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無題

今日も、京楽の変態ぶりは磨きがかかっていた。

浮竹が浸かったお湯を飲み、浮竹成分を補給したと大喜びで、ついでに浮竹の風呂をのぞいていて、浮竹にボッコボコにしばかれた。

「あはん、愛は激しい」

そう言って、ボッコボコにしばかれる間も浮竹にキスしてきたり、とにかく変態だった。

京楽=変態。

そんな方程式ができそうだった。

「浮竹、もっと殴って。もっと蹴ってええええ」

「やべぇ。京楽が、覚醒した・・・・・・・・」

違う意味の変態になりそうで、ボッコボコにしばいたが、浮竹はしばくのを途中でやめた。

それから便利屋にきてもらい、風呂場にカギをかけれるようにした。

換気のための窓ガラスは曇ったものにして、外から中が見えないようにした。

「あああ、浮竹の風呂がのぞけない!」

「のぞくな!この変態が!」

「うん。ボクは変態だよ。浮竹のことになると、変態になるんだ。こればかりは、直しようがないなぁ。浮竹がボクを変態にしてしまう。自慢していいよ」

「自慢するか!」

浮竹はスパーンとハリセンで京楽の頭を殴る。

「浮竹がしばいてくると思うと、気持ちいい」

「やばい。変態に磨きがかかってる・・・・・・」

浮竹は、部屋の床に色のついたテープをはった。

「ここから中は侵入禁止だ。俺のベッドとその周囲は侵入禁止」

「のんのん。寮の部屋は二人で使うもの。どこに行くのも自由さ」

さっそく浮竹のベッドに這い上がり、くんかくんかと匂いをかぐ京楽をベッドから引きずり降ろして、鳩尾に蹴りを入れる。

「ぐはぁ!でもこれも浮竹の愛!」

「はぁ・・・なんかやばいな。早くなんとかしなければ・・・・でもどうやって?」

浮竹は、京楽を普通に連れて外に出た。

そして、先生こと山じいのところにやってきた。

「先生、京楽の変態が進化して止まりません」

「うむ。そこに春水を」

「はい」

「え、なになに?」

「修行がなっとらん!尻に火の刑じゃ!!」

京楽は、浮竹と二人きりで出かけたものだから、行き場所がどこかも知らずにうきうき気分だった。

山じいのところに連れてこられて、それでもにこにこしていた。

尻の火の刑といわれて、やっと自分が置かれている状態を知る。

「あちゃちゃちゃちゃ!!!!」

山じいは、京楽の尻に火をつけた。

京楽は消そうとしても消えない火に、あちゃあちゃと転がったり走ったりしていた。

「これにこりて、以後十四郎に迷惑をかけないように」

「は~い」

京楽は素直に謝り、浮竹に謝罪する。

「浮竹、ごめんね。普通に接するから」

「ん、ああ」

まさか京楽が謝ってくるとは思っていなくて、浮竹は驚く。

そして、京楽は山じいからお説教も受けて、二人で寮の部屋に帰宅した。

「ぐふふふふふ。ボクは浮竹、君が好きだよ!めくるめく愛の世界へ、いざ飛び込もう!」

院生の衣服を脱いで、こっちの衣服まで脱がそうとしてくる京楽を、浮竹は鳩尾に拳を入れてから、鬼道を唱える。

「破道の4、白雷!」

「あぎゃぎゃぎゃぎゃ」

感電して黒焦げになった京楽を簀巻きにして、ベランダに放置する。

「ああん、放置プレイは久しぶり・・・・ボクは放置プレイでもうれしいよ」

「だめだこりゃ・・・・・・・・」

浮竹は、頭を抱えた。

師である山じいのお説教やお仕置きにも動じない上に、変態がますます加速している。

とりあえず、夜は寒いので中にいれてやろうとすると、足をべろべろと舐めてきたので、鳩尾に蹴りをいれて、そのまま転がしておいた。

次の日、京楽は風邪をひいていたが、なぜだか1日で治っていた。

その風邪をうつされて、浮竹は熱を出した。

「水を・・・・・」

「はいはい」

京楽は、血を吐いたり熱が出たりした時はせまってこない。

京楽から冷たい水を受け取って、こくこくと飲んでいく。

「お昼は食べれそう?おかゆ作るよ。薬飲もうね?」

京楽は、上流貴族であるが、ある程度料理ができた。

浮竹も料理は得意だが、腕は京楽のほうが上だ。

「元気になったら、キスしまくるからね?」

「ほどほどにしとけ・・・・」

「浮竹が熱だしちゃたから、パンツを盗んで願掛けしたよ。早くよくなりますようにって」

「病人のパンツを盗むな」

「浮竹のパンツはボクのものだよ」

京楽の主張に、浮竹はハリセンを手にするが、なぐる元気はなかった。

「汗かいちゃったね。体、ふこうか?」

「いい。自分でできる」

「そんなこと言わずに、ボクに任せてよ。(*´Д`)ハァハァ」

「視線がいやらしい。お前にふいてもらうくらいなら、隣の部屋の人にふいてもらう」

「そんなぁ」

結局、京楽を追い出して、風呂場にとじこめてから、浮竹は体をぬれたタオルでふいて、院生服を着替えて横になる。

「浮竹~出して~~~」

京楽を風呂場に閉じ込めたままだというのに気づき、仕方なく自由にしてやった。

「はぁはぁ・・・浮竹の汗をふいたタオル!ボクのものだよ!あげないからね!」

「誰もそんなのほしがらんわ」

「のんのん、ボクには宝物さ。浮竹のエキスがしみてる。うーんいいね」

「簡便してくれ。この変態が!」

「うん、ボクは変態だよ。ただし浮竹専門。他の時は変態じゃないから安心してね」

「安心できるか!」

スパーンとハリセンで京楽の頭を殴ってから、浮竹は怒る気力も尽きていたので、おかゆを食べて解熱剤を飲み、眠るのだった。

京楽は、眠ってしまった浮竹に触れるだけのキスをしてから、夕飯の材料を買いに出かけるのであった。

浮竹が食べれそうなものを作るために。





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