(゚Д゚)、ペッ!!
また新しい小説打ち始めた。
どんだけ書きかけおおいんだよ。。。
もう100Pこえてどうにもならないのは非公開にしました。削除したくない。改稿していつか完成させるんだい。
箱庭の光もやばいなぁ。
続きが思い浮かばない。
魔法のIランドのラブファンタジー小説応募とかいうのみて、打ち始めた小説。
でも全然投稿するわけでもないし、もう思いっきり書き綴って形にしていこうプロット原型(ある程度以降)はあるけど最初は何もないよ。
とりあえずしばらくはこれうつかなぁ。もとはBLのヴァンパイアものだったのだけど、世界観とか設定気に入ってたし続きうつきなかったので、改稿どころか全く新しい小説にしようとしてこうなった。
「ブラッド・クロス」
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=32
すごい書きかけなので、よんでもはぁ?みたいなかんじ。
むしろはぁ?を改稿しまくって形にするのが自分なので。
(゚Д゚)、ペッ!!
無駄にページ数だけおおいな。
27Pを3時間ちょいでうったお。
どんだけ書きかけおおいんだよ。。。
もう100Pこえてどうにもならないのは非公開にしました。削除したくない。改稿していつか完成させるんだい。
箱庭の光もやばいなぁ。
続きが思い浮かばない。
魔法のIランドのラブファンタジー小説応募とかいうのみて、打ち始めた小説。
でも全然投稿するわけでもないし、もう思いっきり書き綴って形にしていこうプロット原型(ある程度以降)はあるけど最初は何もないよ。
とりあえずしばらくはこれうつかなぁ。もとはBLのヴァンパイアものだったのだけど、世界観とか設定気に入ってたし続きうつきなかったので、改稿どころか全く新しい小説にしようとしてこうなった。
「ブラッド・クロス」
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=32
すごい書きかけなので、よんでもはぁ?みたいなかんじ。
むしろはぁ?を改稿しまくって形にするのが自分なので。
(゚Д゚)、ペッ!!
無駄にページ数だけおおいな。
27Pを3時間ちょいでうったお。
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日記
墓参りいってきます。
姉と姪に「鬼灯の冷徹」読ませたらやっぱり面白いらしかった。
モーニングKCの漫画です。講談社出版。
ちょっと薄くて(150Pくらい?)ちょっと高いですけど(530円くらい)
書店の店員が選ぶベスト10で2012年の1位です。
これほんとにおもしろいので1巻だけためしに買ってみてください。きっと続きが買いたくなる。
姉と姪に「鬼灯の冷徹」読ませたらやっぱり面白いらしかった。
モーニングKCの漫画です。講談社出版。
ちょっと薄くて(150Pくらい?)ちょっと高いですけど(530円くらい)
書店の店員が選ぶベスト10で2012年の1位です。
これほんとにおもしろいので1巻だけためしに買ってみてください。きっと続きが買いたくなる。
(>'A`)>ア゙ー!!
小説の続きがうまくかけなくてどんより。
昔のように半月とかで文庫本300P単位を書いてたあの勢いはどこにいったんだろう。
プロットをたてようにも、思いつかない。
スランプなると気分的にも鬱で何もする気おきないのがだめだ。
ネットの交流ほとんどしてないからなあ。
意見とかなかなかもらえないし。
( ゚Д゚)サチさん元気してますかー?
昔のように半月とかで文庫本300P単位を書いてたあの勢いはどこにいったんだろう。
プロットをたてようにも、思いつかない。
スランプなると気分的にも鬱で何もする気おきないのがだめだ。
ネットの交流ほとんどしてないからなあ。
意見とかなかなかもらえないし。
( ゚Д゚)サチさん元気してますかー?
雷。
HP移転したことで、HPそのものについてやめろとおやじに言われました。
もう10年近くやってきたのでかなりむりです・・・・。
何があるかわからないとか言われましたけど、犯罪とかそういうのに巻き込まれる可能性なんて皆無にちかいのに。。。。
いうこときかないとネットやめるぞとか怒ってる。
それもむりです。
アース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
・・・・・・・
お絵かきソフトペインターがなくなってしまったというか、インストールできないので安い未登録の中古のをかって絵でもかこうかと思ってたんですけどね。
しばらく無理ですね。
また怒られる。
携帯サイトの小説中心で更新していこうとおもってます。
アース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
移籍。
このたび、忍者ツールから規約違反のお知らせを受けてHPの一部削除かを悩んだ結果、HPそのものを移籍することにしました。
新しいURLはこちらとなります。
http://arialira.parallel.jp/
TOPしかかわってないじゃんとかそういうのはなしでアース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
新しいURLはこちらとなります。
http://arialira.parallel.jp/
TOPしかかわってないじゃんとかそういうのはなしでアース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
アース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
アース(「・ω・)「スッ… クェイク!! (_・ω・)_ バァン
ゴゴゴゴゴ・・・・・・
メニューページが更新されない。
うーむ忍者ツールのとこにメールしてなんとかしようかなぁ。
しかし更新するものはない。
シャナの欠片Ⅱを更新したい。
なんかけっこう他の小説もなけるとかクリックあって嬉しかった。。
雀さんがごっつい暴れ回ってます。
食べ終わったメロンをきって、ハムスターたちにあげた。
モルモットはばかなので皮からくってました。
ゴゴゴゴゴ・・・・・・
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うーむ忍者ツールのとこにメールしてなんとかしようかなぁ。
しかし更新するものはない。
シャナの欠片Ⅱを更新したい。
なんかけっこう他の小説もなけるとかクリックあって嬉しかった。。
雀さんがごっつい暴れ回ってます。
食べ終わったメロンをきって、ハムスターたちにあげた。
モルモットはばかなので皮からくってました。
シャナの欠片Ⅱ
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=23
今書いてる小説と交互に続きかこうとおもってます。
こっちはけっこうギャグがてんぽよく物語になってる。
箱庭の光たれはかきはじめたばっかりでなんともいえない。
シャナの夢はもうどうにもならないwww
今書いてる小説と交互に続きかこうとおもってます。
こっちはけっこうギャグがてんぽよく物語になってる。
箱庭の光たれはかきはじめたばっかりでなんともいえない。
シャナの夢はもうどうにもならないwww
蒼の剣士2
レイツァは、レネの銀色の髪を見た。レネの髪の本当の色は、氷の精霊がもつ蒼銀だ。
人の世界に交じって生きていくために、レネは自らその色を捨て去った。
髪を染めるのではなく、自らの魔力で色を変化させた。
そして無意味に、魔力を暴走させ人を傷つけることがないようにと、名のある魔法士が作り出したチョーカーを首にしている。
そのチョーカーは未知の金属、ミスリルでできいるため、容易に壊れることはない。
チョーカーの先には、魔力封印の魔石。
黒曜石に似ているその魔石は、時折オーロラ色に反射光によって色彩を変える。
細工も素晴らしく、大層な代物だ。
レネがいくら稼いだところで、手に入れることのできぬ、王侯貴族が所有するべき宝である。
それをレネは誰かに与えられたわけではない。所持者はそれを造った魔法士ではなく、傍若無人で毎夜毎夜、町の美しい少年少女を拉致し、欲望のままに犯しそして殺し、その血肉を貪る大貴族のものであった。
傭兵稼業をしていた時の裏の仕事―――暗殺に携わっていたレネは、自らを囮にして、この大貴族の首を取った。
法では裁けぬ者、依頼された者を屠る。レネは、今でもその仕事を続けている。
これは、レネが見つけた天性の職のようなものだろうか。
その名さえ忘れた大貴族を暗殺した時、同行した暗殺者(アサシン)が、宝物庫から少しばかり宝物を拝借した。
どうせ腐った金は、そのままその国の王族のものになるだけで、市民に戻ることはない。
その時に見つけた、魔力封印のチョーカー。
同行者にそれだけでいいのかと嘲笑されながら、レネはそのチョーカーを手にし、自分の首につけた。
すでにその頃、レネは魔力そのものを操ることをやめていた。暗殺も傭兵稼業も、全て剣で補える。時折魔法も使う。
レネにとって、そのチョーカーは今やなくてはならぬもの。
激昂した時の魔力の迸り………人を氷の刃で切り刻むようなことは、あのサトラ村を壊滅させてからしたことはないが、未遂であったが、人を氷づけにしようとしてしまったことがある。
渦巻く魔力をコントロールできないのであれば、封印するしかない。
自分の手で操れるだけの魔力が引き出せれば、それで十分なのだから。
レネは思う。
死に場所を求めているはずなのに、彼は足掻くように必死で生きている。
滑稽極まりない、と。
「ねぇ、いこうよ」
レイツァが、レネを促す。
行き先などない、旅。いろんな土地を歩き、レイツァとレネはモンスターハントを続ける。ギルドの要望や派遣要請などは全て無視だ。
気が向いた時にモンスターを屠り、土地を移動する。
それでもモンスターハントを続ける限り、ギルドからは報酬金が出るし、首になることはない。
死と隣合わせのモンスターハント稼業など、好んでする輩は、傭兵あがりの者が多く、人手の不足も最近は深刻になっている。
「あ………」
びくりと、レイツァが動揺した。
がさりと、近くにあった茂みが動いた。何かの動物かと思ったが、一瞬迸った殺気に、その先に誰がいるのか察したらしい。
「エルケイル……」
蒼の剣士は、腰に帯刀した剣を抜刀する前に、その名を呼んだ。
がさりともう一度大きな音を立てて、緑が揺れた。
今、レネとレイツァがいる場所は町から離れた森の入口。
この森に巣食うという、モンスターの大群を二人で壊滅してきた帰り道だった。
レイツァは、早く宿をとって全身にこびり付いたモンスターの体液を洗い流して、さっぱりしたいと顔に書いてあったのに、こいつは苦手だとばかりに、顔を顰めた。
青白い顔のレイツァを庇うように、レネは銀の長い髪を風に翻して、彼女を後ろに庇った。
レイツァの真っ赤に燃える炎の髪と交じ
りあって、それは言いようもない美しさを太陽の光の下に煌めかせる。
レネは、人に見られても平気なように、自ら蒼銀という色を捨て去った。それでも、瞳に宿る氷の青は健在で。
「エルケイル……遊んでいないで出てきたらどうだ」
氷のように冷たいレネの声が、風に乗って森の奥へ奥へと、さざめきと入り混じって消えていく。
「おやおや。そんなに、邪見にされる覚えはありませんが」
茂みから出てきたのは、スラリと背の高い青年だった。漆黒の衣装に身を包み、黒いマントを羽織っていた。
全身を黒に彩られた中、瞳の翠が鮮やかだった。
全身から漲る静けさ………それは、殺気に似ていたが、慣れているレネが感じるものは、他者を圧倒する強者のもつものであった。
「レイツァ、そんな顔しなくてもいいだろう」
「無理!ボク、先に町に戻ってるからね!」
レイツァは編みこまれた緋色の髪を翻して、レネとエルケイルという青年を置いて走り去っていく。
「やれやれ。あのお嬢ちゃんには嫌われたものですね」
エルケイルという名の青年は、自らの体を黒マントで包み込み、優しそうなその面を崩さずに、にこりと笑んだ。
レネにとっては、切っても切れない仲ともいえる、青年だ。
暗殺を担うアサシンどもを抱えた、組織の青年。暗殺だけでなく、妖魔討伐もする、レネも名を連ねるその組織が、表だって社会の中に浮かぶことはない。
全ては黒い、闇の結社。世界の裏にある、そんな存在。
モンスターハントギルドや傭兵ギルドが決して手出ししない妖魔を討伐することは、一見すると世界にとって良いことのように見える。
だが、今の時代の妖魔たちは、人との調和を果たし、人の敵ではない。
それでも妖魔を狩るのは、妖魔の血が人にとって一時ではあるが、不老をもたらしてくれるからだ。
確かに、妖魔の中には人を虐殺し、その血肉を食らう輩もいる。だが、その数は昔に比べて圧倒的に少数だ。
やがて闇の結社に狩られると分かってまで、人を殺す妖魔は、人の手には負えない者。
闇の結社に所属する者の殆どが、曰くつきばかりだ。
中には妖魔の血を自ら取り入れ、自ら人を超えてしまった者もいる。
エルケイルもその一人。
上級妖魔の血を取り込んだ、人であって人ではない者。
レネの友人であるレイツァは、エルケイルが大嫌いだ。
その体に残る、僅かな人や妖魔の死臭に気づいているのだろう。
レイツァの極度のエルケイル嫌い――
エルケイルの性格がいやなのだ。
エルケイルはただその手を血で染めたいという、欲求のためだけに人を殺す時がある。
レネは、エルケイルが人を殺すことを止めることは殆どない。
年端もいかぬ子供を惨殺したエルケイルを、黙ってただ隣で見ていることもある。
彼が殺す者の殆どが、人としての屑や、妖魔に脳をやられた者であることも理由の一つであるが。だが、妖魔に脳を侵食された場合、正しき治療を聖職者から受ければ元に戻る可能性もある。
だが、レネは正義の番人でもなければ、善人というわけでもない。
エルケイルの好きにさせている。
レネにとって、全てが時の流れの中のものに過ぎない。ただ、その流れゆく砂の中で大きなものは「ラグナロク」
「ラグナロク」とは。
人が神の領域を侵し、霊子学エネルギーを用いた兵器で、氷の精霊を虐殺した一連の事件の名称である。
兵器を操り開発した科学者たちは、神の力をもつ邪悪な氷の精霊を殺したのだからと、神々の争いの神話のラグナロクになぞらえてそう名付けた、血と憎悪にまみれた百年以上前の事件が、レネを地上最後の氷の精霊の末裔にした。
「レネ。面白いものを見つけたのですよ。それをあなたに教えたくてね」
「今度でもいいだろう。俺は見ての通り、この森のモンスター退治で疲れている」
それほど疲れている表情をしていなかったが、レネは今日はもう動きたくないとばかりに剣の鞘を撫でた。
「おや、貴方が疲れるなんて、年ですかね?」
クスクスと、肩まである黒髪を揺らして、エルケイルの瞳が鈍く光った。
それから、黒いマントを払って、彼は声なく喉の奥で笑った。
「ラグナロクの遺物―――こう言っても、興味をもちませんか?」
「ラグナロクの?兵器の残骸か何かでも見つけたのか?」
レネにとって、「ラグナロク」関係のものは見過ごせないものだ。もう稼働している兵器はないが、ラグナロクに関わった科学者を何人も自らの手で始末した。
自分が氷の精霊の末裔であると、レネはサトラ村での惨劇で、知りたくもなかったのに、悟らされてしまった。
人が同胞ではないのなら、氷の精霊という同胞を求めたレネが知ったのは、不吉であるからと、その理由だけで「ラグナロク」戦役によって殺された、氷の精霊たちの存在。
そして、死ぬこともできぬ己の呪われた血。
「おやおや。目の色が変わりましたね」
エルケイルの指摘通り、氷の色を湛えた静謐なレネの瞳が、空を見上げていた。
彼は、よく空を見上げる。その空と同じ瞳、そして空の色を孕んだ髪を持つ、それ故だろうか。
「この森を抜けた先に、遺跡があるのですよ。恐らくラグナロクに関係あるかと。そこに面白いものを見つけました。興味があるなら、一緒に行きますか?」
「………レイツァも連れていく」
「そうこなくては」
エルケイルは、秀麗な顔でレネと同じように空を仰いだ。それから恰好つけるように黒いマントを広げてそれを払い、手を広げた。
「リー・シー・アルベルク。きたれ聖なる者よ。ラーフリエル(標的召喚)」
エルケイルは、上級妖魔の血を取り入れたことで、魔法を使えるようになった。
エルケイルが使ったのは上級の召喚魔法。あるターゲットを絞り込んで、その場に召喚するというもの。
本来なら、儀式が必要なものを、それらを全て省いて呪文だけで召喚を促す。
人の世界に交じって生きていくために、レネは自らその色を捨て去った。
髪を染めるのではなく、自らの魔力で色を変化させた。
そして無意味に、魔力を暴走させ人を傷つけることがないようにと、名のある魔法士が作り出したチョーカーを首にしている。
そのチョーカーは未知の金属、ミスリルでできいるため、容易に壊れることはない。
チョーカーの先には、魔力封印の魔石。
黒曜石に似ているその魔石は、時折オーロラ色に反射光によって色彩を変える。
細工も素晴らしく、大層な代物だ。
レネがいくら稼いだところで、手に入れることのできぬ、王侯貴族が所有するべき宝である。
それをレネは誰かに与えられたわけではない。所持者はそれを造った魔法士ではなく、傍若無人で毎夜毎夜、町の美しい少年少女を拉致し、欲望のままに犯しそして殺し、その血肉を貪る大貴族のものであった。
傭兵稼業をしていた時の裏の仕事―――暗殺に携わっていたレネは、自らを囮にして、この大貴族の首を取った。
法では裁けぬ者、依頼された者を屠る。レネは、今でもその仕事を続けている。
これは、レネが見つけた天性の職のようなものだろうか。
その名さえ忘れた大貴族を暗殺した時、同行した暗殺者(アサシン)が、宝物庫から少しばかり宝物を拝借した。
どうせ腐った金は、そのままその国の王族のものになるだけで、市民に戻ることはない。
その時に見つけた、魔力封印のチョーカー。
同行者にそれだけでいいのかと嘲笑されながら、レネはそのチョーカーを手にし、自分の首につけた。
すでにその頃、レネは魔力そのものを操ることをやめていた。暗殺も傭兵稼業も、全て剣で補える。時折魔法も使う。
レネにとって、そのチョーカーは今やなくてはならぬもの。
激昂した時の魔力の迸り………人を氷の刃で切り刻むようなことは、あのサトラ村を壊滅させてからしたことはないが、未遂であったが、人を氷づけにしようとしてしまったことがある。
渦巻く魔力をコントロールできないのであれば、封印するしかない。
自分の手で操れるだけの魔力が引き出せれば、それで十分なのだから。
レネは思う。
死に場所を求めているはずなのに、彼は足掻くように必死で生きている。
滑稽極まりない、と。
「ねぇ、いこうよ」
レイツァが、レネを促す。
行き先などない、旅。いろんな土地を歩き、レイツァとレネはモンスターハントを続ける。ギルドの要望や派遣要請などは全て無視だ。
気が向いた時にモンスターを屠り、土地を移動する。
それでもモンスターハントを続ける限り、ギルドからは報酬金が出るし、首になることはない。
死と隣合わせのモンスターハント稼業など、好んでする輩は、傭兵あがりの者が多く、人手の不足も最近は深刻になっている。
「あ………」
びくりと、レイツァが動揺した。
がさりと、近くにあった茂みが動いた。何かの動物かと思ったが、一瞬迸った殺気に、その先に誰がいるのか察したらしい。
「エルケイル……」
蒼の剣士は、腰に帯刀した剣を抜刀する前に、その名を呼んだ。
がさりともう一度大きな音を立てて、緑が揺れた。
今、レネとレイツァがいる場所は町から離れた森の入口。
この森に巣食うという、モンスターの大群を二人で壊滅してきた帰り道だった。
レイツァは、早く宿をとって全身にこびり付いたモンスターの体液を洗い流して、さっぱりしたいと顔に書いてあったのに、こいつは苦手だとばかりに、顔を顰めた。
青白い顔のレイツァを庇うように、レネは銀の長い髪を風に翻して、彼女を後ろに庇った。
レイツァの真っ赤に燃える炎の髪と交じ
りあって、それは言いようもない美しさを太陽の光の下に煌めかせる。
レネは、人に見られても平気なように、自ら蒼銀という色を捨て去った。それでも、瞳に宿る氷の青は健在で。
「エルケイル……遊んでいないで出てきたらどうだ」
氷のように冷たいレネの声が、風に乗って森の奥へ奥へと、さざめきと入り混じって消えていく。
「おやおや。そんなに、邪見にされる覚えはありませんが」
茂みから出てきたのは、スラリと背の高い青年だった。漆黒の衣装に身を包み、黒いマントを羽織っていた。
全身を黒に彩られた中、瞳の翠が鮮やかだった。
全身から漲る静けさ………それは、殺気に似ていたが、慣れているレネが感じるものは、他者を圧倒する強者のもつものであった。
「レイツァ、そんな顔しなくてもいいだろう」
「無理!ボク、先に町に戻ってるからね!」
レイツァは編みこまれた緋色の髪を翻して、レネとエルケイルという青年を置いて走り去っていく。
「やれやれ。あのお嬢ちゃんには嫌われたものですね」
エルケイルという名の青年は、自らの体を黒マントで包み込み、優しそうなその面を崩さずに、にこりと笑んだ。
レネにとっては、切っても切れない仲ともいえる、青年だ。
暗殺を担うアサシンどもを抱えた、組織の青年。暗殺だけでなく、妖魔討伐もする、レネも名を連ねるその組織が、表だって社会の中に浮かぶことはない。
全ては黒い、闇の結社。世界の裏にある、そんな存在。
モンスターハントギルドや傭兵ギルドが決して手出ししない妖魔を討伐することは、一見すると世界にとって良いことのように見える。
だが、今の時代の妖魔たちは、人との調和を果たし、人の敵ではない。
それでも妖魔を狩るのは、妖魔の血が人にとって一時ではあるが、不老をもたらしてくれるからだ。
確かに、妖魔の中には人を虐殺し、その血肉を食らう輩もいる。だが、その数は昔に比べて圧倒的に少数だ。
やがて闇の結社に狩られると分かってまで、人を殺す妖魔は、人の手には負えない者。
闇の結社に所属する者の殆どが、曰くつきばかりだ。
中には妖魔の血を自ら取り入れ、自ら人を超えてしまった者もいる。
エルケイルもその一人。
上級妖魔の血を取り込んだ、人であって人ではない者。
レネの友人であるレイツァは、エルケイルが大嫌いだ。
その体に残る、僅かな人や妖魔の死臭に気づいているのだろう。
レイツァの極度のエルケイル嫌い――
エルケイルの性格がいやなのだ。
エルケイルはただその手を血で染めたいという、欲求のためだけに人を殺す時がある。
レネは、エルケイルが人を殺すことを止めることは殆どない。
年端もいかぬ子供を惨殺したエルケイルを、黙ってただ隣で見ていることもある。
彼が殺す者の殆どが、人としての屑や、妖魔に脳をやられた者であることも理由の一つであるが。だが、妖魔に脳を侵食された場合、正しき治療を聖職者から受ければ元に戻る可能性もある。
だが、レネは正義の番人でもなければ、善人というわけでもない。
エルケイルの好きにさせている。
レネにとって、全てが時の流れの中のものに過ぎない。ただ、その流れゆく砂の中で大きなものは「ラグナロク」
「ラグナロク」とは。
人が神の領域を侵し、霊子学エネルギーを用いた兵器で、氷の精霊を虐殺した一連の事件の名称である。
兵器を操り開発した科学者たちは、神の力をもつ邪悪な氷の精霊を殺したのだからと、神々の争いの神話のラグナロクになぞらえてそう名付けた、血と憎悪にまみれた百年以上前の事件が、レネを地上最後の氷の精霊の末裔にした。
「レネ。面白いものを見つけたのですよ。それをあなたに教えたくてね」
「今度でもいいだろう。俺は見ての通り、この森のモンスター退治で疲れている」
それほど疲れている表情をしていなかったが、レネは今日はもう動きたくないとばかりに剣の鞘を撫でた。
「おや、貴方が疲れるなんて、年ですかね?」
クスクスと、肩まである黒髪を揺らして、エルケイルの瞳が鈍く光った。
それから、黒いマントを払って、彼は声なく喉の奥で笑った。
「ラグナロクの遺物―――こう言っても、興味をもちませんか?」
「ラグナロクの?兵器の残骸か何かでも見つけたのか?」
レネにとって、「ラグナロク」関係のものは見過ごせないものだ。もう稼働している兵器はないが、ラグナロクに関わった科学者を何人も自らの手で始末した。
自分が氷の精霊の末裔であると、レネはサトラ村での惨劇で、知りたくもなかったのに、悟らされてしまった。
人が同胞ではないのなら、氷の精霊という同胞を求めたレネが知ったのは、不吉であるからと、その理由だけで「ラグナロク」戦役によって殺された、氷の精霊たちの存在。
そして、死ぬこともできぬ己の呪われた血。
「おやおや。目の色が変わりましたね」
エルケイルの指摘通り、氷の色を湛えた静謐なレネの瞳が、空を見上げていた。
彼は、よく空を見上げる。その空と同じ瞳、そして空の色を孕んだ髪を持つ、それ故だろうか。
「この森を抜けた先に、遺跡があるのですよ。恐らくラグナロクに関係あるかと。そこに面白いものを見つけました。興味があるなら、一緒に行きますか?」
「………レイツァも連れていく」
「そうこなくては」
エルケイルは、秀麗な顔でレネと同じように空を仰いだ。それから恰好つけるように黒いマントを広げてそれを払い、手を広げた。
「リー・シー・アルベルク。きたれ聖なる者よ。ラーフリエル(標的召喚)」
エルケイルは、上級妖魔の血を取り入れたことで、魔法を使えるようになった。
エルケイルが使ったのは上級の召喚魔法。あるターゲットを絞り込んで、その場に召喚するというもの。
本来なら、儀式が必要なものを、それらを全て省いて呪文だけで召喚を促す。
新しい
新しく打ってる小説、はっきりいって意味不明。
現在のところ激しく意味不明。どんな物語にしたいのかも不明。
普通のファンタジーにしようと思って、いつもの如く異世界トリップになりそうだ。むしろギャグがないとやっていけないようだ。
3章、蒼の剣士(プロローグ、2章は携帯サイトにて公開しています)
あれから、どの位時が経っただろう。そう、もう気が遠くなるような程の時間。
氷の精霊の血は、レネを呪縛し続けた。不老不死に近いのだ。
レネは、17歳の姿のまま年を経ることがなくなり、老化は完全に止まってしまった。
隠れるように、人里離れた場所に住んだりもした。死にたいと傭兵になり、戦場に身を何度も置いた。何度も死んだ、はずだった。人間なら、とっくに死んだ傷を受けて、心臓を貫かれても、頭を潰されても傷は癒えてまた蘇る。
そんなことを、もう100年以上繰り返しただろうか。
氷の精霊がまだ生きている。人々がそう噂をしだしたのは、ここ数年のことだ。また冬が一段と厳しくなってきて、北の国では半数以上の民が凍死もしくは餓死したらしい。
薄い空を見上げて、レネは帯刀していた剣を撫でた。もう何十年も使っている愛刀だ。
世界は今日も冷酷に、日々を彩り、また明日がやってくる。また次の日も、次の日も。
「おい、蒼の剣士!」
名ではなく、すでに渾名となってしまったその音色を聞いて、レネは地面から顔を上げた。ついでに、空を見上げる。
子供の頃―――といっても、外見では未だに子供だが。あの頃は、よく夜空を見るのが好きだった。
あの頃の癖が抜けていないのか、未だにこうして空を見上げる。
透き通った、蒼い空。
自分の瞳の色と同じだと、流れていく雲を見上げた。
「こら、無視するな!」
名を呼んできたのは、ここ数年で友人となった人間の少女だ。少女といっても、18歳なのでそろそろ女性と呼ぶべきだろうか。
童顔な顔を彩る髪は赤。燃えるような、炎の色。揺らめく瞳は燃え終わった後の灰。
「無視すんなー!ボクの話を聞けーー!」
その少女、レイツァは、レネの周囲をぐるりと回って、染めた頬を隠しもせずにまくしたてる。
自分のことを、ボクという少しボーイッシュな変わった子だ。
年が経っても年齢を重ねようとしないレネの外見を気にすることなく、レネに接触してくる。
「レイツァ何かようか?」
レネの恐ろしい程に整った顔が、その唇が吐息が、触れそうなくらいに近づいて彼女は悲鳴をあげた。
「ぎゃーー!!」
レイツァは、赤い髪を振り乱して、伸びてきたレネの手を叩き落とした。
「そういう真似、やめろって!誤解されるからー!」
レイツァは、真っ赤になって言い繕う。
「誤解?何が?俺が何かしたか?」
レネは、自分より少し背の低いレイツァの頭を、あの頃より少し大きくなった手で撫でる。
「早くもっと強くなれ。そして俺を殺してくれよ」
「またそういうこという!」
レイツァは、三つ編みの赤い髪を風に遊ばせて、頬を膨らませた。
子供っぽい仕草がとても似合っていて可愛らしいと、レネは思う。
レネが、自傷行為のような傭兵稼業を止めて、人の町で住むようになって、知り合った、ギルド所属の少女だ。
ギルドといっても、前に所属していた傭兵ギルドではなくモンスターハントギルドである。どのみち、レネが死と隣り合わせになるかもしれない場所に今も身を置いていることに変わりない。
「今日も……行ってたの?」
「ん。ああ」
経った年月の分だけ大人びた口調になったレネは、懐かしそうにまた空を仰いだ。
「愛した人に、会いに」
「まだ愛してるの?」
レネは、レイツァと落ち合う前に、一人でサトラ村を訪れた。そして、そこで亡き母であったマーレシアの墓に花を添えた。
「ああ、まだ。きっと、これからも。最初で最後だろうから。俺を愛してくれた人は」
「悲しいこというなよ……」
レイツァは、足元の石を蹴る。
「また、誰かを好きになって愛するかもしれないだろ?」
「ああ―――そうだな」
その時は、死ぬときだ。
誰かを愛した時、それは死ぬ時。愛することで死ぬことができるのもいいが、愛されて死ねるならいっそ本望だ。
┌(。Д。)┐
初代アサスズさんが亡くなられてもうだめだと嘆いておりました。
父親の仕事関連のお人から、野生では生きていけない雀さんをもう世話できないということで、譲り受けることになりました。
自分の人生削ってがんばって育てます。
更新のお知らせ
TOPを更新したんですけどWEB上で反映されません┌(。Д。)┐
更新といっても小説かいてるよ~ってだけのお知らせなのでサイトそのもの(本館?)に新しいイラストがとか、そういうお話じゃないんですがね。
更新とまっているのに60~90前後のアクセスがずっとあるのはありがたいような、申し訳ないような。
もうどうなのってかんじですけど。
シャナの欠片Ⅱのほうを改稿と、続きを書こうかと。
風のウィザードの続きも放置してる。
シャナの夢は改稿途中でとまっている。
ペットショップにいったら、十姉妹のメスが、同じ籠の文鳥さんに踏みまくられて、つい店員さんに知らせておきました。
明日専門の方がくるそうなので、籠別々にされるっぽい。
あとからやってきた子は、やっぱりいじめられることが多いそうです。
ちなみに昨日の記事はもう自分でもどんよりするので消しました。━━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━━
今度お墓詣りにでもいこうかと思います。
家族だもんな、ペットも。
父親の仕事関連のお人から、野生では生きていけない雀さんをもう世話できないということで、譲り受けることになりました。
自分の人生削ってがんばって育てます。
更新のお知らせ
TOPを更新したんですけどWEB上で反映されません┌(。Д。)┐
更新といっても小説かいてるよ~ってだけのお知らせなのでサイトそのもの(本館?)に新しいイラストがとか、そういうお話じゃないんですがね。
更新とまっているのに60~90前後のアクセスがずっとあるのはありがたいような、申し訳ないような。
もうどうなのってかんじですけど。
シャナの欠片Ⅱのほうを改稿と、続きを書こうかと。
風のウィザードの続きも放置してる。
シャナの夢は改稿途中でとまっている。
ペットショップにいったら、十姉妹のメスが、同じ籠の文鳥さんに踏みまくられて、つい店員さんに知らせておきました。
明日専門の方がくるそうなので、籠別々にされるっぽい。
あとからやってきた子は、やっぱりいじめられることが多いそうです。
ちなみに昨日の記事はもう自分でもどんよりするので消しました。━━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━━
今度お墓詣りにでもいこうかと思います。
家族だもんな、ペットも。
パシーン(^ω^⊂彡☆)) ω )・;'.、 = ◔ ◔
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=arialira&BookId=31
ええと新しくうちはじめた小説ですね。
下にあるプロローグの続きで、前にかいた小説の出だしをいれてます。
まだ31Pしかありませんが。
蒼の剣士の章を思いっきりかえて改稿するとおもいますが、
蒼の剣士の章3Pしかないしww
ええと新しくうちはじめた小説ですね。
下にあるプロローグの続きで、前にかいた小説の出だしをいれてます。
まだ31Pしかありませんが。
蒼の剣士の章を思いっきりかえて改稿するとおもいますが、
蒼の剣士の章3Pしかないしww
(>'A`)>ア゙ー!!
なんか厳選サイトとして紹介したのでつきまして相互リンクを・・・7月23日のメール。
ずっとよんでなかったので対応もできずに削除されてました。
小説サイトとして厳選されたって嬉しいけど削除されてるしもう放置の方向で。
忍者ツーツR18違反の警告メールきてた(>'A`)>ア゙ー!!
R18内容OKなサイトアドレスに移転するしかないのかもしれない。
7日以内に対処しないと削除どうたらとかいてあったメールがきたのは6月
放置しまくってるんでとりあえず移動準備だけしときます。
ずっとよんでなかったので対応もできずに削除されてました。
小説サイトとして厳選されたって嬉しいけど削除されてるしもう放置の方向で。
忍者ツーツR18違反の警告メールきてた(>'A`)>ア゙ー!!
R18内容OKなサイトアドレスに移転するしかないのかもしれない。
7日以内に対処しないと削除どうたらとかいてあったメールがきたのは6月
放置しまくってるんでとりあえず移動準備だけしときます。
プロローグ
斜陽に傾く空を彩る光に染まって、農作業を終えた労働者たちが、足に絡む雑草を手ではらって歩きだし、少し離れた広場に集まった。
「今日はここまでだ。麦の刈り取りも大変だが、今年は例年以上の豊作だ。明日もがんばろうぜ」
一人の年若い若者が、農具を地面において、水を飲み干す年配の者たちに励ましの声をかける。
「おお、今年は本当にいい麦が育ったものだ」
「これだけあれば、税の分を納めても大分ある。麦を金に換えて、少しばかりの贅沢もできそうだ」
「ははは、だが近隣の村の飢饉にも備えないとな。備蓄するにこしたことはない。10年前にこの村に飢饉が起こった時も、助け合ってなんとかしのいだんだ。領主の助けより、近隣の村の助けのほうが確実だ」
「そうだな。おい、帰ったら一杯飲もうぜ」
「それもいいな」
「ほどほどにな」
笑い声が、茜色の空の下に木霊した。
麦の刈り取り作業という重労働に、男だけでなく女子供も、朝からずっと働いていたが、流石に地平線に太陽が沈もうとしている時間だ。
家事もある女たちは引きあげ、子供も腹をすかせて先に村に戻ってしまった。
残った男たちは、農具を手に村へと帰路へついていく。
「レネ、お前も帰っていいぞ」
同じ村の青年が、レネという名の少年に冷たく言い放つ。
レネは全身に汗をかいて、呼吸するのも億劫そうだった。刈り取った麦を束ねて、牛が引く荷車に乗せていく重労働をたった一人で押し付けられた。
昼食の差し入れもなく、水を飲むことさえも許されなかった。無論、他の農夫たちのように休憩することもできない。
ただただ、身を粉にするように働き続ける。まるで、奴隷のように。
いや、レネはこのサトラ村では、唯一の保護者であるマーレシア以外からは、奴隷のような仕打ちを受けるのが当たり前で、むしろ村の者から優しく扱われたことなど一度もなかった。
同じ年頃の少年少女は、まだレネと同じ子供だ。農業や牛の放牧といった仕事をしながらも、決まった曜日は仕事を免除され、村にあるただ一つの教会に通い、そこで神父から勉学を学ぶ。そしてレネにはない、週に一度の休みを子供たちは与えられていた。
レネには、学ぶことさえ許されず、村を無断で出ることも許可されていなかった。
サトラ村の大人たちの冷徹な視線と、奴隷のように扱われるのが当たり前の境遇で育った。
同じ子供はレネと遊ぶことを禁じられ、レネに石を投げたりして彼をいじめる輩も多い。
「今日はここまでだ。麦の刈り取りも大変だが、今年は例年以上の豊作だ。明日もがんばろうぜ」
一人の年若い若者が、農具を地面において、水を飲み干す年配の者たちに励ましの声をかける。
「おお、今年は本当にいい麦が育ったものだ」
「これだけあれば、税の分を納めても大分ある。麦を金に換えて、少しばかりの贅沢もできそうだ」
「ははは、だが近隣の村の飢饉にも備えないとな。備蓄するにこしたことはない。10年前にこの村に飢饉が起こった時も、助け合ってなんとかしのいだんだ。領主の助けより、近隣の村の助けのほうが確実だ」
「そうだな。おい、帰ったら一杯飲もうぜ」
「それもいいな」
「ほどほどにな」
笑い声が、茜色の空の下に木霊した。
麦の刈り取り作業という重労働に、男だけでなく女子供も、朝からずっと働いていたが、流石に地平線に太陽が沈もうとしている時間だ。
家事もある女たちは引きあげ、子供も腹をすかせて先に村に戻ってしまった。
残った男たちは、農具を手に村へと帰路へついていく。
「レネ、お前も帰っていいぞ」
同じ村の青年が、レネという名の少年に冷たく言い放つ。
レネは全身に汗をかいて、呼吸するのも億劫そうだった。刈り取った麦を束ねて、牛が引く荷車に乗せていく重労働をたった一人で押し付けられた。
昼食の差し入れもなく、水を飲むことさえも許されなかった。無論、他の農夫たちのように休憩することもできない。
ただただ、身を粉にするように働き続ける。まるで、奴隷のように。
いや、レネはこのサトラ村では、唯一の保護者であるマーレシア以外からは、奴隷のような仕打ちを受けるのが当たり前で、むしろ村の者から優しく扱われたことなど一度もなかった。
同じ年頃の少年少女は、まだレネと同じ子供だ。農業や牛の放牧といった仕事をしながらも、決まった曜日は仕事を免除され、村にあるただ一つの教会に通い、そこで神父から勉学を学ぶ。そしてレネにはない、週に一度の休みを子供たちは与えられていた。
レネには、学ぶことさえ許されず、村を無断で出ることも許可されていなかった。
サトラ村の大人たちの冷徹な視線と、奴隷のように扱われるのが当たり前の境遇で育った。
同じ子供はレネと遊ぶことを禁じられ、レネに石を投げたりして彼をいじめる輩も多い。
( ゚Д゚)
夏ですね。
変わらず何もしていません。
絵はたまにラフだけかいてます。
きりはたくん。夏の盆に遊びにくるときはぜひご一報ください。
途中のままほうってある携帯サイトの小説をまた一部削除してまたかきなおすか、続き書こうかと思案中。
よいねたがないのです。
変わらず何もしていません。
絵はたまにラフだけかいてます。
きりはたくん。夏の盆に遊びにくるときはぜひご一報ください。
途中のままほうってある携帯サイトの小説をまた一部削除してまたかきなおすか、続き書こうかと思案中。
よいねたがないのです。
パシーン(^ω^⊂彡☆)) ω )・;'.、 = ◔ ◔
なんかもういつでも閉鎖できるような休止状態。
たまに日記だけ書く人。
文鳥はヒナのまま逝ってしまい、今日はこさんのハムスターもふもふが逝こうとしている。
2年近くいきているので寿命です。
ジルフェさんが先に天に召されたけれど、後を追うような状況です。
夏まで生きるかなーと思ったけれど無理だったようだ。明日墓をつくりにいこう。きっと朝には天に召されているだろう。
雀のアサスズさんは元気。変わらず俺が飯食わせてるけど。病気もなおってよいかんじ。
ケージが一つあく。新しいのを買うという手もあるだろうが。
ハムはかわいいしかいやすいけど寿命が短いからね。
パシーン(^ω^⊂彡☆)) ω )・;'.、 = ◔ ◔
今はまだ泣いてないけど、墓つくるときぼろなきするだろう。
みんな先立ってしまう、悲しいものだ
たまに日記だけ書く人。
文鳥はヒナのまま逝ってしまい、今日はこさんのハムスターもふもふが逝こうとしている。
2年近くいきているので寿命です。
ジルフェさんが先に天に召されたけれど、後を追うような状況です。
夏まで生きるかなーと思ったけれど無理だったようだ。明日墓をつくりにいこう。きっと朝には天に召されているだろう。
雀のアサスズさんは元気。変わらず俺が飯食わせてるけど。病気もなおってよいかんじ。
ケージが一つあく。新しいのを買うという手もあるだろうが。
ハムはかわいいしかいやすいけど寿命が短いからね。
パシーン(^ω^⊂彡☆)) ω )・;'.、 = ◔ ◔
今はまだ泣いてないけど、墓つくるときぼろなきするだろう。
みんな先立ってしまう、悲しいものだ