忍者ブログ

プログ

小説掲載プログ
03 2025/04 4 56 7 8 9 10 11 1213 14 15 16 17 18 1920 21 22 23 24 25 2627 28 29 30 05

辛い菓子

6番隊の執務室で仕事をしていると、3時になった。

少し休憩を入れようということで、恋次が茶と鯛焼きをもってきた。

白哉はあからさまに嫌そうな顔をした。白哉は甘いものが嫌いだ。鯛焼きなど食べる気もない。

恋次は、鯛焼きをテーブルの上に置くと、お茶だけ白哉に渡した。

白哉はあまり茶菓子を食べない。茶菓子のほとんどが甘いものだからだ。

「隊長、今日はこれがありますよ!」

恋次が手にもってきたものは、カラムーチョだった。

現世の辛いお菓子で、白哉の好物の一つだった。

「よこせ」

白哉が珍しく、がっつく。

「はいはい」

カラムーチョを手にした白哉は、中身がなくなるまでカラムーチョを食べ続けた。

「隊長、一袋丸々はちょっと食べすぎですよ」

「かまわぬ。食べても太らぬ」

「でも、現世にしかないお菓子でしょう。手に入れるのに苦労したんですから。在庫まだありますけど、明日以降ですね」

「今よこせ」

「駄目ですよ、隊長!数に限りがあるんですから!」

「ふむ・・・一般隊士に命令して、カラムーチョを買ってこさせようか・・・・」

逡巡する白哉に、恋次が言う。

「それ、職権乱用っていうんですよ」

「では、清家にでも頼むか」

「あー。清家さんなら、いいかもしれませんね」

「だが、清家を現世に連れて行ったことがない。義骸が必要だ・・・・まぁ、金は腐るほどあるし12番隊に頼んで清家の義骸を作ってもらおう・・・あとキムチも買ってきてもらおう・・・」

一人、辛い物食べたさに口数が多くなった白哉に、不意打ちをするかのように口づけた。

「カラムーチョの味がする」

「愚か者。食べたすぐ後でキスなどするからだ」

「別にこれはこれで構いませんよ」

「んっ」

また恋次と唇が重なった。

「カラムーチョ手に入れたご褒美ください」

「全く、手のかかる・・・・・・」

盛った恋次に、仕方なく隊首室に移動する。

最後までする気はなかったので、お互いのものを重ね合わせて、すり合わせた。

「ああ!」

「隊長・・・・俺の手で、いってください」

「あ、恋次・・・・ひう」

ぐちゃぐちゃと音をたてて、互いものをいじりあっていると、先端の爪を立てられて白哉はいってしまった。

快感で真っ白になる頭を振り払い、恋次のものをしごくと、恋次も白濁した液体を出していた。

「あー。やべぇ、隊長抱きたい」

「隊首室ではせぬ。逢瀬もこの前したばかりだ。我慢しろ」

「うーーー」

おあずけをくらった犬みたいな顔をして、恋次は白哉に口づけた。

「もっとあんたが欲しい、隊長」

「だめなものはだめだ」

「けち」

「なんとでもいえ」

そのかわりだと、もう一度恋次のものに手をかけた。

口に含み、口淫すると、恋次は息を飲んだ。

「た、隊長・・・・・・」

恋次のものをなめあげて、しごいていく。旺盛な性欲をもつ恋次は、その刺激に耐え切れず、白哉の口の中で達していた。

「・・・・・濃い。この前、あれだけやっただろう。何故にここまで濃いのだ」

「若いからです」

白哉とて、まだ若い。

「お前は盛り過ぎだ。一度医者に診てもらえ」

「いや、普通ですって。隊長が相手だから、盛るんです」

逢瀬は大体一週間に一度くらいだ。

「濃いのは、抜いてなかったからですね」

「一週間に一度では足りぬのか」

「全然足りません」

白哉はどちらかというと性欲があまりない。自分で抜くという行為すらしない。

恋次の旺盛すぎる性欲に眩暈を覚える。

「仕方あるまい。週末、あの館へ・・・」

「一週間経ってないのに、抱いてもいいんですか?」

「そうでもしないと、お前は執務室でも盛るであろう」

「はは、確かに我慢できなくなって隊首室に連れ込むかも」

隊首室は、恋次の仮の寝床だ。何度かそこに連れこまれて抱かれた。

「恋次」

「はい、隊長」

「館へは、やはり今宵もでも構わぬ」

「ほんとですか。よっしゃー」

「その代わり、手加減しろよ」

「はい」

白哉を今夜抱けることになって、恋次は幸せの絶好調にいた。

「茶を入れろ」

「はい」

恋次のいれた緑茶を飲みながら、我ながら甘いと思う白哉だった。

夜になり、いつも逢瀬に使う館にやってくる。

明日は休みではないので、あまり無理はできない。

出されていた食事を食べ、酒を飲むとなし崩しに褥の上に二人で転がった。

「隊長、好きです」

貴族の証をはぎとり、隊長羽織も死覇装も脱がせていく。

「あ・・・・・」

白哉も、恋次の死覇装を脱がせた。

均整のとれたよく筋肉のついた体だ。入れ墨が目立つ。

「恋次は、何故入れ墨など体にいれたのだ」

「え・・・そうですね。かっこいいのと、強さの証みたいに。大きな戦で勝利すると入れ墨をいれます。この背中の下のほうの刺青は、大戦が終わってからいれたものっすね」

「入れ墨は入れるときに想像以上に痛いと聞く。大丈夫なのか?」

白哉の言葉に、恋次は頷いた。

「俺は根性ありますから。少しくらい痛くても平気です」

「もしも、私が入れ墨を入れると言ったらどうする?」

「断固として止めますね!この綺麗な白い肌に入れ墨なんて言語同断です!」

恋次の心配する声に、白哉は苦笑を漏らす。

「言ってみただけだ。入れ墨など、入れる気はない」

「よかった・・・・」

恋次の手が、白哉の体を這っていく。

「んん・・・・・・」

膝を膝でわり、胸の先端を甘噛みした。

「んっ」

キスをしながら、潤滑油に濡れた指を白哉の体内に入れる。

「一度、だけだぞ」

「わかってます」

前立腺を刺激しつつ、蕾を解していく。

トロトロになった頃に、宛がい引き裂いた。

「あああああ!」

「く・・・・・」

白哉の中の締め付けにいきそうになるが、1回だけと言われているので必死に耐えた。

ズチュズチュと音とたてて、白哉の内部を穿っていく。

「あ!」

とろりと、白哉は蜜と一緒に白濁した液を吐きだしていた。

「んんん・・・ひあっ」

女のように犯されて喜ぶようになってしまった腹が、子種を欲しいと訴える。

「くぁ・・・・ひう」

白哉の弱いところばかり突き上げていると、白哉はまたいってしまった。

「あ・・・・もう、お前もいけ・・・私の中で、ぶちまけろ」

言われた通りに、白哉の腹の奥に子種をこれでもかというほど、放ってやった。

お互い、荒い呼吸を繰り返す。

それから横になり、呼吸を整える。

「お風呂いきましょうか」

「ああ」

白哉は行為後、寝てしまうこともあるが風呂に入り、交わった証を流すのが常日頃の行いだった。

とろりと太腿からしたたり落ちてくる、恋次の子種を気にしながら、風呂場について腹の奥にだされたものをかき出してもらった。

「私が女なら、とっくに身籠っているな」

「隊長相手なら身籠らせることができそうな気がします」

「男に子供はできぬ」

「隊長なら・・・・」

髪と体を洗い、湯船に浸かって疲労した体をリラックスさせた。

ほどなく睡魔が襲ってきて、白哉は早めに浴衣に着替えて布団に横になった。

恋次はまだしたりなくて、浴室で一人で白哉のあられもない姿や声を想像して抜いていた。

「あー。俺って性欲旺盛すぎるのか?隊長が淡泊なだけなのか?」

白哉は2回いった。

恋次は1回だ。

日のあるうちに、白哉に2回抜かれたので、今日は合計3回いったことになる。

それでも、まだまだできそうだった。

「隊長に全部ぶつけたら、失神しちまうもんなぁ・・・・・」

翌日が休日の日は、激情の全てをぶちまけることもあったが、愛されている分かりだしてからその頻度は少なくなった。

代わりに、時折酒に分からない程度の媚薬を混ぜて、乱れさせたりもした。

恋次は白哉の元に戻ると、用意されてあった布団に横になる。

隣では、白哉があどけない顔で眠っていた。

抜いたばかりなのに、その寝顔にむらむらしてきた。

「隊長・・・・・」

口づけると、白哉が目覚めた。

「どうした」

「いえ・・・あんまりにもあどけない顔で寝ていたので」

「こちらにこい。添い寝してやろう」

白哉の言葉に、恋次はするりと白哉の布団にもぐりこんだ。

こうやって、1つの寝具で眠ることもたまにある。

「隊長の温もりがする・・・・」

「明日は仕事だ。大人しく、寝ろ」

そう言って、白哉はまた眠ってしまった。

寝付きがいいのが羨ましかった。

布団の中で、白哉の体を抱き締めながら、恋次もいつの間にか意識は闇に滑り落ちていった。

「恋次、起きぬか、恋次!いつまで私を抱いているつもりだ!」

「んー・・・・・」

「もう8時だ。急がねば、9時の仕事に間に合わぬ」

「うあ、そんな時間ですか!」

恋次は白哉を解放してがばりと起きた。

朝食は用意されてあったので、急ぎ目に食べて、二人して6番隊の執務室に瞬歩でやってくる。

時刻は8時50分。

ぎりぎりだった。

「やはり、次の日に仕事があるのに睦み合うのは止めたほうがよいか」

「いえ、ちゃんと起きます!遅刻しないようにしますから、翌日が休日じゃなくても抱かせてください!」

恋次は白哉を抱きたい時に抱けない。欲望のままに白哉を抱いていたら、毎日遅刻だろう。

「3時にカラムーチョを出すのであれば、抱かせてやってもよい」

くすくすと静かな笑いを、白哉が零す。

麗人は、美しかった。

黒絹の髪に、白い肌、中性的に整った美貌。よく手に入れることができたものだと、自分でも思う。

「カラムーチョ2つだします!」

「言ったな。2つだぞ」

1つは持って帰って食べよう。

そう思う白哉だった。

恋次は結局、カラムーチョが尽きて、休日に現世に赴きスーパーで大量に買い込むのであった。あと、キムチもおまけで買っておいた。

白哉の辛いもの好きは、甘いもの好きより苦労する。

それでも、微笑む白哉を見れるなら、どんな苦労もおしまないのであった。











拍手[0回]

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら
新着記事
(04/03)
(04/02)
(04/01)
(03/31)
(03/31)
"ココはカウンター設置場所"