翡翠に溶ける エスパーダ
藍染の反乱がはじまった。
十刀(エスパーダ)の破面が現世に侵攻し、井上織姫を、脅して従属させる形で、ウルキオラが拉致していった。
「尸魂界は井上を見捨てるだって!?」
尸魂界の決定に、一護は噛みついた。
「なんとかしてやりたいが、元柳斎先生の決定は覆らない」
「浮竹さん・・・・・もういい、俺一人でも、井上を助けにいく!」
「待て、一護君!!」
一護は最後まで話を聞かず、現世の仲間である石田と茶虎と共に、浦原に虚圏に続く黒腔(ガルガンタ)をあけてもらって、虚圏に行ってしまった。
「全く・・・・頭に血がのぼると、周囲を見ないタイプか」
「まぁ、仕方ないんじゃないの。織姫ちゃん、かわいいしさ」
京楽の言葉に、つーんと浮竹の機嫌が冷たくなる。
「ああいうのがタイプなのか?」
「いやいや、これは言葉の綾でね・・・・」
少し冷たい態度の浮竹は、京楽を無視して、ルキアと恋次を見た。
「一護君の、手助けにいくんだな?」
「はい、隊長。止めても無駄ですから」
「そうだぜ、浮竹隊長!」
そう言う、ルキアと恋次を見る。色の薄いマントを羽織っていた。
「誰が止めると言った。そのマントは?」
「兄様が、虚圏は砂だらけだと・・・・」
「阿散井の分もか?」
「そうです」
「白哉もまぁ、変わっったなぁ・・・・朽木と一護君のせいかな?」
少し前の白哉は、少し冷たかった。
「兄様は元から優しい方です!」
「でも、尸魂界に帰還したお前たちがどこへ行こうと、知ったことではないと言ったのだろう?」
「そうです」
「つまりは虚圏に行くのを知っていて、尸魂界が虚圏に行ってはいけないという決まりを破るんだろう?」
「止めても無駄です!」
「そうだそうだ」
「さっきも言っただろう。誰も止めないと。行って来い。でも、必ず無事に帰ってこい!こちらも準備ができ次第、隊長クラスが動くだろう」
「え、そうなの?」
京楽が問うてくるが、浮竹が頷く。
「朽木や阿散井が動いたと知ると、先生の命令を無視して隊長クラスも虚圏に行くことになるだろう。とにかくお前たち二人は、早く虚圏にいって、一護君たちと合流するんだ」
「はい」
「勿論だぜ」
穿界門をあけさせて、黒腔の道が開ける浦原のところまで送った。
「それにして、僕らまで死神の虚圏行きに関わったって知ったら、山じいはどうなるんだろう」
「多分、尻に火がつくな」
「勘弁してよ~」
「まぁ、火をつけられ時は仲良く一緒だ」
数時間後、尸魂界に動きがあった。
恋次とルキアが虚圏に赴いたことがばれたのだ。
山本総隊長は怒っていたが、白哉と更木と4場隊が虚圏に派遣されることが決定した。
「本当に、仕方のない小童どもじゃ・・・・」
山本総隊長に呼び出されて、流刃若火で京楽も浮竹も、尻に火をつけられて、あちゃちゃと飛び上がっていた。
「これくらいで勘弁してやろう。朽木ルキアの処刑に盾突いたことといい、最近のお主らは全くもってわしの言葉を聞かんのじゃからな・・・・・・」
「ごめんよ、山じい」
「すみません、元柳斎先生」
2人は、済まなさそうにていたが、反抗したことを悔いてもいなかったし、反省してもいなかった。
ルキアの時は、あれが最善の策だと思っていたし、今回の件も尸魂界は一護が動くなら尸魂界も動くだろうと判断した結果であった。
「一護君勝てるかな・・・破面の十刀だって。強いだろうね」
「ああ。でも、彼ならなんとかする。そんな気がするんだ」
その通り、一護はグリムジョーを倒し、ウルキオラも倒した。
そして、井上を救い出した。
「さぁ、僕らも行かなくちゃ」
「ああ」
空座町を、一時的に尸魂界に移動させた。
結界をはったのだ。
浮竹も京楽も、白哉と更木と卯ノ花を除いた隊長総隊長が出陣した。
山本総隊長の姿もある。
藍染と東仙と市丸と、3以下の十刀が相手だった。
それぞれ敵対していた十刀に、特に砕蜂が酷い怪我を負った。左手を失っていた。
一角も、結界の守護石を守ろうとして負けて大けがを負った。
「僕の相手は君かい?」
「ああ、そうだ。エスタークという」
「そう。そっちの女の子は?」
「リリネット。俺たちは二人で一人だ」
「じゃあ、その子もこの戦いに?」
京楽はリリネットを見る。
「駄目だ駄目だ!子供でしかも女の子だ!戦闘には参加させられない」
浮竹が割って入ってきて、リリネットと戦うと嘘をいって連れ出していった。
「まぁ、浮竹はあんなんだから。さぁ、僕らもやろうじゃないか。君は何番の十刀だい?」
「1だ」
ひゅうと、口笛を吹いた。
「久しぶりに、僕も本気を出すかな・・・・・」
戦いの火蓋は、切って落とされた。
十刀(エスパーダ)の破面が現世に侵攻し、井上織姫を、脅して従属させる形で、ウルキオラが拉致していった。
「尸魂界は井上を見捨てるだって!?」
尸魂界の決定に、一護は噛みついた。
「なんとかしてやりたいが、元柳斎先生の決定は覆らない」
「浮竹さん・・・・・もういい、俺一人でも、井上を助けにいく!」
「待て、一護君!!」
一護は最後まで話を聞かず、現世の仲間である石田と茶虎と共に、浦原に虚圏に続く黒腔(ガルガンタ)をあけてもらって、虚圏に行ってしまった。
「全く・・・・頭に血がのぼると、周囲を見ないタイプか」
「まぁ、仕方ないんじゃないの。織姫ちゃん、かわいいしさ」
京楽の言葉に、つーんと浮竹の機嫌が冷たくなる。
「ああいうのがタイプなのか?」
「いやいや、これは言葉の綾でね・・・・」
少し冷たい態度の浮竹は、京楽を無視して、ルキアと恋次を見た。
「一護君の、手助けにいくんだな?」
「はい、隊長。止めても無駄ですから」
「そうだぜ、浮竹隊長!」
そう言う、ルキアと恋次を見る。色の薄いマントを羽織っていた。
「誰が止めると言った。そのマントは?」
「兄様が、虚圏は砂だらけだと・・・・」
「阿散井の分もか?」
「そうです」
「白哉もまぁ、変わっったなぁ・・・・朽木と一護君のせいかな?」
少し前の白哉は、少し冷たかった。
「兄様は元から優しい方です!」
「でも、尸魂界に帰還したお前たちがどこへ行こうと、知ったことではないと言ったのだろう?」
「そうです」
「つまりは虚圏に行くのを知っていて、尸魂界が虚圏に行ってはいけないという決まりを破るんだろう?」
「止めても無駄です!」
「そうだそうだ」
「さっきも言っただろう。誰も止めないと。行って来い。でも、必ず無事に帰ってこい!こちらも準備ができ次第、隊長クラスが動くだろう」
「え、そうなの?」
京楽が問うてくるが、浮竹が頷く。
「朽木や阿散井が動いたと知ると、先生の命令を無視して隊長クラスも虚圏に行くことになるだろう。とにかくお前たち二人は、早く虚圏にいって、一護君たちと合流するんだ」
「はい」
「勿論だぜ」
穿界門をあけさせて、黒腔の道が開ける浦原のところまで送った。
「それにして、僕らまで死神の虚圏行きに関わったって知ったら、山じいはどうなるんだろう」
「多分、尻に火がつくな」
「勘弁してよ~」
「まぁ、火をつけられ時は仲良く一緒だ」
数時間後、尸魂界に動きがあった。
恋次とルキアが虚圏に赴いたことがばれたのだ。
山本総隊長は怒っていたが、白哉と更木と4場隊が虚圏に派遣されることが決定した。
「本当に、仕方のない小童どもじゃ・・・・」
山本総隊長に呼び出されて、流刃若火で京楽も浮竹も、尻に火をつけられて、あちゃちゃと飛び上がっていた。
「これくらいで勘弁してやろう。朽木ルキアの処刑に盾突いたことといい、最近のお主らは全くもってわしの言葉を聞かんのじゃからな・・・・・・」
「ごめんよ、山じい」
「すみません、元柳斎先生」
2人は、済まなさそうにていたが、反抗したことを悔いてもいなかったし、反省してもいなかった。
ルキアの時は、あれが最善の策だと思っていたし、今回の件も尸魂界は一護が動くなら尸魂界も動くだろうと判断した結果であった。
「一護君勝てるかな・・・破面の十刀だって。強いだろうね」
「ああ。でも、彼ならなんとかする。そんな気がするんだ」
その通り、一護はグリムジョーを倒し、ウルキオラも倒した。
そして、井上を救い出した。
「さぁ、僕らも行かなくちゃ」
「ああ」
空座町を、一時的に尸魂界に移動させた。
結界をはったのだ。
浮竹も京楽も、白哉と更木と卯ノ花を除いた隊長総隊長が出陣した。
山本総隊長の姿もある。
藍染と東仙と市丸と、3以下の十刀が相手だった。
それぞれ敵対していた十刀に、特に砕蜂が酷い怪我を負った。左手を失っていた。
一角も、結界の守護石を守ろうとして負けて大けがを負った。
「僕の相手は君かい?」
「ああ、そうだ。エスタークという」
「そう。そっちの女の子は?」
「リリネット。俺たちは二人で一人だ」
「じゃあ、その子もこの戦いに?」
京楽はリリネットを見る。
「駄目だ駄目だ!子供でしかも女の子だ!戦闘には参加させられない」
浮竹が割って入ってきて、リリネットと戦うと嘘をいって連れ出していった。
「まぁ、浮竹はあんなんだから。さぁ、僕らもやろうじゃないか。君は何番の十刀だい?」
「1だ」
ひゅうと、口笛を吹いた。
「久しぶりに、僕も本気を出すかな・・・・・」
戦いの火蓋は、切って落とされた。
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