現世グッズ
「暑い・・・・・・・」
「暑いですね、隊長」
「扇風機だけでは、どうにもならぬな」
「例のあの館、冷房つけたそうですね」
「ああ。この前使った時、あまりに暑くてお互い何もできなかったのでな」
「今日はここ一番の猛暑になるそうですから、明日は休日ですし、あの館に行きませんか」
「ふむ・・・・」
白哉は思案する。
あの館とは、いつも恋次と白哉が逢瀬で使う白哉の離れの館のことだった。
恋次と週に2回以上は肌を重ね合わせている。この前したのは先週のはじめか。1週間以上していないと今更ながらに気づき、白哉も自分の性欲処理をしたいと思って、許可を与えた。
「いいだろう」
「やった!」
恋次は素直に喜んだ。
お互い、たまっている。
仕事が終わり、二人で館を訪れた。
すでに冷房が入れられており、涼しげな空調に、恋次が布団に寝転がってごろごろしだす。
「先に、風呂に入ってくる」
「あ、はい」
白哉が風呂に入っている間に、恋次はいつも使っている潤滑油ではない、現世で入手したローションなるものを取り出した。潤滑油よりもぬるぬるで、体に害がないのだ。潤滑油も体に害はないが、少しべとべとするのが、使用後の問題だった。
それから、いちいち白哉の体からかき出さなくていいように、コンドームも用意した。
本当は生が一番いいのだが、いつも白哉が辛そうにしているので、コンドームを使うことにしたのだ。
「恋次、風呂にはいれ」
「はい」
恋次は風呂で汗を流した。体も髪も洗って、風呂からあがると浴衣を着た。
「恋次、これはなんだ?」
ローションを手にとって珍し気にしている白哉に、言う。
「潤滑油の代わりです。ローションっていって、現世でよく使われているそうで。今回はお試しってことで」
「ふむ・・・・・」
白哉に近づいて、まずは抱きしめた。
冷房がよく効いていて、暑苦しくならずにすんで、これなら最後までできそうだと思った。
食事は、すでに外で済ませてきていた。
「ん・・・・・」
口づけられて、白哉がやや高い声をあげた。
最初は触れるだけのキスを。
次に、舌を絡み合わせる。おずおずと開かれた白哉の咥内に侵入して、歯茎や上あご、舌を柔らかく吸ったり噛んだりした。
「ふあっ・・・・」
どちらのものかもわからぬ唾液が、糸を引く。
「あ、あ・・・・」
「隊長・・・・・」
浴衣から手を侵入させて、体全体を手でなぞり、鎖骨から胸にかけてキスマークを残す。
はらりと浴衣を脱がせると、裸になった白哉の花茎はゆっくりと顔をもたげていた。
それに触らずに胸の先端をかりかりとひっかき、押しつぶしたりつまんだりした。
「あ・・・・恋次っ」
「胸、気持ちいい?」
「聞くな・・・・」
「こっちも、触ってほしい?」
「あ・・・・・やぁっ」
花茎に手をかけられて、手でしごかれた。それから恋次は白哉のものを口に含んで、荒淫した。
口の中で、ゆっくりとしみでる先走りの蜜を吸い取って、ちろちろと鈴口を舐めあげて、全体の茎を手でこすると、白哉はびくんと体をはねさせた。
「あ・・・・」
恋次は、口の中に出された液体を飲み干した。
「愚か者・・・・・」
「隊長のものですから。後ろ、触りますよ」
「んっ・・・」
蕾は、固く閉ざされている。
ローションを手にとって、人肌の温度にまで温めて、指と一緒に蕾に塗りこんでいく。ローションは、花の香りがした。
何度が塗り込んで、指を増やしていく。
「あ・・・・・あ・・・・・」
前立腺に触れると、白哉は身を捩った。
「ここですよね?隊長の気持ちいいところ」
もう何度も抱いてきたので、白哉の中のどこがいい場所なのかも把握していた。
「んあっ」
ぐちゅぐちゅと濡れた水音がする。3本指を埋め込んで、慎重に解していく。
コンドームを口でやぶり、自分の猛ったものにつけて、白哉の足を抱えた。
「いきますよ」
「うあ!」
白哉はぎゅっと目をつぶった。
衝撃で、いつも少し痛みを感じるからだ。だが、今回は痛みなど全くなく、すんなりと恋次のものを受け入れた。
「あ・・・痛みが、全くない・・・・?」
「え、ほんとですか!このローション、けっこういいかも」
「や・・・なんかぬるぬるする・・・」
「いつも使ってる潤滑油よりぬるぬるしてますから」
恋次は、動き出した。
「あ、あ・・・・・・」
揺さぶられて、白哉が生理的な涙を零す。
それを吸い取って、恋次は熱い己を白哉に叩きつけた。
前立腺をすりあげるように動くと、白哉もきもちがいいのか、声が高くなる。
「んあ・・・・ああ・・・・」
「ねぇ、隊長。俺ので、いってください」
「ん・・・・」
中をすりあげて、最奥まで侵入してぐちゃぐちゃと音をたてて攻めると、白哉は体を弓なりにしならせた。
「あ、いく・・・・・!」
「俺もいきます。一緒にいきましょう」
白哉は恋次のと自分の腹へ、恋次はコンドームの中に精液を放った。
「ア・・・・腹が、温かくならない?いったのではないのか」
「コンドームなる、いわゆる厄介袋の類をつけているんで、隊長の奥にはだしてません。かき出されるの、いつもつらいでしょうから」
生で出して、かき出さないと、体にくるので、いつも大変だが白哉の中に出したものはかき出していた。
「コンドームか・・・便利だな」
「そうでしょう。現世のものですが、こっちでも最近広まってるみたいで。通販もあるらしいから、今度から通販で買うことにします」
「ん・・・・もういいのか?」
「え、あ、まだしてもいいんすか?」
「まだ硬い」
「はい、もっかいさせてください」
1回で終わること自体が少ないのだ。
慣れている白哉は、恋次に身を委ねた。
「ああっ」
前立腺をいきなりすりあげられて、白哉は黒髪を布団の上で乱した。
「あ・・・・ひあ・・・んん・・・」
互いに向き合って、抱き合う。
涙を零しそうな白哉の大きな黒い瞳とぶつかりあう。
「あ・・・・ああ・・・」
貫かれて、揺さぶられて、白哉もまた恋次と共に、高みへと昇りつめて、果ててしまった。
「ん・・・・」
ずるりと引き抜かれると、ローションと白哉の体液だけが溢れてくる。
コンドームの中は洪水になっていた。
「あー。便利だけど、やっぱ生でやったほうが気持ちいいかも・・・・・」
「ちゃんと処理するなら、生でもよい」
「え、まじっすか」
「今まで散々生でしてきただろう」
「それもそうですね」
今度からは、ローションはありにして、コンドームはなしでOKかと、恋次は記憶した。
「風呂に入りたい・・・手伝え」
行為の後は、白哉は身を清めたがる。
二人で風呂に入り、後始末をして体液でぐちゃぐちゃになったシーツを交換した布団で、それぞれ眠りについた。
冷房は切ってある。
寝ている時までつけていると、ない場所にいた時冷房がないと・・・・という自体になりかねない。
今年も夏は暑そうだ。
今は7月の終わり。
太陽が昇りきって、暑いと思う時間まで、二人は寝過ごすのであった。
「暑いですね、隊長」
「扇風機だけでは、どうにもならぬな」
「例のあの館、冷房つけたそうですね」
「ああ。この前使った時、あまりに暑くてお互い何もできなかったのでな」
「今日はここ一番の猛暑になるそうですから、明日は休日ですし、あの館に行きませんか」
「ふむ・・・・」
白哉は思案する。
あの館とは、いつも恋次と白哉が逢瀬で使う白哉の離れの館のことだった。
恋次と週に2回以上は肌を重ね合わせている。この前したのは先週のはじめか。1週間以上していないと今更ながらに気づき、白哉も自分の性欲処理をしたいと思って、許可を与えた。
「いいだろう」
「やった!」
恋次は素直に喜んだ。
お互い、たまっている。
仕事が終わり、二人で館を訪れた。
すでに冷房が入れられており、涼しげな空調に、恋次が布団に寝転がってごろごろしだす。
「先に、風呂に入ってくる」
「あ、はい」
白哉が風呂に入っている間に、恋次はいつも使っている潤滑油ではない、現世で入手したローションなるものを取り出した。潤滑油よりもぬるぬるで、体に害がないのだ。潤滑油も体に害はないが、少しべとべとするのが、使用後の問題だった。
それから、いちいち白哉の体からかき出さなくていいように、コンドームも用意した。
本当は生が一番いいのだが、いつも白哉が辛そうにしているので、コンドームを使うことにしたのだ。
「恋次、風呂にはいれ」
「はい」
恋次は風呂で汗を流した。体も髪も洗って、風呂からあがると浴衣を着た。
「恋次、これはなんだ?」
ローションを手にとって珍し気にしている白哉に、言う。
「潤滑油の代わりです。ローションっていって、現世でよく使われているそうで。今回はお試しってことで」
「ふむ・・・・・」
白哉に近づいて、まずは抱きしめた。
冷房がよく効いていて、暑苦しくならずにすんで、これなら最後までできそうだと思った。
食事は、すでに外で済ませてきていた。
「ん・・・・・」
口づけられて、白哉がやや高い声をあげた。
最初は触れるだけのキスを。
次に、舌を絡み合わせる。おずおずと開かれた白哉の咥内に侵入して、歯茎や上あご、舌を柔らかく吸ったり噛んだりした。
「ふあっ・・・・」
どちらのものかもわからぬ唾液が、糸を引く。
「あ、あ・・・・」
「隊長・・・・・」
浴衣から手を侵入させて、体全体を手でなぞり、鎖骨から胸にかけてキスマークを残す。
はらりと浴衣を脱がせると、裸になった白哉の花茎はゆっくりと顔をもたげていた。
それに触らずに胸の先端をかりかりとひっかき、押しつぶしたりつまんだりした。
「あ・・・・恋次っ」
「胸、気持ちいい?」
「聞くな・・・・」
「こっちも、触ってほしい?」
「あ・・・・・やぁっ」
花茎に手をかけられて、手でしごかれた。それから恋次は白哉のものを口に含んで、荒淫した。
口の中で、ゆっくりとしみでる先走りの蜜を吸い取って、ちろちろと鈴口を舐めあげて、全体の茎を手でこすると、白哉はびくんと体をはねさせた。
「あ・・・・」
恋次は、口の中に出された液体を飲み干した。
「愚か者・・・・・」
「隊長のものですから。後ろ、触りますよ」
「んっ・・・」
蕾は、固く閉ざされている。
ローションを手にとって、人肌の温度にまで温めて、指と一緒に蕾に塗りこんでいく。ローションは、花の香りがした。
何度が塗り込んで、指を増やしていく。
「あ・・・・・あ・・・・・」
前立腺に触れると、白哉は身を捩った。
「ここですよね?隊長の気持ちいいところ」
もう何度も抱いてきたので、白哉の中のどこがいい場所なのかも把握していた。
「んあっ」
ぐちゅぐちゅと濡れた水音がする。3本指を埋め込んで、慎重に解していく。
コンドームを口でやぶり、自分の猛ったものにつけて、白哉の足を抱えた。
「いきますよ」
「うあ!」
白哉はぎゅっと目をつぶった。
衝撃で、いつも少し痛みを感じるからだ。だが、今回は痛みなど全くなく、すんなりと恋次のものを受け入れた。
「あ・・・痛みが、全くない・・・・?」
「え、ほんとですか!このローション、けっこういいかも」
「や・・・なんかぬるぬるする・・・」
「いつも使ってる潤滑油よりぬるぬるしてますから」
恋次は、動き出した。
「あ、あ・・・・・・」
揺さぶられて、白哉が生理的な涙を零す。
それを吸い取って、恋次は熱い己を白哉に叩きつけた。
前立腺をすりあげるように動くと、白哉もきもちがいいのか、声が高くなる。
「んあ・・・・ああ・・・・」
「ねぇ、隊長。俺ので、いってください」
「ん・・・・」
中をすりあげて、最奥まで侵入してぐちゃぐちゃと音をたてて攻めると、白哉は体を弓なりにしならせた。
「あ、いく・・・・・!」
「俺もいきます。一緒にいきましょう」
白哉は恋次のと自分の腹へ、恋次はコンドームの中に精液を放った。
「ア・・・・腹が、温かくならない?いったのではないのか」
「コンドームなる、いわゆる厄介袋の類をつけているんで、隊長の奥にはだしてません。かき出されるの、いつもつらいでしょうから」
生で出して、かき出さないと、体にくるので、いつも大変だが白哉の中に出したものはかき出していた。
「コンドームか・・・便利だな」
「そうでしょう。現世のものですが、こっちでも最近広まってるみたいで。通販もあるらしいから、今度から通販で買うことにします」
「ん・・・・もういいのか?」
「え、あ、まだしてもいいんすか?」
「まだ硬い」
「はい、もっかいさせてください」
1回で終わること自体が少ないのだ。
慣れている白哉は、恋次に身を委ねた。
「ああっ」
前立腺をいきなりすりあげられて、白哉は黒髪を布団の上で乱した。
「あ・・・・ひあ・・・んん・・・」
互いに向き合って、抱き合う。
涙を零しそうな白哉の大きな黒い瞳とぶつかりあう。
「あ・・・・ああ・・・」
貫かれて、揺さぶられて、白哉もまた恋次と共に、高みへと昇りつめて、果ててしまった。
「ん・・・・」
ずるりと引き抜かれると、ローションと白哉の体液だけが溢れてくる。
コンドームの中は洪水になっていた。
「あー。便利だけど、やっぱ生でやったほうが気持ちいいかも・・・・・」
「ちゃんと処理するなら、生でもよい」
「え、まじっすか」
「今まで散々生でしてきただろう」
「それもそうですね」
今度からは、ローションはありにして、コンドームはなしでOKかと、恋次は記憶した。
「風呂に入りたい・・・手伝え」
行為の後は、白哉は身を清めたがる。
二人で風呂に入り、後始末をして体液でぐちゃぐちゃになったシーツを交換した布団で、それぞれ眠りについた。
冷房は切ってある。
寝ている時までつけていると、ない場所にいた時冷房がないと・・・・という自体になりかねない。
今年も夏は暑そうだ。
今は7月の終わり。
太陽が昇りきって、暑いと思う時間まで、二人は寝過ごすのであった。
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