

「春水、かわいい。もっと声聞かせて」

「十四郎・・・・・」

二人は、お互いの秘所をいじりあいながら、口づけをした。

舌を絡ませあう。

それから、一緒のタイミングで吸血した。

「あああああ!!!!」

「んくっ」

凄まじい快感に、お互いを抱きしめあっていた。

「十四郎、愛してるよ」

「あ、春水、俺も愛してる・・・・・・」

脚を交差させて、秘所と秘所をくっつけ合わせた。

そして、指でぐりぐりと刺激する。

Gスポットを互いに刺激しあいなあがら、高みにのぼっていく。

「ああああん!」

「んあっ」

快感に頭が真っ白になった。2人そろって、潮をふいていた。

そのまま、真っ白な快感の波にのまれて、二人は微睡んでいった。






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