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始祖なる者、ヴァンパイアマスター24

「浮竹殿、京楽殿!」

「ルキアちゃん、大丈夫だった?怪我とかない?」

「ルキア君、ああいう連中は魔法の一発でもかまして、痛い目を見せたほうがいい」

「私は無事です。浮竹殿と京楽殿に迷惑はかけたくないので・・・・」

「ほんと、ルキアちゃんはいい子だねぇ」

「ああ、さすが白哉が溺愛する妹だ」

ルキアは褒められて、顔を赤くしながら、ずっしりとした金貨を受け取った。

「あの、これは?」

「討伐依頼の報酬金と、ドラゴンの素材をさばいたのと、ミスリルのゴーレムを買い取ってもらった全ての金額を、3当分にしたうちの1つだ」

「受け取れません」

「いいから、受け取って。冒険者は、こうやって生計を立てているんだから。ルキアちゃんも、一応Aランクの冒険者ってことになってるし」

「でも、こんな高額・・・・」

「それだけのことを、僕らはなしとげたんだよ」

「京楽の言う通りだぞ。遠慮せずに受け取ってくれ」

「浮竹殿と京楽殿が、そこまで言うのなら・・・」

ルキアは、大金の詰まった袋を、アイテムポケットにしまった。

そして、馬車を雇って、古城の近くまでくると、馬車の業者に金貨を数枚握らせて、古城に戻った。

「ルキア、おまえ何してたんだ!」

「ルキア、どこへいっていた?」

ルキアの守護騎士である一護と冬獅郎が、古城にきていた。

「あ、浮竹殿と京楽殿と冒険者ごっこをしていた。ドラゴンを、私一人の手で倒せたのだぞ!あと、聖属性の攻撃魔法を、新しく2つ覚えれたのだ」

「あんま心配かけんなよ。置き手紙で、浮竹さんと京楽さんのとこ行ってくるって書いただけだっただろ。ほんとに、心配したんだぞ」

「すまぬ、一護。しかし、私は守られてばかりは嫌なのだ!強くなりたい!」

「それで、浮竹と京楽を頼ったわけか」

「そうだ。心配をかけたことは本当にすまぬ。だが、2週間近くの冒険で、私は成長した。ドラゴンを単独で屠れるようになった」

「ドラゴンっていっても、竜族じゃない雑魚ドラゴンだろ」

「そ、そうだが、それでも倒せるようになったのだ!」

一護は、ルキアの頭を撫でた。

「おめでとう、ルキア。でも、お前を守るのは、俺と冬獅郎の仕事だ。仕事を全部とりあげないでくれよ?」

「う、うむ・・・・」

「一護、ルキアと最近仲がいいな・・・・・できてるのか?」

「な、冬獅郎、違うぞこれは!」

「そうだぞ!何故皇族の皇女である私が、こんな一護如きに!」

「こんなってなんだよ。如きってなんだよ」

「そ、それはつまり・・・・」

ルキアは真っ赤になった。

「はいはい、その先は血の帝国に戻ってからにしてくれないかな。長旅で、僕も浮竹も疲れてるんだよ」

「はっ、そうでした!浮竹殿、京楽殿、本当にお世話になりました。また、遊びにきてもいいですか?」

「いつでもおいで」

「ああ、いつきてもいいぞ・・・ただし、夜はなるべくやめてくれ」

「は、ばい!」

ルキアは真っ赤になってから、一護と冬獅郎を伴って、血の帝国に帰っていった。


「疲れたね」

「ああ。今日は、飯を食って風呂に入ったら、もう寝る」

「そうだね。僕もそうしよう」

長旅の疲れを癒すように、白桃の温泉の素をいれた湯に浸かってから、戦闘人形の作った夕食を口にして、その日は早めに就寝した。

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「十四郎、愛してるよ」

「なんだ、こんな朝っぱらから」

「昨日は疲れてたから我慢したけど、もう君を2週間以上も抱いていない。我慢の限界だよ」

「春水・・・」

二人は、風呂に入ってから、衣服を脱ぎあって、ベッドに上でもつれあった。

「んっ!」

薄い胸板を撫でられて、浮竹は久しぶりの感触を味わっていた。

京楽とは、3日に一度は睦み合っていた。

「んん・・・・・」

「ああ、君の肌だ。雪のように白くてなめらかで・・・」

京楽は、浮竹の肌に舌を這わしていく。

鎖骨に吸い付いて、首元から胸元にかけて、花びらを咲かせた。

「あ・・・・・・」

胸の先端を口に含んで舐め転がして、反対側をつまみあげた。

「あ!」

ぴりっとした刺激を受けて、浮竹のものはわずかに勃ちあがっていた。

それに手をかけず、京楽はしつこく胸ばかりをいじった。

「やああ、触ってえ」

京楽は、それでも浮竹のものに触れない。

「やだあああ」

浮竹は、我慢できずに自分のものを自分でしごきだした。

その大胆な行動に、京楽が驚く。

「今日の十四郎は、エロいね?」

肩に噛みついて吸血してやった。

「あ”あ”あ”!!!」

気が狂いそうなる快感に、浮竹の体が暴れる。

それを制して、京楽は口に残った浮竹の血液を、浮竹に与えた。

「ああ・・・甘い・・・・・・」

「ね、君の体液は甘いでしょう?」

再び、京楽は浮竹の血を啜った。

人工血液剤を噛み砕いていたが、渇きすぎていた。

「あ、俺を抱いてくれ、春水!おれをめちゃくちゃにしてくれ」

吸血による快感に支配されながら、浮竹はそんなことを言っていた。

「たっぷり、かわいがってあげるから。君を抱くのは2週間ぶりだよ」


「あああ!」

蕾にローションを垂らした指が入ってきて、浮竹を追い詰める。

「やあああ、触って!」

「まだ、だめ」

「やあああ、意地悪言わずに触ってええええ」

京楽は、浮竹の勃ちがったものには触れずに、指で蕾をぐちゃぐちゃにした。

「触って・・・ああっ」

我慢できなくなって、浮竹は自分のものに手を這わせた。

「ああああ!!!」

触っていると、京楽の手で包まれた。

そして、戒められる。

「やああ、いかせて!」

「勝手に触っちゃだめじゃない。十四郎、我慢できなかった?」

こくこくと頷く浮竹にキスをして、京楽は戒めをといてやる。

浮竹の濃い精液が、びゅるびゅると勢いよく弾けた。

「あああああ!」

「ここに、僕のものをあげるからね」

前立腺めがけて、京楽は己の猛ったものを突きいれて、抉ってやった。

「やあああああ!!!」

京楽は、浮竹と舌を絡み合わせた。

「やあん」

前立腺をぐりぐり刺激してやると、浮竹はかわいく啼いた。

浮竹は、また精液を吹き零しながら、涙を流した。

「あ、春水、春水、もっと!」

「淫乱な子だ。でも、そういうの好きだよ」

「ひあああ!」

最奥の結腸までごりごりと擦りあげられて、浮竹は京楽の腕に噛みついて、血を啜った。

「ああいいね・・・気もちいいよ十四郎」

「俺の奥で、奥に出してくれ。お前の熱い子種を」

「出すよ。ぶちまけるから、全部飲みほしてね」

「ひああああ!!」

「すごい締め付けだね・・・・ん、君の中がうねって、熱くて凄い」

京楽は、2回連続にわたり、浮竹の胎の奥に出していた。

出されるその感触にうっとりとしながら、浮竹は自分の唇を舐める。

「ああ、エロいね。君のその仕草、好きだよ」

「やあああ!!」

奥を抉ってやりながら、浮竹のまだ萎えていないものに手を添えて、しごきあげた。

「ひっ!や、いく、いちゃう、だめえええ」

「好きなだけいっていいよ。かわいいよ、十四郎」

「やあぁ、春水」

浮竹は、精液を京楽の手の中に放ちながら、オーガズムでもいっていた。

「あああ・・・・・」

最後の一滴までを絞り出して、浮竹はそれ以上精液を出すことはなかった。

かわりに、時折潮をふいた。

「やああ、濡れちゃうから、潮はやだぁ!」

「女の子みたいにいく十四郎は好きだよ?」

「やあああ!!!」

京楽に体位を変えられて、背後から貫かれていた。

「あ、ああああ!!」

抉られ、思い切り揺すぶられて、浮竹はオーガズムでいきまくっていた。

「いやぁ、久しぶりだから、いくのがとまらない、やだぁ」

「好きなだけいっていいよ。足始末はちゃんとしてあげるから」

「ああああ!!」

ごりっと、結腸の入り口をこねられて、浮竹はいっている最中に、京楽が肩に噛みついて吸血してきた。

「んああ!」

浮竹は、吸血による快楽を受け止める。

「あ、あ、あ、春水の、最後の一滴まで、俺にちょうだい。孕むくらいに」

「いいよ。全部君にあげる。だから、孕んでね?」

「あ、ああああ!!」

全部を受け止めて、浮竹は下腹部を膨らませた。

「んあああ・・・・・」

最後の一滴まで、奥に出されるのを感じながら、浮竹は意識を失った。


体を濡れたタオルでふいて、中にだしたものをかき出してやり、シーツを変えた違うベッドに浮竹を横たえた。

「今日の君は、大胆だったね」

「や、言うな」

意識を取り戻した浮竹は、自分のあられもない姿を思い出して、顔を赤くさせていた。

「ああ、春水の子種がない・・・・」

「また、今度たっぷりあげるから」

「約束だぞ?」

「うん、約束だよ」

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まだ昼だったので、二人で風呂に入り、少しだけ午睡して、起きた。

「まだ昼過ぎか・・・・・」

戦闘人形に遅めの昼食を作ってもらい、それを食べた。

それから、ミミックのポチにドラゴンステーキをあげようとして、噛まれた。

「暗いよ狭いよ怖いよ息苦しいよ~~」

「ああ、全く君は・・・・」

京楽が呆れながら、ミミックのポチから浮竹を救出した。

「こらポチ、浮竹にかみつくと、浮竹が喜ぶでしょう?」

「るるる~~~~」

ポチは、ドラゴンステーキを食べて、しかっている京楽の足にかみついてから、どこかに行ってしまった。

「浮竹、ポチちょっと狂暴になってない?」

「そりゃ、2週間も餌与えず放置してたからな」

「ああ、そういえばポチの餌を置いてくの忘れてたね・・・・」

ポチは、2週間放置されたことに機嫌をそこねたいた。


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「あら、手紙?」

魔女の松本乱菊に、手紙がきていた。

なんでも、性別転換の秘薬が気に入ったから、作ってほしいと書いてあった。

「そう簡単に、作れるものじゃないのだけど」

差出人は、京楽春水。

少し面白いことになりそうだと、乱菊は、添えられていた小切手の額を確認して、性別転換の秘薬を作るために、自分のアトリエに入っていくのだった。

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