忍者ブログ

プログ

小説掲載プログ
02 2025/03 3 5 6 7 89 10 11 12 13 14 1516 17 18 19 20 21 2223 24 25 26 27 28 2930 31 04

院生時代の部屋9

「浮竹・・・・・ああいいよ、浮竹・・愛してる浮竹・・・・」

がチャリ。

入ってきた浮竹を見て、京楽は固まった。

浮竹も固まっている。

「▽□×*\〇×÷!!!」

浮竹は、顔を真っ赤にして、理解不能な言葉を出して、その場に頽れた。

「ちょっと、浮竹!?」

京楽が、倒れかけている浮竹の頬に手をそえる。

べちゃ。

ついた。

浮竹のことを思いながら自虐していた京楽の体液が、浮竹の頬についた。

あ、やばい。

いろいろとやばい。

ぶちぃいいいいいい

凄い音をたてて、浮竹が切れた

「破道の4・・・・・白雷」

「ちょっと待ってよ!鬼道はないでしょ!」

さっきいた場所が、黒こげになっていた。

殺気を感じる。

これはやばい。

ちなみに、まだ京楽は自虐していたせいでナニを丸出しのままだった。

「その腐ったのごと、消えてしまえ」

破道をさらにだそうとする浮竹の前で、京楽はナニを直すと、体液を適当に衣服でふいて、浮竹にとびかかった。

「おりゃああああああ」

「ぎゃああああああああ」

二人して、もつれあいながら床に倒れこむ。

浮竹の頬についたままの白濁の液体を、服でぬぐう。

「ああもう、この服着れないな・・・」

「破道の4、白雷」

「のあああああ!」

浮竹は、押し倒してくる京楽に、また白雷を放った。

間一髪で避ける。雷は、床を焦がした。

「ぐ・・・・ごほっごほっ」

浮竹が咳こんで、血を吐いた。

「ちょ、こんな時に」

「この意識が途切れる前に・・・・お前を抹消してやる・・・・・・」

そういいながら、吐血する。

ヒューヒューと喉がなり、ついに浮竹は苦しさのあまり気絶した。

「助かった・・・・」

京楽は、洗面所で手を洗って、衣服を着替える。もうナニは反応しなかった。

浮竹の発作のお陰で助かるとはなんという皮肉。

これから自虐するときは、風呂場でしようと思う京楽だった。

浮竹をベッドに寝かせて、少し意識が戻った時に、肺の病用の薬を飲ませて、安静にさせた。

寝ているとかわいいんだけどな。

切れると怖い、と思う京楽だった。




拍手[0回]

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら
新着記事
(03/04)
(03/04)
(03/02)
(03/01)
(03/01)
"ココはカウンター設置場所"