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桜のあやかしと共に97

彼岸花の精霊の浮竹と鴆の京楽は、いつものように京楽のマンションに遊びに来ていた。

『うまいきのこがあってな。味噌汁にしてもってきたんだ。食べてくれ』

『ちょっと、浮竹、それって』

『しーーー』

彼岸花の精霊の浮竹は、森でとれた媚薬と精力剤の効果のあるきのこを、そのままの形では食べてくれないだろうと、刻んで味噌汁にいれて、他の具もいれてわからないようにしてもってきた。

彼岸花の精霊の浮竹と鴆の京楽は、そのきのこのせいで、彼岸花の精霊の浮竹が根を上げるくらい、しっぽりしまくった。

そのしっぽりしまくりを、桜の王である浮竹と桜鬼の京楽にも味わわせてやろうという、悪戯心からきていた。

「ん・・・・なんか変なきのこだな?色がすごい」

そう言いながらも、浮竹は味噌汁を食べた。

もちろん、京楽も食べた。

「ん・・・・・体が熱い」

浮竹は不調を訴える。

「大丈夫、十四郎・・・・って、ボクも体が熱い。彼岸花の精霊の浮竹、味噌汁に何か入れた?浮竹みたいに」

よく、浮竹は変な薬を作っては周囲に飲ませていた。

『ふふふふふ。俺たちは帰るから、好きなだけしっぽりしてくれ』

『浮竹、やりすぎだよ。一応解毒剤、ここにおいていくね?ただし、飲んで2時間以上しないときかないから注意ね』

二人は、住処の裏山の洞窟に戻ってしまった。

「どうする」

「どうするって、しっぽりするしかないんじゃない?」

「はぁはぁ・・・・春水、お前が今すぐほしい」

きのこの効果がきいてきて、浮竹の頭にはやること、しっぽりすることしかなかった。

対して、京楽はやや余裕をもっていた。

「ここリビングだよ。寝室に行こう」

「待てない。ここでいい。結界をはる」

家には白哉が自室でいたので、結界をはった。

「春水、はやく俺の奥で子種を注げ」

浮竹は、京楽の衣服を脱がしていく。

京楽は、浮竹の衣服を上の服は着たままにさせた。

「んあっ」

いきなり口淫されて、浮竹が床の上で乱れる。

「十四郎、熱いね。ボクも熱いけど、なんか少し余裕がある。少量しか口にしなかったせいかな」

「ああああ、待てない。早く、春水、早くううう」

身をくねらせる浮竹は、淫靡で妖艶だった。

「ローションもってこないと」

「早くもってこい」

「はいはい」

京楽がローションをとりにいっている間に、浮竹は我慢できずに自分のものをしごいて、口淫でまだいっていなかったので、精液を吐き出していた。

「あん、足りない。春水、はやくうう」

「待たせたね十四郎・・・・自分でいじちゃったの?」

「だって、春水がこないから」

「淫乱な子だねぇ」

後ろ向きにされて、尻を叩かれれる。

「ひゃん!」

それすら快感となって、浮竹は京楽にねだった。

「早く、春水ので俺を貫いて、奥を抉ってえええ」

「仕方ない子だね。指入れるよ?」

「あん、指なんていいから今すぐほしい」

「だーめ。ちゃんと解さないと、ローション使っても痛いからね。ボクは十四郎には痛い思いはしてほしくないんだよ。うわぁ、もう3本も飲み込んでる」

「んあああ、そこ、いい。もっとおおお」

「ここかい?」

前立腺がある部分を指で押すと、浮竹はびくんと体をはねさせていっていた。

「ひあああん、いくううう」

「まだ、挿入れてもいないし、奥に子種だしてないよ?何回いくつもり?」

「んんん、知らない。体が熱くなくなるまで?」

浮竹が答えると、京楽は指を引きぬいて、後ろから浮竹を貫いた。

「ひゃあああん!!大きいの、入ってきたああ!!奥にザーメンたっぷり注いで?」

「はしたない子だね」

また、軽く尻をはたくと、浮竹はいっていた。

「やあああん、痛いけど気持ちいいいい」

「淫乱な上に、お尻叩かれていくなんて、変態だね」

「やあああん、そんなこと言わないでえええ」

京楽は、浮竹の奥を抉る。

「ひゃああああん!いくうううう」

京楽は、またぴしゃりと浮竹の尻を叩く。

「いくうう!!!」

「くっ、締め付けがすごいね。お望み通り、精液を奥に注いであげる」

「ああああん、春水のザーメンびゅるびゅる奥に出てるううう。とまんないいい。俺もいくのとまんないいい」

京楽は、一度引き抜くと、正常位になって浮竹を犯す。

「んんん、キスして、春水」

「はいはい」

舌が絡まるキスをして、浮竹はうっとりと恍惚になる。

京楽はぞくぞくした。

この美しい生き物は、自分の下でしか乱れない、

前は彼岸花の精霊の浮竹と指でいじりあっていたりもしたが、浮気だとおしおきしてからしなくなった。

「愛してるよ、十四郎」

「あ、俺も愛してる、春水。だから、もっと子種ちょうだい」

浮竹は、京楽の腰を足ではさみこむ。

「ふふふ・・・・」

「あー、これはボクが反対に絞りつくされるね」

「ああん、奥、かきまぜてええぇぇ」

言われた通りにすると、浮竹は弓なりに背をしならせて、大きくいきながら潮をふく。

「ああああ、おもらししちゃうううう!とまんないいいいい!!」

潮はしばらくふいていたが、直に止まった。

かわりに白濁した、精液が溢れてくる。

「ああん、いったばかりなのに、また出るううう。春水、奥にザーメン出してええ」

浮竹の望み通り、京楽は浮竹の胎の奥の奥で子種をはじけさせる。

それを何度か繰り返すと、さすがの京楽ももう出なかった。

「ああ、まだ足りない。ザーメンもっとほしいいい」

「簡便してよ。もう出ないよ」

「いやあああ、じゃあ指でいじっってええ」

言われたとおりに、浮竹の敏感な場所を指でいりじまくって、京楽の精液が尽きて1時間以上してから、浮竹は満足して、精液の滴る床を京楽にふかせた。

「今日の君はすごいね。淫乱もいいとこだよ」

「むう、きのこのせいだ。今日のことは忘れろ」

浮竹は、全て終わって数時間してから、顔を赤くしながら、京楽の入れてくれたアールグレイの紅茶を飲む。

「京楽、お前も飲むか?」

「うん、いただくよ」

浮竹が入れた紅茶を京楽が飲むと、京楽は3歳くらいに縮んでいた。

「ちょっと、また縮ませて、何がしたいの!」

「京楽を思いっきり愛でる!」

「きききき、これは好都合なり。京楽春水、桜鬼神よ、藍染様の大いなる魔神としての誕生の贄になってもらおうか!」

「うわぁ!」

「窮鼠か!京楽を返せ!」

「きききき、返してほしくば藍染様にひれ伏すがいい。生贄として、もらっていくぞ!」

窮鼠が現れて、3歳の京楽をさらっていく。

「京楽!!!」

「十四郎!!!」

3歳の京楽は、窮鼠に連れ去られるのであった。

「まってろ、京楽。すぐに救い出してやるからな」

浮竹は静かに怒っていた。窮鼠に、どこにいるのか分かるように、京楽をさらわれる前に、桜の花びらをつけておいた。

「念のため、彼岸花の精霊の俺と鴆の京楽の力も借りるか」

しばらくは3歳児だが、5時間もすればもとに戻る。

きっと、敵側はずっと小さいままだと油断しているであろう。魔神になった藍染と、桜の花神の力は互角。

浮竹は、彼岸花の精霊の浮竹と鴆の京楽の力も借りて、桜の花びらの位置で、商店街に京楽がいることを知る。

「助けに行こう。藍染と戦闘もありえるが、大丈夫か?」

『もちろんだ』

『早く、助け出してあげよう』

鴆の京楽は、念のために縮んだ薬の解毒剤をもってきていた。





「さぁ,偉大なる藍染様の贄になれるのだ。きききき、嬉しがれ」

「あのさぁ。アホじゃないの?窮鼠ごときが、たとえ3歳でも、桜鬼神と互角に渡り合えるとでも?」

「ききき、俺は藍染様から魔神ユーハバッハの核の一部から作り出した魔王の種をもらっている。そっちこそ、ただの窮鼠だと侮るなよ。ききききき」




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