愛の果てにあるもの
愛の果てに、何があるのだろう。
その想いの果てに、何があるのだろう。
白哉は、趣味の夜の散歩をしていた。
夜だけに冷えるのだが、月夜と星空を見るためなら、少々の寒さも問題ない。
そんな白夜についてくる影があった。
恋次だ。
白哉が夜の散歩をしていると知って、危ないから俺も行くとかいって、眠い目をこすりながらついてきていた。
白哉は、夜の散歩のために少し早く寝る。普通に寝ている恋次には、この時間起きているのはきついだろう。
「恋次、貴様はもう帰れ」
「うう・・・眠いけどいやです。隊長の身に何かあったら・・・・・」
「私は、仮にも6番隊隊長だぞ?たとえ虚に襲われたとしても、何も起きぬ」
「俺の・・隊長は・・・・俺のもんだから・・・・」
朽木邸にくると、恋次は自分の館に戻りもせずに寝てしまった。
「全く、人騒がせな」
ついてくるだけついてきて、後は勝手に眠ってしまうなど。
「恋次の、愚か者・・・・・・」
寝ている恋次に触れるだけのキスをして、白哉も眠った。
「はっ!ここどこだ!」
「私の屋敷の私の部屋だ」
隣で、違う布団に横になっていた白哉がそう言った。
「俺、確か隊長の夜の散歩についていって・・・・・」
「その後、私の屋敷に戻るなり寝てしまったのだ、貴様は」
時計を見る。11時だった。
今日が休みでよかったと恋次は思った。
「隊長が、こんな時間までだらだらしてるの、珍しいですね」
「自分の手を見てみろ」
恋次の右手は、しっかりと白哉の夜着の裾を握りしめていた。
「うわあ!すみません、隊長!」
「別に良い。私もたまには寝過ごしたい日もある」
食堂にいくと、朝餉には遅すぎるということで昼餉がでてきた。
「うお、うめぇ・・・」
普段からの食事も、恋次にとっては御馳走だ。
「それを食したら、自分の館へ帰れ」
「え、嫌ですよ。せっかく一緒にいれるんだから」
昼餉をとり、帰りたがらない恋次を仕方なく白哉の部屋で過ごさせた。
「うわー、隊長の匂いがするー」
少し甘い、シャンプーの匂いだった。
「隊長、好きです」
キスしてくる恋次に、舌を絡めて応えてやる。
「んん・・・・・」
死覇装に手が入ってきた。
「誰かきたら・・・・!」
「ああ、さっき清家さんに、誰も絶対にこの部屋に近寄らないように言っておきました」
「この・・・悪知恵だけが働く・・・・ああ!」
死覇装を脱がされていく。
こんな日の高いうちからするなど初めてで、窓から入ってくる太陽の眩しさに目を細めた。
「ああ、恋次・・・・・・」
この前抱かれたのは先々週だろうか?
一度火をつけられると、体が疼いて仕方ない。
「隊長、かわいい・・・・・」
死覇装を全部脱がされて、白い肌は輝いているようだった。
「あ・・・・」
胸の先端をかりかりと指でひっかかれ、もう片方を口に含まれて舌で転がされた。
「んあっ」
「隊長の濡れた声、すげぇ腰にくる」
下着に手をかけられる。
先走りの蜜で、濡れていた。
「ああもう、こんなに濡らして・・・・・・」
「恋次!ああっ!」
潤滑油をかけた指が、体内に侵入してくる。
ぐっと、前立腺があるところで指を折り曲げられて、その衝撃と快感に、白哉は白濁した液体を放っていた。
「ああああああ!」
「まだ指っすよ?大丈夫ですか?」
「ん・・・問題ない・・・」
何度か指で前立腺を刺激されながら解されていくと、そこは柔らかくなって、受け入れる準備ができたことを知らせてくれた。
指が引き抜かれる。
ああ。
私は、あの灼熱で犯されるのだ。
期待と恐怖に、体が熱くなる。
「ひああああ!」
一気に貫かれた。
「あ、あ、あ!」
そのまま律動が開始される。抉られ、揺すぶられているうちに、また熱が集まってきた。
「や、恋次・・・やあぁ・・・・あああ!」
2回目のなる白濁した液を放っていた。
「ああ、あんたの中凄い・・・俺も限界だ」
恋次も、白哉の腹の奥に欲望を散らせた。
「んあっ」
ズチュリと、恋次の硬いものが中を抉ってくる。
「や、もう私は・・・・」
「まだ、2回目でしょ?まだいけますよ。俺なんかまだ1回目だし」
そのまま、騎乗位で犯された。
自分の体重で、恋次のものをずぶずぶと、根本まで受け入れてしまう。そこから下から突き上げられて、白哉の黒い髪が宙を舞った。
「あ、激し・・・・・・・」
ぐちゅぐちゅと突き上げられるたびに、そこは濡れた音を立てた。
「ひああ!」
騎乗位から、そのまま覆いかぶされて、奥の奥まで届いた。
「あう!」
感じたこともない感触に、涙が零れた。
「きもちいいんですか?」
「分からぬ・・・・」
一度引き抜かれて、前立腺を何度もすりあげられて、白哉は3度目になる熱を放っていた。
恋次も2回目の熱を放ち、それでもしつこく白哉を犯して、結局4回は中に注いだ。
「隊長が女なら、絶対孕んでますね」
「貴様は、精力がありすぎる・・・・」
恋次につき合わされ、息を絶え絶えな白哉が、湯殿にいこうとふらつく足で立ち上がった。
「ああ、無理しないでください!俺が支えますから!」
「あ・・・・・・」
「どうしたんですか?」
「貴様の出したものが、太ももを伝って・・・・」
その言葉だけで、恋次はまた白哉を抱きたくなったが、必死になって我慢した。
死覇装を着ているとはいえ、漏れてきた恋次の精液を吸ったりして、死覇装は汚れてしまっていた。隊長羽織も、念のために洗濯するために洗濯女に託した。
湯殿で、白哉は身を清めた。
いい匂いのするシャンプーで髪を洗う。
白哉の匂いの元であるシャンプーで、恋次も髪を洗った。
白哉の中から、恋次のはきだしたものかき出す。恋次はその量に驚いた。自分でも、思った以上に出していた。
「少なくとも2週間は、貴様と肌を重ねるつもりはない」
「ええ!」
「朽木邸の、よりにもよって私の部屋で盛るなど・・・・」
「でも、隊長もまんざらじゃかったでしょ。いい声で啼いてた」
「貴様、よほどその股の間についているものがいらぬと見える」
「冗談です、すみません!」
白桃の湯に浸かり、疲れた体を癒した。
愛の果てに、何があるのだろう。
その想いの果てに、何があるのだろう。
「恋次・・・貴様は愛の果てには何があると思う?」
「愛の果て・・・・不滅の愛ですかね」
「そうか・・・・・」
愛の果てにも不滅の愛があるならば、それはそれでいいだろう。
同じ質問をルキアにした時、ルキアは「幸せ」と答えてきた。
今はもう十分に幸せなのだ。
「恋次、愛している・・・・」
湯の中でそう囁くと、恋次は鍛え上げられたその逞しい胸に白夜を抱き寄せた。
「俺も、あんたを・・・・・あんただけを、愛してる。愛の果てまで。不滅の愛を、あんたに」
次の日、6番隊にいくと、みんな頬を染めていた。
白哉と同じ匂いを、恋次もさせていたのだ。
一緒に湯浴みしているだけならいいが、体の関係もあると知られてしまうとまずいので、恋次はそうそうに仕事をとりあげられて、6番隊を追い出されるのであった。
その想いの果てに、何があるのだろう。
白哉は、趣味の夜の散歩をしていた。
夜だけに冷えるのだが、月夜と星空を見るためなら、少々の寒さも問題ない。
そんな白夜についてくる影があった。
恋次だ。
白哉が夜の散歩をしていると知って、危ないから俺も行くとかいって、眠い目をこすりながらついてきていた。
白哉は、夜の散歩のために少し早く寝る。普通に寝ている恋次には、この時間起きているのはきついだろう。
「恋次、貴様はもう帰れ」
「うう・・・眠いけどいやです。隊長の身に何かあったら・・・・・」
「私は、仮にも6番隊隊長だぞ?たとえ虚に襲われたとしても、何も起きぬ」
「俺の・・隊長は・・・・俺のもんだから・・・・」
朽木邸にくると、恋次は自分の館に戻りもせずに寝てしまった。
「全く、人騒がせな」
ついてくるだけついてきて、後は勝手に眠ってしまうなど。
「恋次の、愚か者・・・・・・」
寝ている恋次に触れるだけのキスをして、白哉も眠った。
「はっ!ここどこだ!」
「私の屋敷の私の部屋だ」
隣で、違う布団に横になっていた白哉がそう言った。
「俺、確か隊長の夜の散歩についていって・・・・・」
「その後、私の屋敷に戻るなり寝てしまったのだ、貴様は」
時計を見る。11時だった。
今日が休みでよかったと恋次は思った。
「隊長が、こんな時間までだらだらしてるの、珍しいですね」
「自分の手を見てみろ」
恋次の右手は、しっかりと白哉の夜着の裾を握りしめていた。
「うわあ!すみません、隊長!」
「別に良い。私もたまには寝過ごしたい日もある」
食堂にいくと、朝餉には遅すぎるということで昼餉がでてきた。
「うお、うめぇ・・・」
普段からの食事も、恋次にとっては御馳走だ。
「それを食したら、自分の館へ帰れ」
「え、嫌ですよ。せっかく一緒にいれるんだから」
昼餉をとり、帰りたがらない恋次を仕方なく白哉の部屋で過ごさせた。
「うわー、隊長の匂いがするー」
少し甘い、シャンプーの匂いだった。
「隊長、好きです」
キスしてくる恋次に、舌を絡めて応えてやる。
「んん・・・・・」
死覇装に手が入ってきた。
「誰かきたら・・・・!」
「ああ、さっき清家さんに、誰も絶対にこの部屋に近寄らないように言っておきました」
「この・・・悪知恵だけが働く・・・・ああ!」
死覇装を脱がされていく。
こんな日の高いうちからするなど初めてで、窓から入ってくる太陽の眩しさに目を細めた。
「ああ、恋次・・・・・・」
この前抱かれたのは先々週だろうか?
一度火をつけられると、体が疼いて仕方ない。
「隊長、かわいい・・・・・」
死覇装を全部脱がされて、白い肌は輝いているようだった。
「あ・・・・」
胸の先端をかりかりと指でひっかかれ、もう片方を口に含まれて舌で転がされた。
「んあっ」
「隊長の濡れた声、すげぇ腰にくる」
下着に手をかけられる。
先走りの蜜で、濡れていた。
「ああもう、こんなに濡らして・・・・・・」
「恋次!ああっ!」
潤滑油をかけた指が、体内に侵入してくる。
ぐっと、前立腺があるところで指を折り曲げられて、その衝撃と快感に、白哉は白濁した液体を放っていた。
「ああああああ!」
「まだ指っすよ?大丈夫ですか?」
「ん・・・問題ない・・・」
何度か指で前立腺を刺激されながら解されていくと、そこは柔らかくなって、受け入れる準備ができたことを知らせてくれた。
指が引き抜かれる。
ああ。
私は、あの灼熱で犯されるのだ。
期待と恐怖に、体が熱くなる。
「ひああああ!」
一気に貫かれた。
「あ、あ、あ!」
そのまま律動が開始される。抉られ、揺すぶられているうちに、また熱が集まってきた。
「や、恋次・・・やあぁ・・・・あああ!」
2回目のなる白濁した液を放っていた。
「ああ、あんたの中凄い・・・俺も限界だ」
恋次も、白哉の腹の奥に欲望を散らせた。
「んあっ」
ズチュリと、恋次の硬いものが中を抉ってくる。
「や、もう私は・・・・」
「まだ、2回目でしょ?まだいけますよ。俺なんかまだ1回目だし」
そのまま、騎乗位で犯された。
自分の体重で、恋次のものをずぶずぶと、根本まで受け入れてしまう。そこから下から突き上げられて、白哉の黒い髪が宙を舞った。
「あ、激し・・・・・・・」
ぐちゅぐちゅと突き上げられるたびに、そこは濡れた音を立てた。
「ひああ!」
騎乗位から、そのまま覆いかぶされて、奥の奥まで届いた。
「あう!」
感じたこともない感触に、涙が零れた。
「きもちいいんですか?」
「分からぬ・・・・」
一度引き抜かれて、前立腺を何度もすりあげられて、白哉は3度目になる熱を放っていた。
恋次も2回目の熱を放ち、それでもしつこく白哉を犯して、結局4回は中に注いだ。
「隊長が女なら、絶対孕んでますね」
「貴様は、精力がありすぎる・・・・」
恋次につき合わされ、息を絶え絶えな白哉が、湯殿にいこうとふらつく足で立ち上がった。
「ああ、無理しないでください!俺が支えますから!」
「あ・・・・・・」
「どうしたんですか?」
「貴様の出したものが、太ももを伝って・・・・」
その言葉だけで、恋次はまた白哉を抱きたくなったが、必死になって我慢した。
死覇装を着ているとはいえ、漏れてきた恋次の精液を吸ったりして、死覇装は汚れてしまっていた。隊長羽織も、念のために洗濯するために洗濯女に託した。
湯殿で、白哉は身を清めた。
いい匂いのするシャンプーで髪を洗う。
白哉の匂いの元であるシャンプーで、恋次も髪を洗った。
白哉の中から、恋次のはきだしたものかき出す。恋次はその量に驚いた。自分でも、思った以上に出していた。
「少なくとも2週間は、貴様と肌を重ねるつもりはない」
「ええ!」
「朽木邸の、よりにもよって私の部屋で盛るなど・・・・」
「でも、隊長もまんざらじゃかったでしょ。いい声で啼いてた」
「貴様、よほどその股の間についているものがいらぬと見える」
「冗談です、すみません!」
白桃の湯に浸かり、疲れた体を癒した。
愛の果てに、何があるのだろう。
その想いの果てに、何があるのだろう。
「恋次・・・貴様は愛の果てには何があると思う?」
「愛の果て・・・・不滅の愛ですかね」
「そうか・・・・・」
愛の果てにも不滅の愛があるならば、それはそれでいいだろう。
同じ質問をルキアにした時、ルキアは「幸せ」と答えてきた。
今はもう十分に幸せなのだ。
「恋次、愛している・・・・」
湯の中でそう囁くと、恋次は鍛え上げられたその逞しい胸に白夜を抱き寄せた。
「俺も、あんたを・・・・・あんただけを、愛してる。愛の果てまで。不滅の愛を、あんたに」
次の日、6番隊にいくと、みんな頬を染めていた。
白哉と同じ匂いを、恋次もさせていたのだ。
一緒に湯浴みしているだけならいいが、体の関係もあると知られてしまうとまずいので、恋次はそうそうに仕事をとりあげられて、6番隊を追い出されるのであった。
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