青春白書6
次の日、ルキアは欠席した
。
携帯に電話を入れると、かわりに恋次が出た。
「恋次?」
「ああ、すまねぇば。ルキアの奴、熱をまた出しちまってな。最近は体調も良かったんだだが。なんか、学校でいざこざ起こしたんだってな。迷惑かけてすまん。俺も今日は調子が悪いから休みをとった」
「いや、別にいい。・・・恋次、気づいてたんのか?」
「そりゃな。携帯電話でまでやりとりしてるし、メールの交換もしてるし、家では一護のことも話すしな。多分始めてなんじゃないか、ルキアが誰かに恋をするのは。俺からも頼む。ルキアを大切にしてあげてくれ」
「本気か?俺は教師でルキアは生徒だぞ」
「ああ。問題は多いだろうけが・・・お前になら、ルキアを任せられると思う」
「そうか。・・・・・・なぁ、恋次」
「なんだ?」
「この鈍感バカ!」
そう言って、一護は携帯を切った。
ルキアが恋をするのは始めてじゃなのか。
ルキアはあんなにも恋次を慕い、恋をしているのに。
本人は気づいてもくれない。それで諦めれるならいいだろうが、ルキアは恋次にかなり依存している
。
同じ屋根の下に住んでいる以上、顔を合わさないわけにはいかない。
ルキアはきっと、とても苦しんでいる。
「どうしたもんだおるな・・・」
恋次に信頼されるのは嬉しいが。
「奪いきれるなら、簡単なんだけどな」
当のルキア本人は、一護という存在を認めて、悩み事打ち明けたり、他愛もない会話をしたり、挨拶のメールをくれたりするけど、それはあくまで対等である者としてみているからだろう。
「やべぇな・・・・俺本気かよ。24歳の男が、17歳の女の子に本気って。しかも教師と生徒。うわぁ、犯罪すぎる・・・・」
一おgは、保健室のデスクに肘をついてもんもんと悩んでいた。
次の日、ルキアはいつもの3時間目にやってきた。
手にはまだ包帯を巻いたままだ
。
「ルキア」
「何だ?」
「少しは俺のこと好きになってくれたか?教師としてとか友人としてとかじゃなくって、異性として」
「・・・・・わからなぬ」
ルキアは困ったように視線を彷徨わせている。
「恋次が好きなのも、依存してるのも分かるし、そこに俺が入る隙なんてないのかもしれねぇ。でも、俺はルキアのことが好きだ。恋してる」
ああ、ついに言ってしまった。
まぁ、隠しておく気もなかったし。
「私のことが好きなのか」
「そうだ」
「同情ではなく?」
「同情じゃない。家に戻ってもルキアのことが気になって、いつもルキアのこと考えてる。たまに見せてくれる笑顔に心がこうキュンキュンとな。やべぇ、俺乙女だ。どうしようルキア。俺、乙女になっちまった・・・」
「本当に私のことが好きか?」
「好きだ」
「じゃあ。じゃあ奪ってみせよ。私の心を、恋次から奪ってみせろ。私は恋次に恋してる。恋次が大好きだ。そこから私の心をさらっていってみよ」
「あーもう、お前は難題ばっかりふっかけるなぁ」
「貴様のことは嫌いではない」
一護は、ルキアの髪に、髪飾りを留めた。
「これは?」
「俺からのプレゼント」
ルキアが恋次から貰ったものと同じものだった。
「・・・・・・・・・・ありがとう」
「なぁ、キスしていいか?」
「いつも勝手にするくせに」
一護はルキアの細すぎる腰に手を回して、唇に唇を重ねた。
ただ触れるだけのキス。
少しの間抱きしめた後、ルキアは逃げるように教室にもどっていった。
頬が赤かった。
可能性がないわけではない。
「よーし、略奪愛な。いいぜ、奪ってみせようじゃねぇか」
一護も覚悟を決めた。
次の週末、一護はルキアをデートに誘った。
ルキアは、誘いに乗ってくれた。
。
携帯に電話を入れると、かわりに恋次が出た。
「恋次?」
「ああ、すまねぇば。ルキアの奴、熱をまた出しちまってな。最近は体調も良かったんだだが。なんか、学校でいざこざ起こしたんだってな。迷惑かけてすまん。俺も今日は調子が悪いから休みをとった」
「いや、別にいい。・・・恋次、気づいてたんのか?」
「そりゃな。携帯電話でまでやりとりしてるし、メールの交換もしてるし、家では一護のことも話すしな。多分始めてなんじゃないか、ルキアが誰かに恋をするのは。俺からも頼む。ルキアを大切にしてあげてくれ」
「本気か?俺は教師でルキアは生徒だぞ」
「ああ。問題は多いだろうけが・・・お前になら、ルキアを任せられると思う」
「そうか。・・・・・・なぁ、恋次」
「なんだ?」
「この鈍感バカ!」
そう言って、一護は携帯を切った。
ルキアが恋をするのは始めてじゃなのか。
ルキアはあんなにも恋次を慕い、恋をしているのに。
本人は気づいてもくれない。それで諦めれるならいいだろうが、ルキアは恋次にかなり依存している
。
同じ屋根の下に住んでいる以上、顔を合わさないわけにはいかない。
ルキアはきっと、とても苦しんでいる。
「どうしたもんだおるな・・・」
恋次に信頼されるのは嬉しいが。
「奪いきれるなら、簡単なんだけどな」
当のルキア本人は、一護という存在を認めて、悩み事打ち明けたり、他愛もない会話をしたり、挨拶のメールをくれたりするけど、それはあくまで対等である者としてみているからだろう。
「やべぇな・・・・俺本気かよ。24歳の男が、17歳の女の子に本気って。しかも教師と生徒。うわぁ、犯罪すぎる・・・・」
一おgは、保健室のデスクに肘をついてもんもんと悩んでいた。
次の日、ルキアはいつもの3時間目にやってきた。
手にはまだ包帯を巻いたままだ
。
「ルキア」
「何だ?」
「少しは俺のこと好きになってくれたか?教師としてとか友人としてとかじゃなくって、異性として」
「・・・・・わからなぬ」
ルキアは困ったように視線を彷徨わせている。
「恋次が好きなのも、依存してるのも分かるし、そこに俺が入る隙なんてないのかもしれねぇ。でも、俺はルキアのことが好きだ。恋してる」
ああ、ついに言ってしまった。
まぁ、隠しておく気もなかったし。
「私のことが好きなのか」
「そうだ」
「同情ではなく?」
「同情じゃない。家に戻ってもルキアのことが気になって、いつもルキアのこと考えてる。たまに見せてくれる笑顔に心がこうキュンキュンとな。やべぇ、俺乙女だ。どうしようルキア。俺、乙女になっちまった・・・」
「本当に私のことが好きか?」
「好きだ」
「じゃあ。じゃあ奪ってみせよ。私の心を、恋次から奪ってみせろ。私は恋次に恋してる。恋次が大好きだ。そこから私の心をさらっていってみよ」
「あーもう、お前は難題ばっかりふっかけるなぁ」
「貴様のことは嫌いではない」
一護は、ルキアの髪に、髪飾りを留めた。
「これは?」
「俺からのプレゼント」
ルキアが恋次から貰ったものと同じものだった。
「・・・・・・・・・・ありがとう」
「なぁ、キスしていいか?」
「いつも勝手にするくせに」
一護はルキアの細すぎる腰に手を回して、唇に唇を重ねた。
ただ触れるだけのキス。
少しの間抱きしめた後、ルキアは逃げるように教室にもどっていった。
頬が赤かった。
可能性がないわけではない。
「よーし、略奪愛な。いいぜ、奪ってみせようじゃねぇか」
一護も覚悟を決めた。
次の週末、一護はルキアをデートに誘った。
ルキアは、誘いに乗ってくれた。
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