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小説掲載プログ
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浮竹が京楽で、京楽が浮竹にいれかわった?

「じゃあ、僕はいくから」

「あ、ちょっと待て京楽!」

「なんだい?」

ゴン!

振り返って数歩足を進めた京楽と、そのまま真っすぐ向かって進んだ浮竹は、頭をぶつけあった

「あいたたたた」

「いたい」

浮竹があいたたたといい、京楽がいたいと言った。

「「え!?」」

浮竹は自分の体を見る。体は巨躯で、鍛え上げられており、頭に笠を被っていた、女ものの派手な打掛を羽織り、煙管煙草をしていた。

「ええええ!」

「どうなってるんだいこれ」

京楽が自分の体を見る。華奢にみえる細い手足。肌の色はぬけるように白く、長い白髪がさらさと零れ落ちる。体はしなやかな筋肉がのっているが、基本的に細い。

「「中身が入れ替わった!?」」

「おい京楽、その体は俺のものだ。中身は京楽なのか!?」

「そういう浮竹も、その体は僕のものだ。中身は浮竹なのかい!?」

二人してパニックになる。

30分程して落ち着いて、向かい合って茶を飲んだ。

「もう一度、頭をぶつければ元にもどるんじゃないかい」

「俺もそう思った」

そしで、ごちっと頭をぶつけあう。

何も起こらなかった。

「いたたた」

「痛い」

二人は、仕方なく涅隊長の元へいった。


「はぁ?中身が入れ替わった?そんなこと、私の知ったことではないのだヨ。本当に中身がいれかわっているとしたら、よい実験材料に・・・・・・」

最後まで言わせず、二人は走って逃げた。

その次に二人が訪れたのは4番隊。卯ノ花に事情を説明すると、魂がどうのこうの言い出されて、ちんぷんかんぷんだった。

「ようは、衝撃で互いの魂魄が入れ替わったのでしょう。時が経てば元に戻るでしょう」

「ほんとかな?」

「どうだろう?」

「私の言葉を疑うのですか?」

にこにこしているが、背後にどす黒いオーラが見えた。二人して汗をだらだらかいて、にっこりと微笑む卯ノ花が怖かった。

「分かった。じゃあ、いつも通り過ごしていることにするよ」

「俺もだ」

二人は、脱兎のごとく逃げ出した。

雨乾堂に帰り、京楽に浮竹の体のまま8番隊に帰らないように言う。

「俺も雨乾堂にいることにする。数日は泊まっても、いつものことだから大丈夫だろう」

京楽の体の浮竹は、自分の体のでかさにちょっとびびっていた。

「それにしても、京楽の体はでかいな」

「浮竹の体は細いね。ちゃんと食べてる?」

お互いの体を触りあっていると、なぜかたった。

「どういうことだ、これは!」

「あれかな。精神は違うけど、体が反応しているってやつ」

「どうする」

「どうするって、抜くしかないでしょ」

「風呂場で?」

「今ここで」

「ええっ」

京楽は、浮竹の体のまま股間をまさぐりだして、浮竹が声をあげる。

「おい」

「お互いの体じゃあ混じり合うのは無理しょ。手伝うから、抜きあおう」

「仕方ない・・・・」

一度熱をもってしまったものは、なかなか収まってくれない。

浮竹も、京楽の体のままで一物をしごきだした。

「なんか、すごいエロい。浮竹の体」

「そういう京楽の体もエロい。なんなんだ、この大きさ」

二人で、花茎をすりあわせ、ぐちゃぐちゃと音をたてていじる。

浮竹が熱をだしたりして長いこと睦みあえずに、溜まりに溜まった時はそうして抜いていた。

「んっ・・・・いいね、浮竹の体感度がいい」

「京楽の体は、んあっ」

「浮竹、僕の体であえがないで。みっともないから」

「そう言われても・・・ひうっ」

お互い、ぐちゃぐちゃになるまですりあげて、二度ほどいった時、体の異常が消えた。

「あれ、俺の体に戻ってる・・・」

「僕もだ・・・・・・」

でも、まだ熱の余韻が残っていた。

「浮竹・・・・・」

「京楽・・・・」

そのまま、畳の上で倒れこんだ。

「やっぱり、これがしっくりくるね」

浮竹を押し倒して、京楽が口づける。

「自分の顔にキスなんてできないからな」

浮竹は、京楽の体をかき抱いた。

「あっ」

京楽が、懐から潤滑油を取り出す。

「お前、いつもそんなもの持ち歩いているのかっ」

飽きれ気味の浮竹に、京楽は笑みを浮かべる。

「だって、いつ浮竹を抱けるか分からないでしょ」

「んっ」

蕾を、潤滑油の力をかりて指が出入りし、解していく。

「も、いいから来い・・・・・・」

「大丈夫?いつもより性急だけど」

「今は、お前の体温を感じたい」

「じゃあ、いくよ」

ずっと中に入り込まれる。

穿つ熱の灼熱さに、体が震えた。

「あああ!」

「んっ・・・いつもより、狭いね」

それでも、じっくりと中を堪能した。

ずずずと、挿入して引き抜いて、また挿入する。

やがて結合部はぐちゃぐちゃと水音をたてだした。

「んあああ!だめ、いっちゃう・・・・あう!」

京楽に花茎をいじられて、前立腺をすりあげられて、浮竹は果てた。

「君の中すごいね・・・・うねって・ああ、僕ももうだめだ」

浮竹の腹の奥で、京楽も弾けた。

はぁはぁと、お互い荒い息をついた。

「ぐちゃぐちゃだ・・・・湯あみにいこう」

「うん。その前に、畳ふかなきゃ・・・・」

互いの体液が混ざった液体が、畳の上に滴っていた。

それを濡れたタオルでさっとふきさって、情事の痕を消すと、湯あみをした。

「はぁ。なんだかんだあったけど、けっこう楽しめたね」

「楽しんだというか・・・お前の体から元に戻った時、すごい快感で・・・お前がどうしても欲しくなった」

「僕もだよ。凄い快感で・・・君を抱きたくなった」

その後、また頭をぶつけて入れ替わったりするのだが、それはまた別のお話。

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