浮竹死んだけど幽霊です憑いてます5
朽木ルキアが結婚した。
阿散井恋次と。
京楽は、幽霊浮竹と一緒に白無垢姿でウェディングヴェールをかぶる、美しいルキアの姿を見た。
「朽木ー幸せになれよーーー」
浮竹は、まるで自分がお父さんのような心境だった。
正装した白哉に連れられて、歩いていく姿を見る。
白哉も、幽霊浮竹を見て最初は驚いたが、今は受け入れてくれている。それは、祝いの席に顔をだしている日番谷も同じだった。
というか、隊首会をどうしても開くので、その時に幽霊浮竹がいるのだ。
みんな、最初は奇妙な視線を向けていたが、整然と変わらぬ浮竹の姿を見て、ほっこりしたりして、特に白哉と日番谷は、京楽によかったなと声をかけたほどだ。
「うえーーん」
「ちょっと、浮竹!」
感動のあまり、泣きだした浮竹を泣き止ませるために、京楽は式場を少し出た。
「うわーーーん朽木ーー」
「君が泣いてどうするの!」
「だって、あの朽木が・・・娘みたいに思ってた朽木が阿散井副隊と結婚なんだぞ。これが泣かずにいられるか」
「ああもう、落ち着いて」
「あ、すまない。俺が泣くと、憑いている京楽が泣いているように、遠くからだと見えるな」
ぽたぽたと、涙の雫が降ってきた。
「あれ?」
すーっと、浮竹の体が実体化していく。
「浮竹?なんで?」
「分からない・・・・でも、なぜか分かるんだ。今日一日は、ずっと生身のままでいれる」
京楽は、式場を抜け出して、七緒に何かを告げると、浮竹を横抱きにして瞬歩で1番隊の隊首室の奥にある、寝室にやってきた。
「京楽?式は・・・?」
「後で、いくらでも見せてあげるから。ちゃんと撮影させてあるし」
「ああ、うん。どうしたんだ・・・・・んんっ」
抱き締められて、そのまま舌が絡まる口づけを受けた。
「ああっ」
体を弄られて、浮竹は声を漏らしていた。
「京楽・・・・そのするのか?」
「この日がくるのを・・・・ずっとずっと、待っていたんだよ。君をこの手で抱ける日を」
浮竹の着ている衣服を全部ぬがせて、全身にキスの雨を降らせていく。
「んっ」
首筋にピリッと痛みを感じた。
歯型が残された。
「噛むな・・・・時間は、ある」
「そんなの、分からないじゃない」
平坦な胸を撫でて、先端を口に含み、もう一方を摘みあげた。
「ああん」
「君の、演技ではない喘ぎ声・・・腰にくるね」
かたくなった熱いものが、浮竹の腰に当てられた。
浮竹も、久しぶりすぎて最初は戸惑ったが、火をつけられて、京楽の衣服を脱がしていく。
「んっ」
潤滑油にまみれた指が、体内に入ってくる。実に、7年ぶりくらいだろうか。
「あああ!」
ばらばらに動かされて、その1つが前立腺を刺激した。
「京楽・・・・・、もういいから、来い。お前と一つになりたい。数年ぶりなんだ・・・」
浮竹の言葉に、京楽も我慢ができずに潤滑油で己をぬらすと、狭い浮竹の中に欲望をめりこませた。
「あああ、ああ、ああ!」
みしみしと、音がする。
「きついな・・・」
ちゃんと解しておかなかったので、半ば無理やり侵入する形になった。
「痛くない?」
「痛みさえ、今は愛おしい」
京楽が動き出す。潤滑油まみれにしているので、一度中に入ると、後はすむーずに挿入が繰り返された。
「ああっ!・・・・・いい、もっと・・・・・」
浮竹は乱れた。
7年ぶりとの恋人との逢瀬に、夢中になる。
「キスして・・・」
突き上げられながら、キスを強請った。
舌が絡まるキスをしながら、京楽は浮竹の中を侵し、前立腺をすりあげる。
「んああああ!」
びくりと、浮竹の体がはねた。
実に7年ぶりになる吐精は、刺激が強すぎて、あまりの気持ちよさに浮竹は意識を失いかけた。
「まだ、気絶するのは早いよ」
「ああん!」
何度も何度も前立腺をすりあげられる。
ドライのオーガムズでもいかされた。
京楽は、最初は性急であったが、ゆっくりと浮竹を犯した。
「ああ、君の中は気持ちいいね・・・・僕もそろそろ限界だ」
「ひあっ、やめ・・・・・」
「絶対にやめない」
逃げる浮竹の体を、その両手を頭の上で戒めて、最奥をつきあげて、ドクドクと大量の精液を、浮竹の腹の奥に出した。
じんわりと広がっていく熱に、浮竹は生理的な涙を零した。
「京楽のものだって、印をもらった」
その涙を吸い取って、またパンパンと音がなるくらい、激しく浮竹の腰に腰をぶつける。
「あああ!」
浮竹の啼き声が、京楽の耳を脳を刺激する。
その声を聞くだけでもいけるのだ。いつもは、浮竹の喘ぎ声だけで自分を慰めていた。
7年ぶりの逢瀬は、激しかった。
途中で、精強剤を京楽は口にして、浮竹には媚薬を与えた。
「ああ、んああああ!!!」
浮竹と京楽が繋がっているそこは、じゅぷじゅぷと体液が粟立っていた。
「んあっ、激し・・・・・」
「まだまだだよ。7年だよ?どれほどこの日を待ちわびたことか・・・・」
一度引き抜いて、後ろから浮竹を貫いた。
「あああ!」
そのまま、とさりと自分のほうへ浮竹をもってきて、角度をかえさせる。
ぐりっと前立腺を抉られて、浮竹は精液を吐き出した。
「ああ!」
騎乗位になった。
浮竹は、自分から京楽を受け入れる。
ずぷずぷと、蕾の中に飲み込んでいく。
「んあ・・・あああ、京楽が・・・中で、大きく・・・・」
精強剤の影響だろうか。
二度目の熱を放った。まだまだいけそうだった。
ずちゅ、ずちゅ。
もう、浮竹は体力が尽きて、か細い喘ぎ声を出すだけになっていた。
「んあ・・・・・・ああ・・・・・」
3時間ばかりは、浮竹を犯し続けただろうか。
もう5回は浮竹は性液を放った。その後は、放つものもなくなったが、ドライのオーガズムで何十回といった。
ただの精強剤ではない。涅マユリに過去に作らせて、結局浮竹が生きている間は使わなかった薬だった。
もう6回以上、浮竹の中に放っているのに、まだまだ欲望は硬い。
前立腺をすりあげてやると、ぴくんと浮竹の体は反応する。
「ううん・・・・・・あっ、あっ」
くちゅくちゅ。
浅い部分を犯してから、ぐちゅりと音を立てて、前立腺を突き上げた。
「ああん・・・・ああ・・・・・」
射精したいのにもうだすものがなくて、出したいのに出せなくて、浮竹は生理的な涙を流す。
ぐちゃぐちゃと、最奥まで突き上げると、がくりと、限界を迎えたのか、浮竹が意識を失った。
でも、まだ京楽は満足していない。
浮竹を頬をぺチぺチと叩いて意識を戻させると、また浮竹を犯した。
「ああん、もう頭が、おかしく、なるう。きょうら・・・・・やあ、もう、犯さないで・・・・やあああっ」
浮竹の願いも、今ばかりは聞き入れられない。
それから、何度も意識を失う浮竹を起こしては、ずちゅずちゅと中を突き上げて、ぐちゃぐちゃに犯した。
「ふう・・・・・・」
10回目の射精を終えて、やっと京楽は満足した。
「ああ・・・・うう・・・うあああ・・・・・」
浮竹は、半ば壊れ気味に喘ぎ声を漏らす。
「浮竹・・・・・・・愛してるよ。酷くしてごめんね」
「あ・・・・きょうら・・く・・・・・俺も、愛して・・・・・・・」
ガクリと。
最後まで言えず、浮竹は意識をやっと完全に手放すことを許された。
京楽は、浮竹を抱き上げて、湯浴みをする。ぼとぼとと、大量の白濁した液体が、浮竹の蕾からあふれてきた。
「僕、すごく出したんだね・・・ああ、本当にきもちよかった。極楽だったよ」
意識のない浮竹に口づけて、情事の痕を隠すように、髪も体もべとべとだったので洗ってあげた。
ベッドは二人の体液ですごいことになっていたので、シーツを変えた。
浮竹をそっと寝かす。体中にキスマークを残されて、まるで数人がかりで犯された後のようなかんじだった。
「ごめんね、浮竹」
3時間ほど、浮竹は眠っていたが、ふと気を取り戻した。
「やり過ぎた・・・・・もう、指を動かすのさえだるい・・・・・・・」
「ごめん。7年ぶりなものだから」
「分けてするとか、少しは受け身の配慮をしろ」
「ごめんね。愛してるよ」
抱き締めてくる京楽を抱き締め返す。
「俺も、愛している。こんな性欲バカでも、愛してる」
「制欲バカでこめんね」
「全くだ・・・・・・んっ」
口づけを何度もされた。
残った時間は、二人で一緒にべッドの上で体温を共有しあって過ごした。
いつの愛にか眠ってしまった。
食事をとることもなく、睦みあって寝るだけだった。
やがて24時間が経過したのか、浮竹の体が透けていく。
すーっと、透けてしまって、もう触れない浮竹を残念に思いつつも、7年間溜めていた想いをぶつけれたので、満足だった。
「むー。今度長く実体化したときは、もっと手加減してくれ」
「うん。でも、また長く実体化できそうなの?」
「年に一度くらいはできそうだ。お前の霊圧を浴び続けているせいだろうな」
「幽霊の浮竹も、さっきまで生身だった浮竹にも霊圧はなかったからね」
8番隊の食堂にいき、実に24時間以上ぶりになる食事だったので、二人はよく食べた。
「んー。この中華スープうまいなぁ。疲れた体に染み渡る」
その日のメニューは中華だった。中華スープ、麻婆豆腐、エビチリ、エビマヨ、キムチチャーハン、杏仁豆腐。
杏仁豆腐をは浮竹は3人前はぺろりと平らげてしまった。
「あー。すっきりしてよく寝た後の食事はおいしいね」
「お陰で、こっちは霊体になってもくたくただ。腰が今までの人生の中で一番痛くて重い」
「ごめん。でも、君も気持ちよかったでしょ?媚薬、けっこうきいたでしょ」
「もうしらん!」
ぷいっとあっちを向く、幽霊の恋人のご機嫌をとるために、もう1人前杏仁豆腐を注文する京楽であった。
阿散井恋次と。
京楽は、幽霊浮竹と一緒に白無垢姿でウェディングヴェールをかぶる、美しいルキアの姿を見た。
「朽木ー幸せになれよーーー」
浮竹は、まるで自分がお父さんのような心境だった。
正装した白哉に連れられて、歩いていく姿を見る。
白哉も、幽霊浮竹を見て最初は驚いたが、今は受け入れてくれている。それは、祝いの席に顔をだしている日番谷も同じだった。
というか、隊首会をどうしても開くので、その時に幽霊浮竹がいるのだ。
みんな、最初は奇妙な視線を向けていたが、整然と変わらぬ浮竹の姿を見て、ほっこりしたりして、特に白哉と日番谷は、京楽によかったなと声をかけたほどだ。
「うえーーん」
「ちょっと、浮竹!」
感動のあまり、泣きだした浮竹を泣き止ませるために、京楽は式場を少し出た。
「うわーーーん朽木ーー」
「君が泣いてどうするの!」
「だって、あの朽木が・・・娘みたいに思ってた朽木が阿散井副隊と結婚なんだぞ。これが泣かずにいられるか」
「ああもう、落ち着いて」
「あ、すまない。俺が泣くと、憑いている京楽が泣いているように、遠くからだと見えるな」
ぽたぽたと、涙の雫が降ってきた。
「あれ?」
すーっと、浮竹の体が実体化していく。
「浮竹?なんで?」
「分からない・・・・でも、なぜか分かるんだ。今日一日は、ずっと生身のままでいれる」
京楽は、式場を抜け出して、七緒に何かを告げると、浮竹を横抱きにして瞬歩で1番隊の隊首室の奥にある、寝室にやってきた。
「京楽?式は・・・?」
「後で、いくらでも見せてあげるから。ちゃんと撮影させてあるし」
「ああ、うん。どうしたんだ・・・・・んんっ」
抱き締められて、そのまま舌が絡まる口づけを受けた。
「ああっ」
体を弄られて、浮竹は声を漏らしていた。
「京楽・・・・そのするのか?」
「この日がくるのを・・・・ずっとずっと、待っていたんだよ。君をこの手で抱ける日を」
浮竹の着ている衣服を全部ぬがせて、全身にキスの雨を降らせていく。
「んっ」
首筋にピリッと痛みを感じた。
歯型が残された。
「噛むな・・・・時間は、ある」
「そんなの、分からないじゃない」
平坦な胸を撫でて、先端を口に含み、もう一方を摘みあげた。
「ああん」
「君の、演技ではない喘ぎ声・・・腰にくるね」
かたくなった熱いものが、浮竹の腰に当てられた。
浮竹も、久しぶりすぎて最初は戸惑ったが、火をつけられて、京楽の衣服を脱がしていく。
「んっ」
潤滑油にまみれた指が、体内に入ってくる。実に、7年ぶりくらいだろうか。
「あああ!」
ばらばらに動かされて、その1つが前立腺を刺激した。
「京楽・・・・・、もういいから、来い。お前と一つになりたい。数年ぶりなんだ・・・」
浮竹の言葉に、京楽も我慢ができずに潤滑油で己をぬらすと、狭い浮竹の中に欲望をめりこませた。
「あああ、ああ、ああ!」
みしみしと、音がする。
「きついな・・・」
ちゃんと解しておかなかったので、半ば無理やり侵入する形になった。
「痛くない?」
「痛みさえ、今は愛おしい」
京楽が動き出す。潤滑油まみれにしているので、一度中に入ると、後はすむーずに挿入が繰り返された。
「ああっ!・・・・・いい、もっと・・・・・」
浮竹は乱れた。
7年ぶりとの恋人との逢瀬に、夢中になる。
「キスして・・・」
突き上げられながら、キスを強請った。
舌が絡まるキスをしながら、京楽は浮竹の中を侵し、前立腺をすりあげる。
「んああああ!」
びくりと、浮竹の体がはねた。
実に7年ぶりになる吐精は、刺激が強すぎて、あまりの気持ちよさに浮竹は意識を失いかけた。
「まだ、気絶するのは早いよ」
「ああん!」
何度も何度も前立腺をすりあげられる。
ドライのオーガムズでもいかされた。
京楽は、最初は性急であったが、ゆっくりと浮竹を犯した。
「ああ、君の中は気持ちいいね・・・・僕もそろそろ限界だ」
「ひあっ、やめ・・・・・」
「絶対にやめない」
逃げる浮竹の体を、その両手を頭の上で戒めて、最奥をつきあげて、ドクドクと大量の精液を、浮竹の腹の奥に出した。
じんわりと広がっていく熱に、浮竹は生理的な涙を零した。
「京楽のものだって、印をもらった」
その涙を吸い取って、またパンパンと音がなるくらい、激しく浮竹の腰に腰をぶつける。
「あああ!」
浮竹の啼き声が、京楽の耳を脳を刺激する。
その声を聞くだけでもいけるのだ。いつもは、浮竹の喘ぎ声だけで自分を慰めていた。
7年ぶりの逢瀬は、激しかった。
途中で、精強剤を京楽は口にして、浮竹には媚薬を与えた。
「ああ、んああああ!!!」
浮竹と京楽が繋がっているそこは、じゅぷじゅぷと体液が粟立っていた。
「んあっ、激し・・・・・」
「まだまだだよ。7年だよ?どれほどこの日を待ちわびたことか・・・・」
一度引き抜いて、後ろから浮竹を貫いた。
「あああ!」
そのまま、とさりと自分のほうへ浮竹をもってきて、角度をかえさせる。
ぐりっと前立腺を抉られて、浮竹は精液を吐き出した。
「ああ!」
騎乗位になった。
浮竹は、自分から京楽を受け入れる。
ずぷずぷと、蕾の中に飲み込んでいく。
「んあ・・・あああ、京楽が・・・中で、大きく・・・・」
精強剤の影響だろうか。
二度目の熱を放った。まだまだいけそうだった。
ずちゅ、ずちゅ。
もう、浮竹は体力が尽きて、か細い喘ぎ声を出すだけになっていた。
「んあ・・・・・・ああ・・・・・」
3時間ばかりは、浮竹を犯し続けただろうか。
もう5回は浮竹は性液を放った。その後は、放つものもなくなったが、ドライのオーガズムで何十回といった。
ただの精強剤ではない。涅マユリに過去に作らせて、結局浮竹が生きている間は使わなかった薬だった。
もう6回以上、浮竹の中に放っているのに、まだまだ欲望は硬い。
前立腺をすりあげてやると、ぴくんと浮竹の体は反応する。
「ううん・・・・・・あっ、あっ」
くちゅくちゅ。
浅い部分を犯してから、ぐちゅりと音を立てて、前立腺を突き上げた。
「ああん・・・・ああ・・・・・」
射精したいのにもうだすものがなくて、出したいのに出せなくて、浮竹は生理的な涙を流す。
ぐちゃぐちゃと、最奥まで突き上げると、がくりと、限界を迎えたのか、浮竹が意識を失った。
でも、まだ京楽は満足していない。
浮竹を頬をぺチぺチと叩いて意識を戻させると、また浮竹を犯した。
「ああん、もう頭が、おかしく、なるう。きょうら・・・・・やあ、もう、犯さないで・・・・やあああっ」
浮竹の願いも、今ばかりは聞き入れられない。
それから、何度も意識を失う浮竹を起こしては、ずちゅずちゅと中を突き上げて、ぐちゃぐちゃに犯した。
「ふう・・・・・・」
10回目の射精を終えて、やっと京楽は満足した。
「ああ・・・・うう・・・うあああ・・・・・」
浮竹は、半ば壊れ気味に喘ぎ声を漏らす。
「浮竹・・・・・・・愛してるよ。酷くしてごめんね」
「あ・・・・きょうら・・く・・・・・俺も、愛して・・・・・・・」
ガクリと。
最後まで言えず、浮竹は意識をやっと完全に手放すことを許された。
京楽は、浮竹を抱き上げて、湯浴みをする。ぼとぼとと、大量の白濁した液体が、浮竹の蕾からあふれてきた。
「僕、すごく出したんだね・・・ああ、本当にきもちよかった。極楽だったよ」
意識のない浮竹に口づけて、情事の痕を隠すように、髪も体もべとべとだったので洗ってあげた。
ベッドは二人の体液ですごいことになっていたので、シーツを変えた。
浮竹をそっと寝かす。体中にキスマークを残されて、まるで数人がかりで犯された後のようなかんじだった。
「ごめんね、浮竹」
3時間ほど、浮竹は眠っていたが、ふと気を取り戻した。
「やり過ぎた・・・・・もう、指を動かすのさえだるい・・・・・・・」
「ごめん。7年ぶりなものだから」
「分けてするとか、少しは受け身の配慮をしろ」
「ごめんね。愛してるよ」
抱き締めてくる京楽を抱き締め返す。
「俺も、愛している。こんな性欲バカでも、愛してる」
「制欲バカでこめんね」
「全くだ・・・・・・んっ」
口づけを何度もされた。
残った時間は、二人で一緒にべッドの上で体温を共有しあって過ごした。
いつの愛にか眠ってしまった。
食事をとることもなく、睦みあって寝るだけだった。
やがて24時間が経過したのか、浮竹の体が透けていく。
すーっと、透けてしまって、もう触れない浮竹を残念に思いつつも、7年間溜めていた想いをぶつけれたので、満足だった。
「むー。今度長く実体化したときは、もっと手加減してくれ」
「うん。でも、また長く実体化できそうなの?」
「年に一度くらいはできそうだ。お前の霊圧を浴び続けているせいだろうな」
「幽霊の浮竹も、さっきまで生身だった浮竹にも霊圧はなかったからね」
8番隊の食堂にいき、実に24時間以上ぶりになる食事だったので、二人はよく食べた。
「んー。この中華スープうまいなぁ。疲れた体に染み渡る」
その日のメニューは中華だった。中華スープ、麻婆豆腐、エビチリ、エビマヨ、キムチチャーハン、杏仁豆腐。
杏仁豆腐をは浮竹は3人前はぺろりと平らげてしまった。
「あー。すっきりしてよく寝た後の食事はおいしいね」
「お陰で、こっちは霊体になってもくたくただ。腰が今までの人生の中で一番痛くて重い」
「ごめん。でも、君も気持ちよかったでしょ?媚薬、けっこうきいたでしょ」
「もうしらん!」
ぷいっとあっちを向く、幽霊の恋人のご機嫌をとるために、もう1人前杏仁豆腐を注文する京楽であった。
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