露出変態出没!その正体は!
ガチャリ。
ドアをあけて中に入ると、真っ黒なコートを羽織った京楽がいた。
「なんだ、室内で暑そうな恰好をして・・・・」
ばっと、コートの下を見せる。
パンツ一丁だった。
いや、パンツをはいていてよかったというべきか。
本当なら、すっぽんぽんのフルチンになりたかったのだろうが、浮竹に本気で愛想をつかされるのを恐れて、パンツははいたに違いない。
ちなみに、派手で多分勝負下着だ。
「僕と一緒に、パンツ一丁になって、そしてそして、めくるめく愛の楽園へ・・・・おぐっ!」
最後の蛙がつぶれたよな声は、浮竹に股間を蹴られたからだ。
「一生その恰好でいろ!」
そう言ったのが悪かったのか・・・・。
京楽は、外でも浮竹を待ち伏せしてパンツ一丁を見せる、変態になっていた。
数日後。
「えー、教師から生徒諸君、特に女子生徒に注意してほしいことがあります。最近、学院の内部や外で、黒いコートを羽織った変態が、下半身を露出してみせるという、変態行為をしているということがあり、現在7名の女子生徒と2名の男子生徒が被害にあっています。犯行時刻は夕刻の6時半~7時あたりです。どうか、この時間帯に移動するときは一人ではなく、集団で移動しましょう」
浮竹は、まさかと、京楽を見た。
京楽は、ぶんぶんと首を横に振る。
全身で訴える。
しかし、浮竹は犯人は京楽だと思った。
放課後になった。
「京楽、見損なったぞ!誰彼構わず変態行為を働く露出魔だなんて!」
「違う、僕じゃない!」
「お前以外の誰がいるというんだ!」
「でも、ほんとに僕jじゃないんだ!それに、僕が浮竹に見せた時はパンツはいてたよ!寮の部屋の前とか、道場の裏とか、確かに君がいたところで、羽織っていた黒いコートの中身のパンツ一丁を見せたけど、僕じゃないんだ!」
「信じられるか!」
怒って、浮竹は寮の自室に帰ってしまった。
「待ってよ!」
浮竹をおいかけて、京楽も寮の自室にもどった。
寮の部屋ではぎすぎすした空気が流れていた。
「もしもし、心のケア相談所ですか」
京楽は、ずっこけた。
浮竹は、この前と同じところに電話していた。
「実は、この前相談に乗ってっもらった変態が、ついに見境なく露出狂になってしまったんです。一応友人である俺の身からしたら、捕まってほしくないんですがどうすればいいでしょうか」
「説得しましょう。じっくりと話あえば、なんとかなるはずです。捕まる前に、更生を促しましょう」
「聞こえていたか?」
「うん・・・・」
「ありがとうございました」
浮竹は電話を置くと、京楽に正座するように命令した。
しょげたかんじで、床に正座した京楽。
がみがみがみ。
3時間に及ぶお説教を受けた。
そして、確信に触れる。
「本当に、お前じゃないんだな?」
「誓うよ。僕の全てにかけて」
「京楽の全てなんてどうせ変態の塊だから、誓われてもな」
「酷い!僕とのことは遊びだったのね!」
「あーはいはい。行くぞ」
「何処へ?」
京楽を立ち上がらせて、京楽がもっていた黒いコートをごみ箱に捨てて、浮竹は言った。
「見回りだ。犯人を俺たちの手で捕まえようじゃないか」
今、ちょうど夕方の6時20分だった。
「手分けした方が早いか・・・いやでも、露出魔から更に変態行為にでるかもしれない。ペアで動こう」
二人して、学校内、校庭、体育館、道場と見回るが異常なし。学院の外に出て、捜し歩く。
結局、その日が成果は得られなかった。
それから1週間見回りを続けたが、被害者が3人増えるだけだった。
「くそ、早く見つけないと・・・」
新しく被害にあった女子生徒は、鋏で髪を切られたらしい。
思っていた通り、悪化している。
このままでは、傷害沙汰や襲いかかってきたりしそうだ。
教師も、張り込みを続けた。
6時半~7時にかけて、外に一人で出る生徒はいなくなった。
「きゃああああああ!!誰かきてーーーー!」
たまたま近くを通っていたら、悲鳴が聞こえた。
京楽と浮竹は頷きあい、飛び出す。
「な、なんだ貴様らは!」
フルチンのおっさんだった。黒いコートを着ていた。
「今いいところなんだ、邪魔するな!」
手には、ナイフのような刃物を持っていた。
「京楽、女子生徒を頼む!」
こくりと頷き、泣いている女子生徒を抱き上げる。
「おんやぁ?君、男の子かい?女の子じゃないの?かわいいねぇ、俺とめくるめく愛の・・・」
ゴス。
京楽が怒りに怒って、変態の股間を後ろから蹴った。
「もぎゃああああ」
ガードするものもなかったので、変態はその場にで蹲って股間を握りしめていた。
「君、教師を呼んでこれるかい?」
被害にあった女子生徒にそう言うと、女子生徒は強くうなずいた。
「職員室にいって、先生呼んできます!」
浮竹は、念のためにもっていたロープで変態をしばりあげた。股間はみたくないので、コートのボタンを全部しめさせた。
「いい匂いがするねぇ、甘い花の香だ。かわいいねぇ、拘束プレイか。それもいいねぇ」
変態には、ロープで縛りあげることもご褒美になるらしい。
浮竹は、少し肩より長くなった髪を揺らして、微笑んだ。
「・・・・・・死ね」
ドロップキックを顔面に食らわせた。
鼻血を出して倒れたところに、教師たちがかけつけてくる。
「大丈夫かい、浮竹君!」
「浮竹君、京楽君、やりますね!教師が総動員して見つけれなかった露出魔を捕縛するとは!」
教師たち全員に褒められて、京楽はまんざらでもなさそうだった。浮竹は優等生で通しているので、教師受けがいい。
「実は、二人ほどの生徒が、京楽君が浮竹君の前で黒いコートを着ていて中身を見せていたという、変態行為をしているのでないかという相談事があったんだが、杞憂だったようだ」
びくりと、京楽は知らないふりをする。
浮竹は、京楽の手をとって、自室に戻っていく。
「これに懲りたら、もう露出魔なんてやめろよ」
「うん」
次の日から、露出狂はいなくなった。
でも、浮竹のパンツをかぶって、今まで盗んできたパンツの海にダイブして、幸せそうな声をあげる京楽がいた。
「俺のパンツ・・・・こんなに・・」
「僕の宝物だよ!」
「道理でパンツが少なくなるわけだ。こんなにとっていたとは・・・・この変態がああああ!破道の4、白雷!」
「あぎゃああああああああ」
鬼道を受けて、黒焦げになる京楽がいたとさ。
ドアをあけて中に入ると、真っ黒なコートを羽織った京楽がいた。
「なんだ、室内で暑そうな恰好をして・・・・」
ばっと、コートの下を見せる。
パンツ一丁だった。
いや、パンツをはいていてよかったというべきか。
本当なら、すっぽんぽんのフルチンになりたかったのだろうが、浮竹に本気で愛想をつかされるのを恐れて、パンツははいたに違いない。
ちなみに、派手で多分勝負下着だ。
「僕と一緒に、パンツ一丁になって、そしてそして、めくるめく愛の楽園へ・・・・おぐっ!」
最後の蛙がつぶれたよな声は、浮竹に股間を蹴られたからだ。
「一生その恰好でいろ!」
そう言ったのが悪かったのか・・・・。
京楽は、外でも浮竹を待ち伏せしてパンツ一丁を見せる、変態になっていた。
数日後。
「えー、教師から生徒諸君、特に女子生徒に注意してほしいことがあります。最近、学院の内部や外で、黒いコートを羽織った変態が、下半身を露出してみせるという、変態行為をしているということがあり、現在7名の女子生徒と2名の男子生徒が被害にあっています。犯行時刻は夕刻の6時半~7時あたりです。どうか、この時間帯に移動するときは一人ではなく、集団で移動しましょう」
浮竹は、まさかと、京楽を見た。
京楽は、ぶんぶんと首を横に振る。
全身で訴える。
しかし、浮竹は犯人は京楽だと思った。
放課後になった。
「京楽、見損なったぞ!誰彼構わず変態行為を働く露出魔だなんて!」
「違う、僕じゃない!」
「お前以外の誰がいるというんだ!」
「でも、ほんとに僕jじゃないんだ!それに、僕が浮竹に見せた時はパンツはいてたよ!寮の部屋の前とか、道場の裏とか、確かに君がいたところで、羽織っていた黒いコートの中身のパンツ一丁を見せたけど、僕じゃないんだ!」
「信じられるか!」
怒って、浮竹は寮の自室に帰ってしまった。
「待ってよ!」
浮竹をおいかけて、京楽も寮の自室にもどった。
寮の部屋ではぎすぎすした空気が流れていた。
「もしもし、心のケア相談所ですか」
京楽は、ずっこけた。
浮竹は、この前と同じところに電話していた。
「実は、この前相談に乗ってっもらった変態が、ついに見境なく露出狂になってしまったんです。一応友人である俺の身からしたら、捕まってほしくないんですがどうすればいいでしょうか」
「説得しましょう。じっくりと話あえば、なんとかなるはずです。捕まる前に、更生を促しましょう」
「聞こえていたか?」
「うん・・・・」
「ありがとうございました」
浮竹は電話を置くと、京楽に正座するように命令した。
しょげたかんじで、床に正座した京楽。
がみがみがみ。
3時間に及ぶお説教を受けた。
そして、確信に触れる。
「本当に、お前じゃないんだな?」
「誓うよ。僕の全てにかけて」
「京楽の全てなんてどうせ変態の塊だから、誓われてもな」
「酷い!僕とのことは遊びだったのね!」
「あーはいはい。行くぞ」
「何処へ?」
京楽を立ち上がらせて、京楽がもっていた黒いコートをごみ箱に捨てて、浮竹は言った。
「見回りだ。犯人を俺たちの手で捕まえようじゃないか」
今、ちょうど夕方の6時20分だった。
「手分けした方が早いか・・・いやでも、露出魔から更に変態行為にでるかもしれない。ペアで動こう」
二人して、学校内、校庭、体育館、道場と見回るが異常なし。学院の外に出て、捜し歩く。
結局、その日が成果は得られなかった。
それから1週間見回りを続けたが、被害者が3人増えるだけだった。
「くそ、早く見つけないと・・・」
新しく被害にあった女子生徒は、鋏で髪を切られたらしい。
思っていた通り、悪化している。
このままでは、傷害沙汰や襲いかかってきたりしそうだ。
教師も、張り込みを続けた。
6時半~7時にかけて、外に一人で出る生徒はいなくなった。
「きゃああああああ!!誰かきてーーーー!」
たまたま近くを通っていたら、悲鳴が聞こえた。
京楽と浮竹は頷きあい、飛び出す。
「な、なんだ貴様らは!」
フルチンのおっさんだった。黒いコートを着ていた。
「今いいところなんだ、邪魔するな!」
手には、ナイフのような刃物を持っていた。
「京楽、女子生徒を頼む!」
こくりと頷き、泣いている女子生徒を抱き上げる。
「おんやぁ?君、男の子かい?女の子じゃないの?かわいいねぇ、俺とめくるめく愛の・・・」
ゴス。
京楽が怒りに怒って、変態の股間を後ろから蹴った。
「もぎゃああああ」
ガードするものもなかったので、変態はその場にで蹲って股間を握りしめていた。
「君、教師を呼んでこれるかい?」
被害にあった女子生徒にそう言うと、女子生徒は強くうなずいた。
「職員室にいって、先生呼んできます!」
浮竹は、念のためにもっていたロープで変態をしばりあげた。股間はみたくないので、コートのボタンを全部しめさせた。
「いい匂いがするねぇ、甘い花の香だ。かわいいねぇ、拘束プレイか。それもいいねぇ」
変態には、ロープで縛りあげることもご褒美になるらしい。
浮竹は、少し肩より長くなった髪を揺らして、微笑んだ。
「・・・・・・死ね」
ドロップキックを顔面に食らわせた。
鼻血を出して倒れたところに、教師たちがかけつけてくる。
「大丈夫かい、浮竹君!」
「浮竹君、京楽君、やりますね!教師が総動員して見つけれなかった露出魔を捕縛するとは!」
教師たち全員に褒められて、京楽はまんざらでもなさそうだった。浮竹は優等生で通しているので、教師受けがいい。
「実は、二人ほどの生徒が、京楽君が浮竹君の前で黒いコートを着ていて中身を見せていたという、変態行為をしているのでないかという相談事があったんだが、杞憂だったようだ」
びくりと、京楽は知らないふりをする。
浮竹は、京楽の手をとって、自室に戻っていく。
「これに懲りたら、もう露出魔なんてやめろよ」
「うん」
次の日から、露出狂はいなくなった。
でも、浮竹のパンツをかぶって、今まで盗んできたパンツの海にダイブして、幸せそうな声をあげる京楽がいた。
「俺のパンツ・・・・こんなに・・」
「僕の宝物だよ!」
「道理でパンツが少なくなるわけだ。こんなにとっていたとは・・・・この変態がああああ!破道の4、白雷!」
「あぎゃああああああああ」
鬼道を受けて、黒焦げになる京楽がいたとさ。
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