始祖なる者、ヴァンパイアマスター46
女神オリガは、藍染の子を孕まされた。
オリガは暴れて子を流そうとするので、女神アルテナが子を藍染の寵姫に移して、1カ月で臨月を迎え、出産した寵姫は神の子である赤子の存在に耐え切れず、死んでしまった。
「オリガは、上位神イクシードとの間に子をもうけたことがあって、神の力が濃いの。その神の子なら、あの憎い神喰らいの魔神京楽と、始祖の浮竹をどうにかできるはず」
「酷い、酷いわ姉様。こんな始祖魔族との間に子供を産ませるなんて!」
「オリガ。このことを、イクシードが知ったら、なんていうでしょうね?」
「やめて姉様!イクシードにだけは、イクシードにだけは教えないで!!」
女神オリガはさめざめと泣いた。
まさか、自分の姉がこんなに醜いことをするとは思っていなかったのだ。自分には創造神イクシードの愛がある。手出しなんてできないはずと、傲慢だった。
それが仇となった。
「いい、オリガ。イクシードにこの子供のことをばらさえれたくなければ、大人言うことを聞くのよ?」
「・・・・・分かったわ、姉様」
生まれ落ちた子は、成長促進の禁断の秘術を施されて、9歳くらいになった。
女の子で、女神アリアと名付けられた。
女神アルテナが藍染との間に設けた子は魂に神格はなかったが、アリアには神格があった。
「女神アリア。何をすればいいか、分かっているわね?」
女神アルテナの言葉に、女神アリアは頷いた。
「神喰らいの魔神京楽と、その始祖浮竹を、苦しめる」
「そうよ。いってらっしゃい、かわいい私の姪」
------------------------------------------------------------------------------
「また失敗だあああ!!」
古城で、浮竹はエリクサーを作っていた。
ボンと音がして、館で爆発が起きる。京楽が念のためシールドの結界を張ってくれたおかげで、浮竹は無事だったが、京楽は自分を守ることを忘れて、髪がアフロになっていた。
「はははは、京楽、その頭!!」
手鏡を渡されて、アフロになった髪を見て。
「なんじゃこりゃああああ」
と叫ぶ京楽であった。
「もう一度チャレンジだ」
「浮竹、いい加減諦めたら?もう20回も失敗してるよ」
「確率でいうと、そろそろ成功するはずなんだ」
大金貨20万枚を費やして買ってきたエリクサーの材料は、ストックが底を尽きそうだった。
「最後は神頼みだ!」
エリクサーを調合して、見事に成功した。
「やった、成功だ!」
虹色に光輝く液体を小瓶に詰めて、浮竹は満足そうだった。
「ほら、いつまでもアフロでいるつもりか?俺の血を飲め」
「うん。いただきます」
かぷりと、首筋に噛みついて、血を飲んでいく。
「んあっ」
「浮竹、誘ってる?」
「バカ、飲みすぎだ。後で人工血液口にしないと・・・・」
今度は、浮竹は錬金術の釜に生きたマンドレイクをぶちこんで、そこにドラゴンの血、レッドスライムの粉、黄金の林檎をぶちこんで、ぐつぐつ煮ていく。
すごい匂いが漂ってきて、京楽は換気のために窓を開けた。
「ああ、この匂い長く吸っていると、髪が中毒になってモヒカンになるから気をつけろ」
浮竹は、常に自分の周りの空気を浄化する魔法を使っていた。
「それを早くいってよ・・・・」
京楽の髪は、モヒカンになっていた。
「あははははは!!!!!」
釜の中身を木の棒でかき混ぜながら、浮竹はツボにはまったのか、涙を流しながら笑っていた。
「浮竹、そこまで笑わなくても・・・・」
「あーっはっはっはっは」
「もう!」
京楽は、モヒカンになった頭のまま、釜をかき混ぜる浮竹のうなじに後ろから噛みつき、血を飲んでいく。
「あっ」
浮竹は、木の棒を手から離した。
「んっ」
京楽に血を飲まれすぎて、軽い貧血を起こす。
「お前の血を、よこせ・・・・」
今度は逆に、浮竹が京楽の血を啜った。
「甘い・・・癖になるな」
「もっと吸っていいよ。僕の血液は、全部浮竹のためにあるんだから」
「お前がしおしおになる。このくらいで止めておく」
気づけば、釜の中のものは沸騰しすぎていた。
それでも失敗ではないのが、浮竹の凄いところだった。
さすがにミスリルランクの錬金術士だった。
「浮竹、なんの薬作ってるの」
「媚薬だ」
できた液体をとろとろと小瓶にいれて、浮竹は少し恥ずかしそうにしていた。
「ブラッディ・ネイから注文された」
「へぇ・・・・」
京楽は、その小瓶を浮竹から取り上げた。
「あ、何をする!」
「君の想像通りのこと」
京楽はその小瓶の中身を口にすると、自分も少し飲み、残りを口移しで浮竹に飲ませた。
「このばかっ!」
すぐに体が熱く火照ってきて、浮竹はもじもじしだす。
「京楽・・・・・・」
唇を舐める浮竹に、京楽のほうが限界になって、その場で浮竹を押し倒していた。
「あ、や、だめ・・・」
「待てない。君を、今すぐ僕のものにする」
衣服の上からいじられて、それだけで浮竹は精を弾けさせていた。
「やああああああ!!」
「ん、敏感だね。こっちはどうかな?」
服の上から胸の先端をつまみあげられて、浮竹はびくんと体を反応させた。
「やっ」
「君の体は正直だよ?」
すにでまた勃ちあがっていたものに、衣服の下に入ってきた手で直接愛撫された。
「やあああ」
「ああ、もうこんなに濡らして」
「京楽のアホ・・・・・」
「はいはい。かわいいよ、十四郎」
浮竹の小さな抵抗を抱きとめて、京楽はローションの代わりに、ぬるついた液体の入った小瓶の中身を、手にした。
「あ、それは!!」
「どうしたの?」
「それも、媚薬だ、バカ・・・・・・」
「へえ。じゃあ、2重に乱れてくれる?」
「やあああ」
衣服を脱がしていき、完全に勃ちあがった浮竹のものに舌をはわせた。
「あ、や!」
「君のここは、嫌なんていってないけどね?」
浮竹のものを舐めあげて、先端を口に含んで亀裂に念入りに舌を這わすと、浮竹は京楽の口の中に精液を放っていた。
「あ・・・・」
それを舌で味わってから、嚥下した。
「あ・・・・」
浮竹の蕾に、ぬるついた媚薬が塗り込められていく。
「ひあっ」
その媚薬の効果なのか、浮竹はまだ指を入れたばかりなのに、オーガズムでいっていた。
「ん、いくのいつもより早くない?」
「やあああ、京楽が、それを塗り込むから・・・・あああ、京楽が欲しい。もっともっと、刺激をちょうだい」
浮竹にねだられるままに、京楽は蕾を指で解していく。
「あ、や、早く、早く春水をちょうだい!」
「今、あげるね」
貫くと、中はうねって絡みついてきた。
「あああああ!!!」
引き裂かれることに、生理的な涙を零しながら、浮竹は精を吐き出していた。
「やああ、いったのに、またいってる、やだあああ」
「十四郎、かわいいよ」
右足を肩まで担がれて、京楽は律動を開始する。
「あ、あ、あ、や!」
そのリズムに合わせて、浮竹は啼いていた。
「あ、あ、ひ、ひ、あ」
強弱をつけて、浮竹の中をぐちゃぐちゃにかき混ぜていく。
「やああ、いきたくない、いきたくない」
さっきから、ずっと浮竹はいきっぱなしだった。
少しの刺激で、精液を零しながら、オーガズムでもいっていた。
「あ、春水、もっと、もっとちょうだい」
「君の奥にあげるからね・・・・んっ」
京楽は、浮竹の胎の奥で熱を弾けさせていた。
「ああん、もっと、もっと」
淫らに足を京楽の腰に絡ませてくる浮竹に、京楽は唾をごくりと飲みこんだ。
「あ、キスして・・・・」
「僕の大切なお姫様・・・・・」
濃厚な口づけを交わしあう。
「やあ!いくの、いくのとまんない、やだあっ」
京楽が動く度に、浮竹はいっていた。
「あ、もっと・・・・・」
それでも、貪欲に京楽を求める。
「いっぱい注いであげるからね?」
「ひあう!」
ごりっと結腸の中に入ってきた京楽のものを締め付けながら、浮竹はいきまくっていた。
「やああ、ああ、頭、変になる・・・あああああ」
「僕がいるから、大丈夫だよ。愛してるよ、浮竹」
「あ、もっと、もっとお前をくれ・・・ひああああ!!」
浮竹の中に子種を注いでやる。
その瞬間も、浮竹はいっていた。
「あ、あ、やあああ、もう、いきたくない、やだ、やだあああ」
オーガズムの波に襲われて、浮竹は意識を飛ばしそうになるが、京楽の刻んでくる律動で我に返る。
「あ、あ・・・・・・」
壊れた人形のように、啼くことしかできない。
「ああ・・・んあっ」
京楽は、何度目になるかも分からない熱を、浮竹の中に注いでいた。
「あああ、もっと・・・」
もっとと欲しがる浮竹のために、疲労回復のポーションを口にした。
「もっともっと、いっぱい愛してあげるからね?」
「ん・・・・」
京楽は、休むことなく浮竹を犯した。
気づけば、太陽は沈んでいた。
「ひあう・・・・・あああ・・・・」
媚薬のせいか、まだ体の火照りが治らず、浮竹は自分の体を抱きしめた。
「さすがの僕も、もうこれ以上は相手できないよ」
10回以上は浮竹の中に精液を注ぎこんだだろうか。
床には、白い精液の水たまりができていた。
「あ、春水・・・・青い小瓶を、取ってくれ・・・・」
「はい」
青い小瓶を渡すと、かたかたと手を震わせながら、浮竹は中見を飲んだ。
「お前も飲んでおけ。媚薬が収まる・・・」
「ああ、君に吸血してあげてなかったね」
「いや!いまは、だめええええ」
浮竹の肩に噛みついて吸血した。
そのものすごい快感に支配されて、浮竹は意識を失った。
「浮竹、浮竹?」
「あ、ばかぁ!」
キスマークだらけの体を隠すように、浮竹は身を捩り、衣服を手にする。
トロトロと太ももを流れ落ちてくる京楽の精液を、衣服で拭った。
「風呂に入りたい。ベトベトだ」
「分かったよ」
京楽は浮竹を抱き上げて、館に設置されてあった小さめの風呂に入った。
「ん・・・・・」
奥に出されたものをかき出されて、浮竹はまたいきかけていた。
「や・・・この媚薬、しつこいな・・・・・」
「君が作ったんでしょ?」
「ここまでしつこいとは、思わなかった・・・・・」
京楽に髪と体を洗われて、疲労感からか、浮竹は風呂からあがると寝てしまった。
その体に寝間着を着せて、ベッドにまで運んでやり、その日は京楽も夕飯をとることもなく、就寝した。
------------------------------------------------------
浮竹は、常に自分の周りの空気を浄化する魔法を使っていた。
「それを早くいってよ・・・・」
京楽の髪は、モヒカンになっていた。
「あははははは!!!!!」
釜の中身を木の棒でかき混ぜながら、浮竹はツボにはまったのか、涙を流しながら笑っていた。
「浮竹、そこまで笑わなくても・・・・」
「あーっはっはっはっは」
「もう!」
京楽は、モヒカンになった頭のまま、釜をかき混ぜる浮竹のうなじに後ろから噛みつき、血を飲んでいく。
「あっ」
浮竹は、木の棒を手から離した。
「んっ」
京楽に血を飲まれすぎて、軽い貧血を起こす。
「お前の血を、よこせ・・・・」
今度は逆に、浮竹が京楽の血を啜った。
「甘い・・・癖になるな」
「もっと吸っていいよ。僕の血液は、全部浮竹のためにあるんだから」
「お前がしおしおになる。このくらいで止めておく」
気づけば、釜の中のものは沸騰しすぎていた。
それでも失敗ではないのが、浮竹の凄いところだった。
さすがにミスリルランクの錬金術士だった。
「浮竹、なんの薬作ってるの」
「媚薬だ」
できた液体をとろとろと小瓶にいれて、浮竹は少し恥ずかしそうにしていた。
「ブラッディ・ネイから注文された」
「へぇ・・・・」
京楽は、その小瓶を浮竹から取り上げた。
「あ、何をする!」
「君の想像通りのこと」
京楽はその小瓶の中身を口にすると、自分も少し飲み、残りを口移しで浮竹に飲ませた。
「このばかっ!」
すぐに体が熱く火照ってきて、浮竹はもじもじしだす。
「京楽・・・・・・」
唇を舐める浮竹に、京楽のほうが限界になって、その場で浮竹を押し倒していた。
「あ、や、だめ・・・」
「待てない。君を、今すぐ僕のものにする」
衣服の上からいじられて、それだけで浮竹は精を弾けさせていた。
「やああああああ!!」
「ん、敏感だね。こっちはどうかな?」
服の上から胸の先端をつまみあげられて、浮竹はびくんと体を反応させた。
「やっ」
「君の体は正直だよ?」
すにでまた勃ちあがっていたものに、衣服の下に入ってきた手で直接愛撫された。
「やあああ」
「ああ、もうこんなに濡らして」
「京楽のアホ・・・・・」
「はいはい。かわいいよ、十四郎」
浮竹の小さな抵抗を抱きとめて、京楽はローションの代わりに、ぬるついた液体の入った小瓶の中身を、手にした。
「あ、それは!!」
「どうしたの?」
「それも、媚薬だ、バカ・・・・・・」
「へえ。じゃあ、2重に乱れてくれる?」
「やあああ」
衣服を脱がしていき、完全に勃ちあがった浮竹のものに舌をはわせた。
「あ、や!」
「君のここは、嫌なんていってないけどね?」
浮竹のものを舐めあげて、先端を口に含んで亀裂に念入りに舌を這わすと、浮竹は京楽の口の中に精液を放っていた。
「あ・・・・」
それを舌で味わってから、嚥下した。
「あ・・・・」
浮竹の蕾に、ぬるついた媚薬が塗り込められていく。
「ひあっ」
その媚薬の効果なのか、浮竹はまだ指を入れたばかりなのに、オーガズムでいっていた。
「ん、いくのいつもより早くない?」
「やあああ、京楽が、それを塗り込むから・・・・あああ、京楽が欲しい。もっともっと、刺激をちょうだい」
浮竹にねだられるままに、京楽は蕾を指で解していく。
「あ、や、早く、早く春水をちょうだい!」
「今、あげるね」
貫くと、中はうねって絡みついてきた。
「あああああ!!!」
引き裂かれることに、生理的な涙を零しながら、浮竹は精を吐き出していた。
「やああ、いったのに、またいってる、やだあああ」
「十四郎、かわいいよ」
右足を肩まで担がれて、京楽は律動を開始する。
「あ、あ、あ、や!」
そのリズムに合わせて、浮竹は啼いていた。
「あ、あ、ひ、ひ、あ」
強弱をつけて、浮竹の中をぐちゃぐちゃにかき混ぜていく。
「やああ、いきたくない、いきたくない」
さっきから、ずっと浮竹はいきっぱなしだった。
少しの刺激で、精液を零しながら、オーガズムでもいっていた。
「あ、春水、もっと、もっとちょうだい」
「君の奥にあげるからね・・・・んっ」
京楽は、浮竹の胎の奥で熱を弾けさせていた。
「ああん、もっと、もっと」
淫らに足を京楽の腰に絡ませてくる浮竹に、京楽は唾をごくりと飲みこんだ。
「あ、キスして・・・・」
「僕の大切なお姫様・・・・・」
濃厚な口づけを交わしあう。
「やあ!いくの、いくのとまんない、やだあっ」
京楽が動く度に、浮竹はいっていた。
「あ、もっと・・・・・」
それでも、貪欲に京楽を求める。
「いっぱい注いであげるからね?」
「ひあう!」
ごりっと結腸の中に入ってきた京楽のものを締め付けながら、浮竹はいきまくっていた。
「やああ、ああ、頭、変になる・・・あああああ」
「僕がいるから、大丈夫だよ。愛してるよ、浮竹」
「あ、もっと、もっとお前をくれ・・・ひああああ!!」
浮竹の中に子種を注いでやる。
その瞬間も、浮竹はいっていた。
「あ、あ、やあああ、もう、いきたくない、やだ、やだあああ」
オーガズムの波に襲われて、浮竹は意識を飛ばしそうになるが、京楽の刻んでくる律動で我に返る。
「あ、あ・・・・・・」
壊れた人形のように、啼くことしかできない。
「ああ・・・んあっ」
京楽は、何度目になるかも分からない熱を、浮竹の中に注いでいた。
「あああ、もっと・・・」
もっとと欲しがる浮竹のために、疲労回復のポーションを口にした。
「もっともっと、いっぱい愛してあげるからね?」
「ん・・・・」
京楽は、休むことなく浮竹を犯した。
気づけば、太陽は沈んでいた。
「ひあう・・・・・あああ・・・・」
媚薬のせいか、まだ体の火照りが治らず、浮竹は自分の体を抱きしめた。
「さすがの僕も、もうこれ以上は相手できないよ」
10回以上は浮竹の中に精液を注ぎこんだだろうか。
床には、白い精液の水たまりができていた。
「あ、春水・・・・青い小瓶を、取ってくれ・・・・」
「はい」
青い小瓶を渡すと、かたかたと手を震わせながら、浮竹は中見を飲んだ。
「お前も飲んでおけ。媚薬が収まる・・・」
「ああ、君に吸血してあげてなかったね」
「いや!いまは、だめええええ」
浮竹の肩に噛みついて吸血した。
そのものすごい快感に支配されて、浮竹は意識を失った。
「浮竹、浮竹?」
「あ、ばかぁ!」
キスマークだらけの体を隠すように、浮竹は身を捩り、衣服を手にする。
トロトロと太ももを流れ落ちてくる京楽の精液を、衣服で拭った。
「風呂に入りたい。ベトベトだ」
「分かったよ」
京楽は浮竹を抱き上げて、館に設置されてあった小さめの風呂に入った。
「ん・・・・・」
奥に出されたものをかき出されて、浮竹はまたいきかけていた。
「や・・・この媚薬、しつこいな・・・・・」
「君が作ったんでしょ?」
「ここまでしつこいとは、思わなかった・・・・・」
京楽に髪と体を洗われて、疲労感からか、浮竹は風呂からあがると寝てしまった。
その体に寝間着を着せて、ベッドにまで運んでやり、その日は京楽も夕飯をとることもなく、就寝した。
------------------------------------------------------
次の日も、浮竹は何やら怪しげな薬を作っていた。
生きたマンドレイクをぶちこみ、ドラゴンの血に、とかげ、毒蜘蛛、蝙蝠の羽をいれて、更にいくつかのものを混ぜて煮込んでいく。
「今日は、何を作っているの?」
「飲んだ者を、子猫にする薬」
「へぇ。持続時間は?」
「3日だ」
「僕が飲んでみてもいい?」
「かわいくないと思うからやめとけ」
「じゃあ、一緒に飲もう!」
「あ、こら、京楽!」
京楽は、薬の入った小瓶を口にすると、浮竹にも飲ませた。
「にゃああ」
「ふしゃああああああ!!」
浮竹は子猫になって、怒って毛を逆立てていた。
「にゃああん(元に戻る方法は?)」
「にゃあ(あの赤い小瓶の中だ」
「にゃああ(この体じゃ、届きそうにないね」
浮竹と京楽は、館を飛び出して古城を抜け出すと、アラルの町の隅にある、猫の魔女乱菊のところにきていた。
「にゃああああああ」
「にゃあああああん」
「あら、可愛い子たちって・・・・・浮竹さんに京楽さん?」
「にゃああ」
「にゃおん」
「そう、元に戻りたいのね。少し待っていて、薬とってくるから」
浮竹と京楽は、しばしの間子猫の体で遊びあった。乱菊は猫の魔女なので、庭に猫用の遊びグッズが追いてあり、二人は子猫姿のまま、はしゃいだ。
「ほら、これが薬の効果を中和する薬よ。それにしても・・・・かわいい~~~~~」
もっふもふにされて、浮竹と京楽は、浅い更に入れられた中和剤を飲んだ。
「これで元に戻って・・・・・って、猫耳と尻尾がそのままだな」
「しばらくしたら、消えるわよ?」
「乱菊ちゃん、カメラない、カメラ!」
「あるわよ」
京楽はなぜか普通に戻っていた。
「写真とろう、浮竹」
「いやだ」
「そう言わずに」
「仕方ない。1枚だけだぞ?」
「愛してるよ、浮竹!」
乱菊も一緒になって、3人でカメラに映った。
「ああ、これ僕の宝物にする」
「大袈裟なやつだな」
「昨日が昨日だからね。その君の姿を抱けない僕の心を察してやって」
「あら、昨日お盛んだったの。道理で、キスマークがいっぱいつてるわけね」
「わあああ!!!」
浮竹は慌てて首元を隠すが、後の祭りだった。
「京楽、後で覚えてろ・・・・・・・」
------------------------------------------------
「ここが、始祖浮竹と神喰らいの魔神京楽の古城・・・・・・」
侵入者である女神アリアは、古城の中に誰もいないので、古城に火をつけた。
「アハハハハ、全て燃えてしまえ!」
「何をしている!」
そこに戻ってきた浮竹と京楽が、つけられて燃え盛る部屋に水の魔法で鎮火させていく。
「お前が、神喰らいの魔神京楽・・・・・私は女神アリア。私が生きるために、傷ついてボロボロになって?」
「まだ子供じゃないか!女神アリアだと!女神アルテナの子供か!」
「違う。私の母様は、女神オリガ」
「どのみち、藍染の子供だろうが!」
「そう。父様に認められるために、あなたたちを、苦しめるの」
アリアは女神だけあって、膨大な魔力を有していたが、そんなこと京楽の知ったことじゃなかった。
「そっちが始祖浮竹ね・・・猫耳と猫尻尾はやせて、油断を誘うつもりでしょうが、そうはいかないわ!」
「いや、これはただの薬の副作用・・・・ええい、どうでもいい。ゴッドフェニックス!」
「ゴッドフェンリル!」
浮竹が放った炎の不死鳥は、氷の魔狼に相殺されてしまった。
「カイザーフェニックス!」
「ゴッドフェンリル!」
「エターナルフェニックス!」
「ゴッドフェンリル・・・・きゃああああああ!!」
火力を増していく浮竹の炎を相殺できなくなって、女神アリアは悲鳴をあげた。
「雷の精霊王アレキサンダーよ。来たれ、サンダータイガー、ライデン、ボルト、ステラ!交じりあいて神の裁きとせよ!エターナルサンダーフォース!!」
京楽は、この前契約した雷の精霊王の名を呼び、外に4種の雷の精霊を呼び出して、合体させた魔法を放った。
「きゃああああああああ!!!」
女神アリアを、凄まじい雷の力が引き裂いていく。
「いやあああ、カウンターマジックシールド!!」
雷を反射されて、それは京楽の体を貫いた。
「はぁはぁ。どうよ、見たかしら、これぞ神の力よ!」
「この程度が、神の力だって?」
京楽の傍には、雷の精霊王がいて、反射された魔法は全て雷の精霊王が吸収してしまった。
「返すよ、君に。エターナルサンダーフォース!」
「いやあああああ!!!!」
女神アリアは黒こげになった。
それでもなお動こうとする。
「私は女神・・・・女神アリアよ!キュアサークル!」
回復の魔法をかけようとして、その胸を貫く魔剣ラグナロクを見ていた。
「キュア…サークル・・・・」
ぽっ、ぽっ、ぽっ。
灯っていく命の火を、京楽の魔法が上書きしていく。
「フレアサークル」
ぽっ、ぽっ、ぽっ。
青白い炎を生み出しながら、キュアサークルの邪魔をした。
それでも体をなんとか動かせるようになった女神アリアは、ざっと京楽と距離をとった。
「俺を忘れてもらっては、困るな?エターナルアイシクルワールド!!」
氷の禁呪の魔法を受けて、女神アリアは封印されていく。
「その魂、もらうよ?」
「いやあああああああ!!!この神喰らいの魔神めええええ!!」
魔神の能力で、女神アリアの魂に食らいつき、残滓が残らないほどに食った。
「あああ・・・・・・」
「浮竹、それは魂のないただの肉の器だよ。もやしてしまおう」
「「エターナルフェニックス」」
それは氷の禁呪も溶かして、女神アリアの体を灰と変えていく。
「京楽、ぶっそうなあだ名がついたな。神喰らいの魔神だとさ」
「そんなにしょっちゅう、神の魂を食っているわけじゃあ、ないんだけどね」
「ふふ。神喰らいか。俺は気に入ったぞ?」
「じゃあ、僕も今度から敵にはそう名乗るようにするよ」
二人は、破壊してしまった古城を見た。
「恋次クンを呼んで、時間回帰の魔法、また使ってもらおうか」
「恋次君には、報酬をはずめば、喜んできてくれるだろう」
よくドラゴンブレスで白哉の着ている服をだめにする恋次には、棚から牡丹餅の話であるだろう。
こうして、女神アリアは滅んだ。
--------------------------------------------------------------
「女神アリアが滅んだようね?」
「あああ、私の子が・・・・」
女神オリガは、孕まされたとはいえ自分の子の死を嘆いた。
「女神オリガ。こうなったら、次の藍染様との子を合体させるわよ」
「いやあああ、私はもう藍染の子なんて孕みたくない!」
「言うことを聞かないと、創造神イクシードに全てをばらすわよ?」
「それもいやあああ」
そうして、藍染の子種を子宮に注がれて、女神オリガは妊娠した。同時に女神アルテナも妊娠した。
1カ月で臨月となり、二人は子を産んだ。
神格のある男の神と、神格のない男の子が生まれた。
女神アルテナは、二人の赤子を1つの試験官に入れて、合体させた。
上位神ではないが、そこそこのクラスの神が生まれ落ちた。試験官の中で、子供はすくすくと猛スピードで育っていく。
生まれ落ちて3カ月経つ頃には、15歳まで成長していた。
「あなたの名前は・・・何がいいかしら?」
「僕の名前はリン。リン・フォン・ハルザード。貴族だ」
「神の貴族。面白いわね」
「ああああ・・・許して、イクシード・・・・」
我が子のなれの葉てに、女神オリガは涙を零した。
「泣かないで、オリガ母様」
「リン・・・・・・」
「アルテナ母様。僕は神の貴族。希少なる存在」
「ええ、そうね。神の貴族は希少だもの」
藍染は、リンを忌々しそうに見ていた。
「神は、私だ・・・・・・・」
その言葉は、リンの笑い声にかき消された。
「父様。父様は始祖魔族だけど、神じゃないよ。あははははは!」
ぐしゃり。
リンの頭を、藍染は怒りのあまり潰していた。
「酷いなぁ、父様。僕は神だから、この程度じゃ死なないよ」
「素晴らしいわ、リン。始祖ヴァンパイア浮竹と、神喰らいの魔神京楽を滅ぼすのよ。ほほほほほほほほ!!」
女神アルテナの高笑いが、ずっと木霊すのであった。
生きたマンドレイクをぶちこみ、ドラゴンの血に、とかげ、毒蜘蛛、蝙蝠の羽をいれて、更にいくつかのものを混ぜて煮込んでいく。
「今日は、何を作っているの?」
「飲んだ者を、子猫にする薬」
「へぇ。持続時間は?」
「3日だ」
「僕が飲んでみてもいい?」
「かわいくないと思うからやめとけ」
「じゃあ、一緒に飲もう!」
「あ、こら、京楽!」
京楽は、薬の入った小瓶を口にすると、浮竹にも飲ませた。
「にゃああ」
「ふしゃああああああ!!」
浮竹は子猫になって、怒って毛を逆立てていた。
「にゃああん(元に戻る方法は?)」
「にゃあ(あの赤い小瓶の中だ」
「にゃああ(この体じゃ、届きそうにないね」
浮竹と京楽は、館を飛び出して古城を抜け出すと、アラルの町の隅にある、猫の魔女乱菊のところにきていた。
「にゃああああああ」
「にゃあああああん」
「あら、可愛い子たちって・・・・・浮竹さんに京楽さん?」
「にゃああ」
「にゃおん」
「そう、元に戻りたいのね。少し待っていて、薬とってくるから」
浮竹と京楽は、しばしの間子猫の体で遊びあった。乱菊は猫の魔女なので、庭に猫用の遊びグッズが追いてあり、二人は子猫姿のまま、はしゃいだ。
「ほら、これが薬の効果を中和する薬よ。それにしても・・・・かわいい~~~~~」
もっふもふにされて、浮竹と京楽は、浅い更に入れられた中和剤を飲んだ。
「これで元に戻って・・・・・って、猫耳と尻尾がそのままだな」
「しばらくしたら、消えるわよ?」
「乱菊ちゃん、カメラない、カメラ!」
「あるわよ」
京楽はなぜか普通に戻っていた。
「写真とろう、浮竹」
「いやだ」
「そう言わずに」
「仕方ない。1枚だけだぞ?」
「愛してるよ、浮竹!」
乱菊も一緒になって、3人でカメラに映った。
「ああ、これ僕の宝物にする」
「大袈裟なやつだな」
「昨日が昨日だからね。その君の姿を抱けない僕の心を察してやって」
「あら、昨日お盛んだったの。道理で、キスマークがいっぱいつてるわけね」
「わあああ!!!」
浮竹は慌てて首元を隠すが、後の祭りだった。
「京楽、後で覚えてろ・・・・・・・」
------------------------------------------------
「ここが、始祖浮竹と神喰らいの魔神京楽の古城・・・・・・」
侵入者である女神アリアは、古城の中に誰もいないので、古城に火をつけた。
「アハハハハ、全て燃えてしまえ!」
「何をしている!」
そこに戻ってきた浮竹と京楽が、つけられて燃え盛る部屋に水の魔法で鎮火させていく。
「お前が、神喰らいの魔神京楽・・・・・私は女神アリア。私が生きるために、傷ついてボロボロになって?」
「まだ子供じゃないか!女神アリアだと!女神アルテナの子供か!」
「違う。私の母様は、女神オリガ」
「どのみち、藍染の子供だろうが!」
「そう。父様に認められるために、あなたたちを、苦しめるの」
アリアは女神だけあって、膨大な魔力を有していたが、そんなこと京楽の知ったことじゃなかった。
「そっちが始祖浮竹ね・・・猫耳と猫尻尾はやせて、油断を誘うつもりでしょうが、そうはいかないわ!」
「いや、これはただの薬の副作用・・・・ええい、どうでもいい。ゴッドフェニックス!」
「ゴッドフェンリル!」
浮竹が放った炎の不死鳥は、氷の魔狼に相殺されてしまった。
「カイザーフェニックス!」
「ゴッドフェンリル!」
「エターナルフェニックス!」
「ゴッドフェンリル・・・・きゃああああああ!!」
火力を増していく浮竹の炎を相殺できなくなって、女神アリアは悲鳴をあげた。
「雷の精霊王アレキサンダーよ。来たれ、サンダータイガー、ライデン、ボルト、ステラ!交じりあいて神の裁きとせよ!エターナルサンダーフォース!!」
京楽は、この前契約した雷の精霊王の名を呼び、外に4種の雷の精霊を呼び出して、合体させた魔法を放った。
「きゃああああああああ!!!」
女神アリアを、凄まじい雷の力が引き裂いていく。
「いやあああ、カウンターマジックシールド!!」
雷を反射されて、それは京楽の体を貫いた。
「はぁはぁ。どうよ、見たかしら、これぞ神の力よ!」
「この程度が、神の力だって?」
京楽の傍には、雷の精霊王がいて、反射された魔法は全て雷の精霊王が吸収してしまった。
「返すよ、君に。エターナルサンダーフォース!」
「いやあああああ!!!!」
女神アリアは黒こげになった。
それでもなお動こうとする。
「私は女神・・・・女神アリアよ!キュアサークル!」
回復の魔法をかけようとして、その胸を貫く魔剣ラグナロクを見ていた。
「キュア…サークル・・・・」
ぽっ、ぽっ、ぽっ。
灯っていく命の火を、京楽の魔法が上書きしていく。
「フレアサークル」
ぽっ、ぽっ、ぽっ。
青白い炎を生み出しながら、キュアサークルの邪魔をした。
それでも体をなんとか動かせるようになった女神アリアは、ざっと京楽と距離をとった。
「俺を忘れてもらっては、困るな?エターナルアイシクルワールド!!」
氷の禁呪の魔法を受けて、女神アリアは封印されていく。
「その魂、もらうよ?」
「いやあああああああ!!!この神喰らいの魔神めええええ!!」
魔神の能力で、女神アリアの魂に食らいつき、残滓が残らないほどに食った。
「あああ・・・・・・」
「浮竹、それは魂のないただの肉の器だよ。もやしてしまおう」
「「エターナルフェニックス」」
それは氷の禁呪も溶かして、女神アリアの体を灰と変えていく。
「京楽、ぶっそうなあだ名がついたな。神喰らいの魔神だとさ」
「そんなにしょっちゅう、神の魂を食っているわけじゃあ、ないんだけどね」
「ふふ。神喰らいか。俺は気に入ったぞ?」
「じゃあ、僕も今度から敵にはそう名乗るようにするよ」
二人は、破壊してしまった古城を見た。
「恋次クンを呼んで、時間回帰の魔法、また使ってもらおうか」
「恋次君には、報酬をはずめば、喜んできてくれるだろう」
よくドラゴンブレスで白哉の着ている服をだめにする恋次には、棚から牡丹餅の話であるだろう。
こうして、女神アリアは滅んだ。
--------------------------------------------------------------
「女神アリアが滅んだようね?」
「あああ、私の子が・・・・」
女神オリガは、孕まされたとはいえ自分の子の死を嘆いた。
「女神オリガ。こうなったら、次の藍染様との子を合体させるわよ」
「いやあああ、私はもう藍染の子なんて孕みたくない!」
「言うことを聞かないと、創造神イクシードに全てをばらすわよ?」
「それもいやあああ」
そうして、藍染の子種を子宮に注がれて、女神オリガは妊娠した。同時に女神アルテナも妊娠した。
1カ月で臨月となり、二人は子を産んだ。
神格のある男の神と、神格のない男の子が生まれた。
女神アルテナは、二人の赤子を1つの試験官に入れて、合体させた。
上位神ではないが、そこそこのクラスの神が生まれ落ちた。試験官の中で、子供はすくすくと猛スピードで育っていく。
生まれ落ちて3カ月経つ頃には、15歳まで成長していた。
「あなたの名前は・・・何がいいかしら?」
「僕の名前はリン。リン・フォン・ハルザード。貴族だ」
「神の貴族。面白いわね」
「ああああ・・・許して、イクシード・・・・」
我が子のなれの葉てに、女神オリガは涙を零した。
「泣かないで、オリガ母様」
「リン・・・・・・」
「アルテナ母様。僕は神の貴族。希少なる存在」
「ええ、そうね。神の貴族は希少だもの」
藍染は、リンを忌々しそうに見ていた。
「神は、私だ・・・・・・・」
その言葉は、リンの笑い声にかき消された。
「父様。父様は始祖魔族だけど、神じゃないよ。あははははは!」
ぐしゃり。
リンの頭を、藍染は怒りのあまり潰していた。
「酷いなぁ、父様。僕は神だから、この程度じゃ死なないよ」
「素晴らしいわ、リン。始祖ヴァンパイア浮竹と、神喰らいの魔神京楽を滅ぼすのよ。ほほほほほほほほ!!」
女神アルテナの高笑いが、ずっと木霊すのであった。
PR
- トラックバックURLはこちら