黒猫の寵姫
ソウル帝国407年。
皇帝は、10貴族から選抜された者が皇帝となった。
先代の皇帝が没して3年の空白期間を得て、ソウル帝国の皇帝は10貴族が一人、阿散井恋次となった。
「は~つまんねぇ。闇マーケットにかわいい子いねーかみてくるか」
恋次は、皇帝となったものの、政治は10貴族に任せきりで、お飾りの皇帝だった。
後宮には、恋次が気に入った娘たちが入れられて、寵姫となっていた。
その日、闇マーケットは騒がしかった。実に50年ぶりに、黒猫の亜人が奴隷として出品されるのだという。
「どんな子だろ」
恋次は、皇帝なのにお供の者も連れずに、闇マーケットで奴隷のオークションが開始されるのを待った。
「さて、次は本日の目玉商品!なんと、黒猫の亜人の青年だ!その美しさに、誰もが心奪われる!さぁさぁ」
「なんだ、野郎か」
出てきたのは、絹のような黒髪に黒い瞳、白い肌をした男性とはとても思えない、美しい青年だった。
「1億!」
「1億3千万!」
「10億」
気づけば、恋次はその黒猫の青年を競り落としていた。
「10億がでたー!さぁ、他にいませんか」
さすがに、10億以上を出す者はいなくて、恋次が黒猫の亜人の青年を落札した。
黒猫の亜人の青年の名は、朽木白哉。
人攫いに攫われて、はるばるソウル帝国の闇マーケットに売られたのだという。
ソサエティ王国という国の、貴族出身の若者だった。
「主と、呼べばいいのか」
白哉は、貴族らしい物言いの青年だった。
「いや、恋次でいいっす」
年は24歳。恋次より3つ年上だった。
「何を呆けておるのだ」
「いや、綺麗だなぁと思って」
「それで、私は何をすればいい。労働か。それとも性奴隷か」
白哉はドライな性格で、自分の立場を悲しむことなく、淡々としていた。
「いや、あんたを奴隷から解放します」
「解放されたところで、行く当ても金もない。故郷に帰るあてもないし、ここから遠すぎる。兄は、私に10億を出した。その働きはせねばなるまい」
「いや、まじでいいですから!」
「私を抱くか?」
「え、いいんすか?」
「私は兄のものだ。兄が望むことをするのが、私の仕事であろう」
恋次は、服を脱ごうとする白哉を止める。
「いや、無理しないでください。今日は、風呂に入って飯くって、ゆっくり寝てください」
「よいのか、それで」
「はい」
白哉は、言われた通りにした。
白哉が起きると、そこは宮殿の一室だった。
「私は‥‥」
「あ、起きましたか?」
「恋次、だったか」
「はい。白哉さんって呼んでいいですか」
「なんでもかまわぬ」
「じゃあ、白哉さんで」
白哉は、恋次が皇帝であることに驚きはしたが、顔には出さなかった。
「俺の、付き人になってください」
「執事のようなものか?」
「まぁ、似たようなもんすかね」
「分かった」
白哉は、恋次の付き人になった。
恋次は、白哉に恋心を抱くようになっていた。悟られないように振る舞うが、自然と視線は白哉を追ってしまう。
「ああ、なんて格好してるんですか!」
ある日、白哉が胸のあいたちょっと見た目にも煽情的な衣服を着ていたものだから、恋次は上着を脱いで白哉に着せた。
「メイドが、この服を切ればいちころだといっていた。意味が分からぬが」
「ああもう、ルキアのやつ」
後で叱っておこうと思って白哉のほうを向くと、白哉が恋次に口づけをしてきた。
ぺろりと、唇を舐める煽情的な仕草に、唾を飲み込む。
「酒持ってきてください。ありったけ」
酒を飲んで、忘れようと思った。
結果、少し酔ったが、同じように飲めと言われた白哉はかなり酔っていた。
「あーもう、知らないっすからね」
白哉をお姫様抱っこする。見た目も華奢だったが、体重も軽かった。
「ちゃんと食べてます?」
「ほどほどに」
白哉は、とろんとした瞳で見つめてくる。
恋次の我慢の糸は、すでに切れていた。
白哉をベッドに寝かせると、衣服をはぎとって、自分も裸になる。
「あんたから、誘ってきたんすからね」
「そうだ。そういう意味で、キスをした。兄は、ずっとそういう目で私を見ていたであろうが」
「それはそうですけど」
「抱きたいなら、素直に言えばいい。私は、兄のものなのだから」
「抱きますよ?」
「好きにせよ」
まず、キスをした。
逃げる白哉の舌を絡めとり、両手を頭の上で拘束して、何度も口づける。
「ふあっ」
漏れた白哉の声だけで、恋次はいきそうになっていた。
細い体を愛撫して、胸の先端を舐め転がす。黒猫の耳と尻尾を触ると、性感帯なのか、ぴくりと反応する。
「んっ」
「もっと、声きかせてください」
「ああっ」
下肢を触られて、白哉は足を閉じようとする。
膝で割って入り、恋次は白哉のものに舌を這わせた。
「っはぁ」
びくんと、白哉の全身が動く。
「あ、もうだめえええ」
白哉は、恋次の口の中に精液をはきだしていた。
「はぁはぁ」
息が整う前に、潤滑油をまとった指が、体内に侵入する。
「あっ」
前立腺を刺激されて、白哉は濡れた声を出す。
それが腰にきて、恋次は手早く白哉の蕾をほぐすと、自分のものをあてがい、引き裂いた。
「ああああ!!!」
悲鳴に似た声だった。
「痛い?」
「あう」
「大丈夫っすか?」
「あ、平気だ」
とてもそうは見えないが、恋次は続けた。
もう、とてもじゃないが我慢がきかない。
白哉の中は熱くて狭くて、恋次ものを締め付けてくる。
「あ」
恋次が動くと、ぐちゅりと、音がなった。
「痛くしたらすみません」
「ああ、あ、あ」
パンパンと、肉と肉をぶつけ合わせる。
「ひあああ!」
最奥を突きあげると、白哉はびくりと痙攣して、精液を出す。
同時に、恋次も白哉の中に精液を吐き出していた。
「まだ、続けますよ」
「あう」
ぐりっと奥をえぐらて、白哉はドライのオーガズムでいっていた。
「白哉さん、かわいい」
「ひあ、恋次」
「もっと、名前呼んでください」
「あ、恋次、恋次。熱が昂って、止まらぬ」
「一緒にいきましょう」
「んああああ」
白哉の中をこすりあげて、最奥を貫く。肩に白哉の細い足を抱え込むと、より深くはいった。
「ひあ、深い」
「奥の奥まで、抉ってあげます」
「やあああああ」
前をいじられながら、胎の奥まで侵入されて、白哉はドライでいきながら、精液を出していた。
恋次も、白哉の胎の奥に精液を叩きつける。
「んああ、あ」
ずるりと引き抜かれると、中に出したものが逆流して溢れ、シーツ白い水たまりをつくる。
「白哉さん、好きです」
「ん‥‥」
おぼろげな意識の下で、白哉は静かに「そうか」と呟く。
「‥‥‥‥あ」
白哉が目覚めると、後始末は全て終わった後で、違う新しい衣服を着て、違うベッドで眠っていたらしかった。
「恋次?」
「はい、白哉さん」
「私はどれくらい眠っていた?」
「半日ですかね。無理、させすぎましたね。すんません」
「半日も‥‥‥仕事が‥‥」
白哉は、恋次の代わりに書類仕事をするようになっていた。
腐っても皇帝なので、その気になれば仕事はある。
「今日は大人しく寝ていてください」
「そうする。腰が痛い」
白哉は、その日から恋次の寵姫として扱われるようになった。
子はなせないが、元々皇帝は10貴族の中から選抜して選ばれるので、跡継ぎなどの問題はなかった。
「今日は、何をすればいい?」
「子守唄、歌ってください。あと、膝枕してもらっていいですか」
「私は、あまり歌はうまくないぞ」
「かまいません」
白哉は、うまくないというが、歌姫もかくやという歌声をもっていた。
白哉の歌声を聞きながら、恋次は白哉の黒猫の尻尾をいじる。
「んっ。尻尾は、よせ」
歌声がやみ、白哉が目を潤ませる。
「感じちゃいました?」
「うるさい」
白哉はつーんとあらぬ方角を見る。
「白哉さん」
「なんだ」
「好きです」
「そうか」
「白哉さんは?」
「知らぬ」
少し赤くなって、白哉はまた歌い始める。
黒猫の寵姫。
男でありながら、後宮に入った。
恋次は白哉を寵愛し、他の寵姫たちを無視するようになった。
他の寵姫たちも、白哉の美貌に惚れて、白哉に迫る者もいたが、そんな寵姫は恋次が排除した。
黒猫の寵姫と言われ、長い間白哉は恋次に寵愛されるのであった。
皇帝は、10貴族から選抜された者が皇帝となった。
先代の皇帝が没して3年の空白期間を得て、ソウル帝国の皇帝は10貴族が一人、阿散井恋次となった。
「は~つまんねぇ。闇マーケットにかわいい子いねーかみてくるか」
恋次は、皇帝となったものの、政治は10貴族に任せきりで、お飾りの皇帝だった。
後宮には、恋次が気に入った娘たちが入れられて、寵姫となっていた。
その日、闇マーケットは騒がしかった。実に50年ぶりに、黒猫の亜人が奴隷として出品されるのだという。
「どんな子だろ」
恋次は、皇帝なのにお供の者も連れずに、闇マーケットで奴隷のオークションが開始されるのを待った。
「さて、次は本日の目玉商品!なんと、黒猫の亜人の青年だ!その美しさに、誰もが心奪われる!さぁさぁ」
「なんだ、野郎か」
出てきたのは、絹のような黒髪に黒い瞳、白い肌をした男性とはとても思えない、美しい青年だった。
「1億!」
「1億3千万!」
「10億」
気づけば、恋次はその黒猫の青年を競り落としていた。
「10億がでたー!さぁ、他にいませんか」
さすがに、10億以上を出す者はいなくて、恋次が黒猫の亜人の青年を落札した。
黒猫の亜人の青年の名は、朽木白哉。
人攫いに攫われて、はるばるソウル帝国の闇マーケットに売られたのだという。
ソサエティ王国という国の、貴族出身の若者だった。
「主と、呼べばいいのか」
白哉は、貴族らしい物言いの青年だった。
「いや、恋次でいいっす」
年は24歳。恋次より3つ年上だった。
「何を呆けておるのだ」
「いや、綺麗だなぁと思って」
「それで、私は何をすればいい。労働か。それとも性奴隷か」
白哉はドライな性格で、自分の立場を悲しむことなく、淡々としていた。
「いや、あんたを奴隷から解放します」
「解放されたところで、行く当ても金もない。故郷に帰るあてもないし、ここから遠すぎる。兄は、私に10億を出した。その働きはせねばなるまい」
「いや、まじでいいですから!」
「私を抱くか?」
「え、いいんすか?」
「私は兄のものだ。兄が望むことをするのが、私の仕事であろう」
恋次は、服を脱ごうとする白哉を止める。
「いや、無理しないでください。今日は、風呂に入って飯くって、ゆっくり寝てください」
「よいのか、それで」
「はい」
白哉は、言われた通りにした。
白哉が起きると、そこは宮殿の一室だった。
「私は‥‥」
「あ、起きましたか?」
「恋次、だったか」
「はい。白哉さんって呼んでいいですか」
「なんでもかまわぬ」
「じゃあ、白哉さんで」
白哉は、恋次が皇帝であることに驚きはしたが、顔には出さなかった。
「俺の、付き人になってください」
「執事のようなものか?」
「まぁ、似たようなもんすかね」
「分かった」
白哉は、恋次の付き人になった。
恋次は、白哉に恋心を抱くようになっていた。悟られないように振る舞うが、自然と視線は白哉を追ってしまう。
「ああ、なんて格好してるんですか!」
ある日、白哉が胸のあいたちょっと見た目にも煽情的な衣服を着ていたものだから、恋次は上着を脱いで白哉に着せた。
「メイドが、この服を切ればいちころだといっていた。意味が分からぬが」
「ああもう、ルキアのやつ」
後で叱っておこうと思って白哉のほうを向くと、白哉が恋次に口づけをしてきた。
ぺろりと、唇を舐める煽情的な仕草に、唾を飲み込む。
「酒持ってきてください。ありったけ」
酒を飲んで、忘れようと思った。
結果、少し酔ったが、同じように飲めと言われた白哉はかなり酔っていた。
「あーもう、知らないっすからね」
白哉をお姫様抱っこする。見た目も華奢だったが、体重も軽かった。
「ちゃんと食べてます?」
「ほどほどに」
白哉は、とろんとした瞳で見つめてくる。
恋次の我慢の糸は、すでに切れていた。
白哉をベッドに寝かせると、衣服をはぎとって、自分も裸になる。
「あんたから、誘ってきたんすからね」
「そうだ。そういう意味で、キスをした。兄は、ずっとそういう目で私を見ていたであろうが」
「それはそうですけど」
「抱きたいなら、素直に言えばいい。私は、兄のものなのだから」
「抱きますよ?」
「好きにせよ」
まず、キスをした。
逃げる白哉の舌を絡めとり、両手を頭の上で拘束して、何度も口づける。
「ふあっ」
漏れた白哉の声だけで、恋次はいきそうになっていた。
細い体を愛撫して、胸の先端を舐め転がす。黒猫の耳と尻尾を触ると、性感帯なのか、ぴくりと反応する。
「んっ」
「もっと、声きかせてください」
「ああっ」
下肢を触られて、白哉は足を閉じようとする。
膝で割って入り、恋次は白哉のものに舌を這わせた。
「っはぁ」
びくんと、白哉の全身が動く。
「あ、もうだめえええ」
白哉は、恋次の口の中に精液をはきだしていた。
「はぁはぁ」
息が整う前に、潤滑油をまとった指が、体内に侵入する。
「あっ」
前立腺を刺激されて、白哉は濡れた声を出す。
それが腰にきて、恋次は手早く白哉の蕾をほぐすと、自分のものをあてがい、引き裂いた。
「ああああ!!!」
悲鳴に似た声だった。
「痛い?」
「あう」
「大丈夫っすか?」
「あ、平気だ」
とてもそうは見えないが、恋次は続けた。
もう、とてもじゃないが我慢がきかない。
白哉の中は熱くて狭くて、恋次ものを締め付けてくる。
「あ」
恋次が動くと、ぐちゅりと、音がなった。
「痛くしたらすみません」
「ああ、あ、あ」
パンパンと、肉と肉をぶつけ合わせる。
「ひあああ!」
最奥を突きあげると、白哉はびくりと痙攣して、精液を出す。
同時に、恋次も白哉の中に精液を吐き出していた。
「まだ、続けますよ」
「あう」
ぐりっと奥をえぐらて、白哉はドライのオーガズムでいっていた。
「白哉さん、かわいい」
「ひあ、恋次」
「もっと、名前呼んでください」
「あ、恋次、恋次。熱が昂って、止まらぬ」
「一緒にいきましょう」
「んああああ」
白哉の中をこすりあげて、最奥を貫く。肩に白哉の細い足を抱え込むと、より深くはいった。
「ひあ、深い」
「奥の奥まで、抉ってあげます」
「やあああああ」
前をいじられながら、胎の奥まで侵入されて、白哉はドライでいきながら、精液を出していた。
恋次も、白哉の胎の奥に精液を叩きつける。
「んああ、あ」
ずるりと引き抜かれると、中に出したものが逆流して溢れ、シーツ白い水たまりをつくる。
「白哉さん、好きです」
「ん‥‥」
おぼろげな意識の下で、白哉は静かに「そうか」と呟く。
「‥‥‥‥あ」
白哉が目覚めると、後始末は全て終わった後で、違う新しい衣服を着て、違うベッドで眠っていたらしかった。
「恋次?」
「はい、白哉さん」
「私はどれくらい眠っていた?」
「半日ですかね。無理、させすぎましたね。すんません」
「半日も‥‥‥仕事が‥‥」
白哉は、恋次の代わりに書類仕事をするようになっていた。
腐っても皇帝なので、その気になれば仕事はある。
「今日は大人しく寝ていてください」
「そうする。腰が痛い」
白哉は、その日から恋次の寵姫として扱われるようになった。
子はなせないが、元々皇帝は10貴族の中から選抜して選ばれるので、跡継ぎなどの問題はなかった。
「今日は、何をすればいい?」
「子守唄、歌ってください。あと、膝枕してもらっていいですか」
「私は、あまり歌はうまくないぞ」
「かまいません」
白哉は、うまくないというが、歌姫もかくやという歌声をもっていた。
白哉の歌声を聞きながら、恋次は白哉の黒猫の尻尾をいじる。
「んっ。尻尾は、よせ」
歌声がやみ、白哉が目を潤ませる。
「感じちゃいました?」
「うるさい」
白哉はつーんとあらぬ方角を見る。
「白哉さん」
「なんだ」
「好きです」
「そうか」
「白哉さんは?」
「知らぬ」
少し赤くなって、白哉はまた歌い始める。
黒猫の寵姫。
男でありながら、後宮に入った。
恋次は白哉を寵愛し、他の寵姫たちを無視するようになった。
他の寵姫たちも、白哉の美貌に惚れて、白哉に迫る者もいたが、そんな寵姫は恋次が排除した。
黒猫の寵姫と言われ、長い間白哉は恋次に寵愛されるのであった。
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