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オメガバース恋白9

「隊長、バレンタインチョコって‥‥‥」

「そんなもの、用意しておらぬ」

「そうですよね」

恋次はがっくりとうなだれた。

番になって2年が経とうとしていた。

白哉はヒート期間は仕事を休むし、その相手をする恋次も仕事を休むが、それ以外の日は非番以外は休まない。

「チョコがそんなに欲しいか」

「欲しいです」

「では、清家に言って、現世で買ってこさせる」

「そうじゃなくって、隊長が買ってきてほしいんす」

「私に、現世にいき、女たちに混ざってバレンタインチョコを買えと?」

「いや、普通の菓子屋で売ってるようなんでいいんで。隊長が、俺のために買ってくれることに意味があるので。手作りは無理だろうし」

「当り前だ。私は料理などせぬ」

白哉は自慢気に言う。

「まぁ、専属の料理人いますからね」

「仕方ない。お前がそこまで望むなら、現世にいきチョコレートとやらを買ってこようではないか」

「え、まじっすか!楽しみに待ってますね!」

白哉は、現世に急遽行くことになった。

許可も得ずに現世に行き、短時間なのでささっとコンビニとやらでチョコレートを大量に買いこんだ。

「ほら、お前が欲しがっていたチョコレートだ」

「ちょっと、量がおおすぎませんか」

「お前が望んだことであろう。責任をとって、全部食せ」

「いや、この量は鼻血じゃすまない‥‥」

「恋次」

「はい!」

白哉は、恋次を呼ぶ。

「チョコレートなど、どうでもよいであろう。私はお前を愛している。番として、オメガとして、アルファであるお前を愛している」

「隊長‥‥抱いていいっすか?」

「だめだ。ヒート期間ではないのだ。体を繋げる必要はない」

「少しだけっすから」

恋次は、白哉を抱き寄せると、深い口づけをする。

「ふあ‥‥」

「隊長、かわいい」

「破道の4、白雷」

「ぬおおお!でも、負けません!」

恋次は、嫌がる白哉を姫抱きにして、奥の隊首室に連れていくと、やや乱暴にベッドに放りなげた。

「恋次?」

「俺は、いつだってあんたを抱きたい。飢えてるんだ」

「恋次、やめよ!」

「好きです、隊長」

「あああ!」

隊長羽織も死覇装もするすると脱がされて、白哉は諦めて恋次に身を委ねた。

「痛くしたりしたら、承知せぬぞ」

「もっとって、言わせてやりますよ」

自信満々な恋次に、白哉は抱かれる。

「んああああ!!!」

いい場所を指がすりあげて、白哉は啼いていた。

「んあ‥‥もう」

「もっとっていうまで、あげませんよ」

「恋次」

妖艶な笑みで、白哉が足を広げる。

「ま、負けません」

「く‥‥仕方ない。もっと、もっとお前をくれ」

「わかりました」

ローションまみれの指を引き抜いて、恋次は昂った己で白哉を貫いた。

「ああああ!!!!」

「隊長‥‥もっと力ぬいて」

「ううん」

「息、ちゃんとしてください」

「ひあああ!!!」

白哉の奥の奥まで侵入した恋次のものは、奥をゴリゴリと刺激する。

「いあああああ!」

白哉は、体をビクンと弓ぞりにしならせて、大きく中いきをしていた。

「きもちいいっすか?俺はすごくきもちいいです」

「たわけが‥‥ああああ!!」

一度引き抜かれてから、最奥まで一気に貫かれて、白哉は目を細めた。

「あ、もっと、恋次」

「はい、隊長。隊長が満足するまで、抱いてあげますよ」

恋次の熱い精液を胎の奥で受け止めて、白哉は目を閉じる。

じんわりと広がっていく熱は、アフターピルを飲まねば妊娠する。

コンドームをすればいいのだが、白哉も恋次もコンドームを使わない。

ヒート期間中に、白哉の欲望を沈下する作用があるせいで、ヒート期間でなくても生で交わる。

「ひあああ、ああ、ああ!」

ごりごりっと奥を抉られながら、白哉は己のものを恋次の手でしごかれて、恋次の手の中に精液を放っていた。

「んあっ」

「気持ちいいっすか、隊長?」

白哉は熱にうなされて、コクコクと頷いた。

「もっと、たくさん子種あげますからね」

「恋次、愛している」

「俺も愛してますよ、隊長」

白哉の胎の奥に子種を注ぎこむ。

白哉は、大きなオーガズムでいってしまい、そのまま意識を失った。

「隊長?」

白哉はピクリともしない。急に心配になって、呼吸をしているのを確かめると、ちゃんと息をしていたので安堵する。

「あちゃー、やりすぎちまったかな。後で怒られるな」

白哉の体を、濡れたタオルで清めて衣服を着せて、シーツを変えたベッドで横にさせたまま、恋次は白哉を起こさないで仕事をしだす。アフターピルは飲ませておいた。

白哉が起きてきたころには、夕方になっていた。

「恋次」

「あ、起きましたか隊長。俺のテクで気を失って‥‥」

「破道の4、白雷」

「ぎょえええええ」

調子に乗った恋次は、白哉に白雷を思い切りうたれた。

「すんませんでした!」

「わかればよい。チョコレートとやらは、お前で全部食べろ。残すなよ」

「はいいい」

恋次は、もう白雷をくらいたくなくて、思い切り返事をするのだった。




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