血と聖水と名において5
「はぁはぁ・・・・・浮竹のパンツ!」
「こら、京楽、また俺の新しいパンツ盗んだな!」
浮竹がハリセンではたくと、京楽はまだはぁはぁしていた。
「いいじゃない。洗濯前のパンツを盗んでるんじゃないし」
「そこまで変態だと、追い出してる」
「酷い!こんなに愛してるのに!」
「お前の愛はゆがんでいるからな」
朝からそんなやりとりをして、ヴァンパイアハンターギルドに向かった。
「お、ちょうどいいことろにきたな。ヴァンパイアロードが出た。退治を頼めるか。A級とS級なら、軽いことだろう?」
「S級の誰かはあてにあまりならんがな」
「浮竹が怒るから、ちゃんと仕事はするよう」
こうして、浮竹と京楽は、サザンの古城に住むヴァンパイアロード退治に出かけた。
今回もフェンリルに巨大化してもらって、その背に乗って移動する。
遠かったので、途中宿で一泊した。
転移の魔法陣もあったが、知らない町で泊まるのが新鮮だったため、宿をとった。
「浮竹、しっぽりしよう!はぉはぁ」
「アホか!仕事先でしっぽりするハンターがどこにいる!」
「ここにいる!」
自慢げに胸をはる京楽をハリセンで殴り倒して、その日は就寝した。
ちなみにベッドは2つあるのに、京楽は浮竹のベッドで寝た。いつものことなので、浮竹は気にせずぐっすりと寝た。
サザンの古城につくと、ヴァンパイアロードは、美しい少女たちに囲まれていた。
「全部、花嫁にしたのか」
「ふふふ、そうだ。お前も美しいな?花嫁になるか?」
「浮竹はボクの花婿だよ!」
「げ、そっちのヴァンピールの花嫁はお前か!もじゃもじゃの男じゃないか。花嫁になんて絶対したくない」
「失礼な。愛があるから花嫁になったんだよ」
京楽は、聖剣を抜き放つと、ヴァンパイアロードの花嫁たちを殺していく。
一度花嫁になってヴァンパイア化したら、元に戻る方法はなく、血をすするヴァンパイアになってしまう。
「よくも私の花嫁たちを!」
「出でよフェニックス!血と聖水の名においてアーメン!」
浮竹はフェニックスを召喚すると、ヴァンパイアロードを炎で燃やす。
「はははは、私はヴァンパイアロード!これしきの炎では死なぬ!」
「じゃあ、死んで?」
京楽が、目にも見えない速さで、、聖銀でできた聖剣でヴァンパイアロードの心臓を貫く。
「うぎゃあああああああ」
ヴァンパイアロードは、叫び声をあげながらもまだ死なない。
「出でよ、アイシクル、フェンリル!凍り付かせてしまえ!」
氷雪系の精霊を呼び出し、浮竹は氷のブレスをはいてもらい、ヴァンパイアロードは氷漬けになり、京楽が聖剣でその氷像を壊す。
「退治完了だね。さぁ、しっぽりしよう!」
「報告までが仕事だ!このだアホが!」
ハリセンではたかれまくっていたが、京楽は幸せそうだった。
「やばい、変態度が高くなりつつある」
「もっと殴って~~~~~~~」
「知るか!あほ!」
浮竹はヴァンパイアロードの灰をカプセルに詰めて、転移の魔法陣でウィキティにある自宅まで一度戻り、食事と湯あみをしてから浮竹は灰の入ったカプセルを提出するために、ハンターギルドまで戻る。
ちなみに、京楽は浮竹のお風呂をのぞいていたので、すまきにして外の木に吊るしておいた。
「全く、京楽のやつ強いくせになんであんなアホで変態なんだ」
ハンターギルドに行くと、ギルドマスターが話しかけてきた。
「おお、戻ったか。いつも退治が早くて助かる」
「花嫁も数人いたが、殺しておいた」
「仕方ないな。一度花嫁にされたれた、ヴァンパイア化してしまう」
ちなみに、京楽は花嫁にされたが人間のままだった。偉大なるヴァンパイアマスターの血も分けてもらっていて、人間であり続けることを許された。
ヴァンパイアもヴァンピールも、日の光の元で活動できるが、銀に弱い。
浮竹は特殊で、銀の武器を使うことができて、父であるヴァンパイアマスターから加護をもらっていた。
退治されないために、同胞殺しをする。
浮竹は、ヴァンパイアのすべてが人間の敵ではないことを知っている。人間と共存するヴァンパイアも結構いて、そういうヴァンパイアは駆除対象にならない。
誰かが退治してくれと言っても、人に危害を加えてない限りは退治されない。
「くすん。酷いよ浮竹。ボクのこと忘れてたでしょ」
洋館に戻って、アホの子を探していたら、庭の木にすまきで吊るしていたのをすっかり忘れていた。
「ああ、存在を忘れていた」
「酷い!おわびにしっぽりを」
「いいだろう。今日は満月だ。半分とはいえ、ヴァンパイアの血が疼く」
「え、まじでしっぽりしていいの?」
「別にしなくてもどっちでもいい」
「します!しっぽりします!」
浮竹は妖艶に笑い、京楽をすまきかから解放すると、京楽は真剣な顔で浮竹をお姫様だっこして、寝室に向かう。
「あ、この前おとなのおもちゃ買ってきたんだけど」
「自分に使っとけ、このだアホが!」
浮竹の機嫌をそこねてしまい、結局その日はしっぽりできなかったのであった。
「こら、京楽、また俺の新しいパンツ盗んだな!」
浮竹がハリセンではたくと、京楽はまだはぁはぁしていた。
「いいじゃない。洗濯前のパンツを盗んでるんじゃないし」
「そこまで変態だと、追い出してる」
「酷い!こんなに愛してるのに!」
「お前の愛はゆがんでいるからな」
朝からそんなやりとりをして、ヴァンパイアハンターギルドに向かった。
「お、ちょうどいいことろにきたな。ヴァンパイアロードが出た。退治を頼めるか。A級とS級なら、軽いことだろう?」
「S級の誰かはあてにあまりならんがな」
「浮竹が怒るから、ちゃんと仕事はするよう」
こうして、浮竹と京楽は、サザンの古城に住むヴァンパイアロード退治に出かけた。
今回もフェンリルに巨大化してもらって、その背に乗って移動する。
遠かったので、途中宿で一泊した。
転移の魔法陣もあったが、知らない町で泊まるのが新鮮だったため、宿をとった。
「浮竹、しっぽりしよう!はぉはぁ」
「アホか!仕事先でしっぽりするハンターがどこにいる!」
「ここにいる!」
自慢げに胸をはる京楽をハリセンで殴り倒して、その日は就寝した。
ちなみにベッドは2つあるのに、京楽は浮竹のベッドで寝た。いつものことなので、浮竹は気にせずぐっすりと寝た。
サザンの古城につくと、ヴァンパイアロードは、美しい少女たちに囲まれていた。
「全部、花嫁にしたのか」
「ふふふ、そうだ。お前も美しいな?花嫁になるか?」
「浮竹はボクの花婿だよ!」
「げ、そっちのヴァンピールの花嫁はお前か!もじゃもじゃの男じゃないか。花嫁になんて絶対したくない」
「失礼な。愛があるから花嫁になったんだよ」
京楽は、聖剣を抜き放つと、ヴァンパイアロードの花嫁たちを殺していく。
一度花嫁になってヴァンパイア化したら、元に戻る方法はなく、血をすするヴァンパイアになってしまう。
「よくも私の花嫁たちを!」
「出でよフェニックス!血と聖水の名においてアーメン!」
浮竹はフェニックスを召喚すると、ヴァンパイアロードを炎で燃やす。
「はははは、私はヴァンパイアロード!これしきの炎では死なぬ!」
「じゃあ、死んで?」
京楽が、目にも見えない速さで、、聖銀でできた聖剣でヴァンパイアロードの心臓を貫く。
「うぎゃあああああああ」
ヴァンパイアロードは、叫び声をあげながらもまだ死なない。
「出でよ、アイシクル、フェンリル!凍り付かせてしまえ!」
氷雪系の精霊を呼び出し、浮竹は氷のブレスをはいてもらい、ヴァンパイアロードは氷漬けになり、京楽が聖剣でその氷像を壊す。
「退治完了だね。さぁ、しっぽりしよう!」
「報告までが仕事だ!このだアホが!」
ハリセンではたかれまくっていたが、京楽は幸せそうだった。
「やばい、変態度が高くなりつつある」
「もっと殴って~~~~~~~」
「知るか!あほ!」
浮竹はヴァンパイアロードの灰をカプセルに詰めて、転移の魔法陣でウィキティにある自宅まで一度戻り、食事と湯あみをしてから浮竹は灰の入ったカプセルを提出するために、ハンターギルドまで戻る。
ちなみに、京楽は浮竹のお風呂をのぞいていたので、すまきにして外の木に吊るしておいた。
「全く、京楽のやつ強いくせになんであんなアホで変態なんだ」
ハンターギルドに行くと、ギルドマスターが話しかけてきた。
「おお、戻ったか。いつも退治が早くて助かる」
「花嫁も数人いたが、殺しておいた」
「仕方ないな。一度花嫁にされたれた、ヴァンパイア化してしまう」
ちなみに、京楽は花嫁にされたが人間のままだった。偉大なるヴァンパイアマスターの血も分けてもらっていて、人間であり続けることを許された。
ヴァンパイアもヴァンピールも、日の光の元で活動できるが、銀に弱い。
浮竹は特殊で、銀の武器を使うことができて、父であるヴァンパイアマスターから加護をもらっていた。
退治されないために、同胞殺しをする。
浮竹は、ヴァンパイアのすべてが人間の敵ではないことを知っている。人間と共存するヴァンパイアも結構いて、そういうヴァンパイアは駆除対象にならない。
誰かが退治してくれと言っても、人に危害を加えてない限りは退治されない。
「くすん。酷いよ浮竹。ボクのこと忘れてたでしょ」
洋館に戻って、アホの子を探していたら、庭の木にすまきで吊るしていたのをすっかり忘れていた。
「ああ、存在を忘れていた」
「酷い!おわびにしっぽりを」
「いいだろう。今日は満月だ。半分とはいえ、ヴァンパイアの血が疼く」
「え、まじでしっぽりしていいの?」
「別にしなくてもどっちでもいい」
「します!しっぽりします!」
浮竹は妖艶に笑い、京楽をすまきかから解放すると、京楽は真剣な顔で浮竹をお姫様だっこして、寝室に向かう。
「あ、この前おとなのおもちゃ買ってきたんだけど」
「自分に使っとけ、このだアホが!」
浮竹の機嫌をそこねてしまい、結局その日はしっぽりできなかったのであった。
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